★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

四字熟語の失敗

2023年02月22日 17時35分16秒 | 徒然(つれづれ)
 酒席での会話や雑談などに、さりげなく四字熟語を入れると知性が滲むものだ。
 誰もが知っているような四字熟語ではなく、あまり聞き慣れないやつが効果的だ。

 ほとんどは聞き流されるが、それでも相手には微妙にインパクトを与えられるものだ。
 たまにその意味を尋ねられたら、その時はドヤ顔を抑えながら説明すればいい。

 逆に、失敗のケースもあるので気をつけられたい。
 生半可に覚えた四字熟語を、間違って言って、それを指摘された時だ。
 自分ではその意味をわかっているのだが、うろ覚えだったり、言い間違えたりした時だ。

 以下に私の実例を列挙する。
 当然、熟語の意味は知っている。

 〇時期尚早→✕時期早尚(言い間違い)
 〇当意即妙→✕即意当妙(うろ覚え)
 〇明鏡止水→✕鏡明止水(うろ覚え)
 〇隔靴掻痒→✕隔靴痒掻(言い間違い)
 〇二律背反→✕背反二律(うろ覚え)
 〇喧喧囂囂→✕喧喧諤諤(言い間違い)

 四字熟語を使う時は、一度、頭の中やスマホで確認して、発することをお勧めする。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャッツアイ

2023年02月22日 12時16分20秒 | 徒然(つれづれ)
 夏目漱石の代表作「吾輩は猫である」。
 言わずと知れた日本文学の名作だ。

 しかしなんで猫だったのだろう。
 単に漱石が猫派だったからか。

 いやいや文豪ともあろうもの、そんなに単純な理由ではないだろう。
 人間目線ではありふれているのはわかる。

 動物園にいる動物は、身近にいないからだめだろう。
 昆虫や植物などは奇をてらい過ぎるし、無生物では突飛すぎる。
 十二支だと犬以外は適任ではない。

 では、犬ではだめだったのだろうか。
 犬は人につき、猫は家につく、と言われるので、犬目線のほうがもっと読者の共感を呼んだかもしれない。

 それをあえて猫にしたのは、あのような風刺的な物語には、犬より猫のほうが性格的に合っているからだろう。
 それは取りも直さず、漱石自身のシニカルやアイロニカルな性格の一端を表しているのだろう。

 いずれにしても、漱石が猫目線で書いたことにより、それ以外の動植物目線での小説は「吾輩は猫である」の二番煎じになるので、もはや誰も書けない。
 それこそが「吾輩は猫である」が、日本文学の金字塔のひとつである所以だ。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生ってさ

2023年02月22日 08時47分50秒 | 徒然(つれづれ)
 この歳になると、終活とかエンディングノートの作成などを始めた連中もいるようだ。
 人生を総括、あるいは振り返る年頃なのだろう。
 人それぞれに大なり小なり、今までの人生は山あり谷ありで、いろいろ思い出や記憶に残る出来事があったことだろう。

 そもそも人生ってなんだろう。
 歌の文句に言われる。

 人生いろいろ。
 人生劇場。
 人生航路。
 人生の並木道。
 傷だらけの人生。
 人生楽ありゃ苦もあるさ。
 人生が二度あれば。
 わが人生に悔いはなし。

 どれもそれなりに含蓄があるが、どれもイマイチ自分とシンクロしない。
 人生はなんで人生なんだろう。
 人によっては、人世、人聖、人性、人政、人征、人制、などでもよかったのではないか。
 
 私にとっての人生とは?
 その答えはなかなかまとまらない。

 単なる今まで生きてきた過程の記憶、と言ってしまっては身も蓋もない。
 たぶん死の床についた時に、走馬灯やフラッシュバックのように、意味を持って蘇ってくるのかもしれない。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする