★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

本当に美味しいもの

2024年07月24日 10時12分46秒 | 徒然(つれづれ)
 誰しも好きな料理や食べ物があるだろう。

 遠出してでも、行列に並んでも食べたいという料理もあるだろう。
 三日にあげずでも食べたい料理もあるだろう。

 でも、本当にそれは美味しいのか。

 試しに、満腹時にそれを食べて美味しいと言えるだろうか。
 中には、別腹とかで、美味しいと言う人間もいるだろうけど、ほとんどの人間は美味しいと感じないだろう。

 それは美味しいという感覚には、空腹という要素が大きく影響するからだろうね。
 空腹の時には、嫌いなもの以外、何を食べてもそこそこ美味しいと感じるものだ。
 空腹は一番の調味料、あるいはご馳走と言われる所以だね。

 逆に、嫌いなものは、いくら空腹であっても、美味しいとは感じないものだ。
 嫌いなものを美味しいと感じるのは、年月、要は加齢によるところが大きい。

 子供の時や、若い時に嫌いだったものが、歳をとったら美味しいと感じることは少なくない。
 私も、子供の頃嫌いだった、刺身や豚肉、茄子や玉ねぎなどを今食べると美味しいと思う。

 味覚は年齢によっても変わってくるようだ。
 それでも、空腹という調味料には勝てないよね。

 一度、自分が美味しいと思うものを満腹時に食べてみるといい。
 それでなお、美味しいと思えるものこそ、本当に、美味しい、自分が好きなものだろう。

 今の私には、残念ながらそんなものはないんだよね。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする