★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

世界規模のシステム障害

2024年07月20日 13時21分15秒 | 徒然(つれづれ)
 当ブログで、昨日、一昨日に懸念していた、世界規模のシステム障害が現実に発生した。
 先見の明を自慢するつもりはないけど、起こるべくして起こった事象だろう。

 ウインドウズ系のセキュリティ・ソフトの更新作業時に、システムエラーが発生し、それが世界規模のシステム障害に拡大したという。
 アメリカの主要航空会社の便は、現在も運航を中止しているようだ。

 全世界のパソコンOSの70%を占めるウインドウズの20%に、今回問題となった「クラウドストライク」のセキュリティ・ソフトがインストールされているという。
 今さらながらに、大企業におけるウインドウズの寡占状態が浮き彫りになった。
 そしてそのセキュリティ・ソフトが、クラウドストライク1社に集中していることが明らかになった。

 ウインドウズを導入している大企業は、システム障害の復旧に当たっては、自社での対処はお手上げ状態で、マイクロソフトに頼りきりだ。
 まさに、極端な話、一民間企業のマイクロソフトが、世界の基幹システムを一手に握っている状態だ。

 もし、その上層部に悪意ある集団が生まれたら、世界の覇権は簡単に奪われるのではないだろうか。
 頻発する世界規模のシステム障害は、その予行演習?と疑ってしまうのは私の思い過ごしだろうか。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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夜行列車の旅

2024年07月20日 10時50分02秒 | 徒然(つれづれ)
 大学時代、京都から九州の辺境までの帰省は、もっぱら夜行列車だった。
 それも料金の安いボックス席の夜行急行だ。
 まだ山陽新幹線が岡山までしか開通しておらず、また、貧乏学生には寝台特急は高すぎるので、各駅停車以外で一番安い夜行急行「阿蘇」を利用していた。
 
「阿蘇」は名古屋発熊本行なので、京都は途中停車駅だったんだよね。
 京都発午後9時半で、私の乗り換え駅、博多に翌朝の9時半に到着する、丸半日の夜行列車の旅だ。

 帰省はシーズンオフを狙っていたんで、途中乗車でも自由席はガラガラだった。
 同じ車両には、数えるほどの乗客しかいなくて、4人掛けのボックス席をひとりで占領できた。

 京都駅で買った駅弁を食べ終え、当時は電車内で喫煙できたんで、煙草を一服すると、やることもなくなるんだよね。
 今だったら、ビールや酎ハイでも飲んで、酔いにまかせて寝られるけど、当時はまだ酒飲みではなかったんで、アルコールは持ち込んでなかった。

 まだウォークマンもない時代で、暇を潰すには読書しかなかった。
 そのために、当時のサブカル雑誌「宝島」を携帯していた。
 それで2、3時間は時間が潰せた。

 電車の窓には、自分の顔が他人のように映っていた。
 車窓の暗闇を、時折、電信柱の街路灯や自販機の灯りが通り過ぎてゆく。
 このまま永遠に、そんな時間が続いていくような錯覚に陥ったものさ。

 まるで昔の日活映画の、北へ旅する渡り鳥のような、やるせない気分が好きだったね。
 なんとなく郷愁という言葉が似つかわしい、夜行列車の旅だったなあ。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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