★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

懐かしのプラモデル

2025年01月20日 10時30分45秒 | 徒然(つれづれ)
 出来合いというか、完成品のオモチャから、自分で組み立てるプラモデルに興味が移行したのは、小学4、5年くらいだろうか。

 既製品のオモチャでは物足りなくなり、より工作技術が必要なプラモデルにグレードアップするのは、少年への通過儀礼みたいなものだ。
 手先も器用になり、工作技術も向上して、いよいよ上級生が作っていたプラモデルへの挑戦権を得たのだ。

 1960年代半ば当時は好景気だったので、九州の辺境の田舎町にも、徒歩圏内に3軒の専業、兼業のオモチャ屋があった。
 小学生ゆえに、店に行くのはほとんどリサーチのためだ。
 店内には、精巧に縮小された戦艦大和や零戦などの高額モデルから、鉄腕アトムやエイトマンなど、比較的手ごろなフィギュアタイプまで揃っていた。

 しかし、見物料代わりに普段買うのは、50円や100円のチャチな簡易モデルだ。
 お年玉と誕生祝いで、年に2度まとまった金が入るので、その時には自分でギリギリ作れそうな難易度のプラモデルを買ったものだ。

 プラモデルで人気があったのが、戦艦や戦車、戦闘機などの軍事物だ。
 モーター付きのプラモデルは高かったし、トラブルも多そうだったので、買うのはモーター無しのものだった。
 製作したプラモデルは、母親の人形ケースの中に飾っていた。

 最後に買ったのは、中学生の時のエレキバンドのモデルだ。
 ギターやベース、ドラムセットなどが揃ったお洒落なプラモデルだ。

 その頃から、私の興味はギターや洋楽に移って行き、プラモデルを卒業した。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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