昔、過去、レトロ、郷愁、ノスタルジー・・・懐かしさを醸し出す表現はいろいろある。
昭和29年生まれの私の年代だと、リアルタイムだった昭和という時代も、今やノスタルジーの範疇になった感がある。
昭和の時代は元年から64年まであり、日本の元号史上最も長い、実質62年14日の期間続いた元号だ。
その昭和も戦前、戦中、戦後で時代は激変したし、20年代、30年代という10年スパンでも世の中は目まぐるしく変化した。
懐かしさを語る上では、やはり人それぞれの、物心ついてから現在までの体験が大きく影響するだろう。
私でいえば、懐かしさを感じるのは、昭和30年代から40年代の風俗や風景だ。
私より20年あとに生まれた世代にとっては、昭和50年代や平成の初期を懐かしく感じることだろう。
インターネット上には、昭和の時代を懐かしむグループが数多あり、その風俗や風景の写真がワンサカ溢れている。
半分くらいは、撮影された年が表記されているけど、あとの半分はそれがない。
撮影年表記があるほうが、当時の記憶とシンクロさせて、その懐かしさに感情移入しやすいものだ。
昭和の懐かしさを語るのであれば、昭和30年代、40年代、50年代と年代を区切ってもらうとありがたい。
昭和20年代生まれの人間と40年代生まれの人間では、懐かしさの対象も異なると思うので、話がイマイチ噛み合わないこともあるだろう。
また、私が生まれる以前のものは、学校で習った歴史というくくりに入ってしまい、遠い昔の一場面というだけで、懐かしいという感情はなかなか起こらない。
要は、その時代と私との間に共有、共感するものがないのだ。
懐かしさは、自分が過去に見たもの、体験したものを、現在改めて見て、喚起されるものだ。
ネットにアップされている過去の風景は、東京や大阪、京都などメイン都市の写真が多く、それらの街に縁がある人間にしか、本当の意味での懐かしさは起こらないだろう。
幸いにも、学生時代を京都で過ごし、大阪に住み着いて40年になる私は、当時そこにいなくても、同じ空の下にいたというだけで、京都や大阪の過去の写真を懐かしく感じることができる。
夢の中では何度も過去に行っているけど、そこが過去という認識はなく、現実と捉えているので、懐かしさは感じない。
もし、タイムスリップして、昭和30年代や40年代の京都や大阪に行けたら、そしてそこが過去の世界と認識できたら、震えるほどの懐かしさに包まれることだろう。
昭和29年生まれの私の年代だと、リアルタイムだった昭和という時代も、今やノスタルジーの範疇になった感がある。
昭和の時代は元年から64年まであり、日本の元号史上最も長い、実質62年14日の期間続いた元号だ。
その昭和も戦前、戦中、戦後で時代は激変したし、20年代、30年代という10年スパンでも世の中は目まぐるしく変化した。
懐かしさを語る上では、やはり人それぞれの、物心ついてから現在までの体験が大きく影響するだろう。
私でいえば、懐かしさを感じるのは、昭和30年代から40年代の風俗や風景だ。
私より20年あとに生まれた世代にとっては、昭和50年代や平成の初期を懐かしく感じることだろう。
インターネット上には、昭和の時代を懐かしむグループが数多あり、その風俗や風景の写真がワンサカ溢れている。
半分くらいは、撮影された年が表記されているけど、あとの半分はそれがない。
撮影年表記があるほうが、当時の記憶とシンクロさせて、その懐かしさに感情移入しやすいものだ。
昭和の懐かしさを語るのであれば、昭和30年代、40年代、50年代と年代を区切ってもらうとありがたい。
昭和20年代生まれの人間と40年代生まれの人間では、懐かしさの対象も異なると思うので、話がイマイチ噛み合わないこともあるだろう。
また、私が生まれる以前のものは、学校で習った歴史というくくりに入ってしまい、遠い昔の一場面というだけで、懐かしいという感情はなかなか起こらない。
要は、その時代と私との間に共有、共感するものがないのだ。
懐かしさは、自分が過去に見たもの、体験したものを、現在改めて見て、喚起されるものだ。
ネットにアップされている過去の風景は、東京や大阪、京都などメイン都市の写真が多く、それらの街に縁がある人間にしか、本当の意味での懐かしさは起こらないだろう。
幸いにも、学生時代を京都で過ごし、大阪に住み着いて40年になる私は、当時そこにいなくても、同じ空の下にいたというだけで、京都や大阪の過去の写真を懐かしく感じることができる。
夢の中では何度も過去に行っているけど、そこが過去という認識はなく、現実と捉えているので、懐かしさは感じない。
もし、タイムスリップして、昭和30年代や40年代の京都や大阪に行けたら、そしてそこが過去の世界と認識できたら、震えるほどの懐かしさに包まれることだろう。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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