ロバート・B・チャルディーニ『影響力の武器』(誠信書房)
「なぜ、人は動かされるのか」という副題がついています。
久しぶりに分厚い本を読みました。
総ページ数450ページほど。
持ち歩くのにも重くて。
おまけに、忙しいときなのに、ねぇ。
でも、おもしろかったので一気読み。
社会心理学の本です。行動心理学と言ってもいいか。
いい「カモ」にならないために、
読んでおくといい本です。
他者から何かをもらうと、
何かを返さなくてはいけないと思ってしまう。
自分が好意を感じている(感じた)人に対して
Yesという傾向がある。
希少性のあるもの(商品、情報など)は、
価値があるものだと思いやすい。
思い当たること、ありませんか。
とても感じのいい売り手(店員など)がいると
買うつもりがなかったのに、買う気になってしまう。
残りわずかな商品だと言われると、
それがなぜかとてもいいものに見えてきて、
買っておかなければ、と思ってしまう。
売買の場面に限らず、社会で起こっている
さまざまな例が挙げられています。
人はどうしてそういう行動に走ってしまうのか。
社会心理学者である著者は
それを解明するために多くの実験をしています。
自分の行動に当てはめて考えてみると、
一番ありそうなのが、閉店間際のスーパーやデパ地下、
「買うつもりはなかったのに、半額になっていたから
つい買ってしまった」。
といっても、以前からほしい(食べたい)と思っていたものや
ちょっと興味があったものに限られるのですが。
実際のところ、あまりいい「カモ」にはなりえません。
と勝手に思っています。
でも、世の中には「カモ」がい~っぱい。
だからある意味、商売が成り立っているのでしょう。
せいぜい賢い消費者になるために、
社会を心地よく泳ぐために
読書の秋にこんな本を読んでみるのもお勧めです。
「なぜ、人は動かされるのか」という副題がついています。
久しぶりに分厚い本を読みました。
総ページ数450ページほど。
持ち歩くのにも重くて。
おまけに、忙しいときなのに、ねぇ。
でも、おもしろかったので一気読み。
社会心理学の本です。行動心理学と言ってもいいか。
いい「カモ」にならないために、
読んでおくといい本です。
他者から何かをもらうと、
何かを返さなくてはいけないと思ってしまう。
自分が好意を感じている(感じた)人に対して
Yesという傾向がある。
希少性のあるもの(商品、情報など)は、
価値があるものだと思いやすい。
思い当たること、ありませんか。
とても感じのいい売り手(店員など)がいると
買うつもりがなかったのに、買う気になってしまう。
残りわずかな商品だと言われると、
それがなぜかとてもいいものに見えてきて、
買っておかなければ、と思ってしまう。
売買の場面に限らず、社会で起こっている
さまざまな例が挙げられています。
人はどうしてそういう行動に走ってしまうのか。
社会心理学者である著者は
それを解明するために多くの実験をしています。
自分の行動に当てはめて考えてみると、
一番ありそうなのが、閉店間際のスーパーやデパ地下、
「買うつもりはなかったのに、半額になっていたから
つい買ってしまった」。
といっても、以前からほしい(食べたい)と思っていたものや
ちょっと興味があったものに限られるのですが。
実際のところ、あまりいい「カモ」にはなりえません。
と勝手に思っています。
でも、世の中には「カモ」がい~っぱい。
だからある意味、商売が成り立っているのでしょう。
せいぜい賢い消費者になるために、
社会を心地よく泳ぐために
読書の秋にこんな本を読んでみるのもお勧めです。