インドのお菓子パイシャ

前回紹介した
「自己陶酔的インド式カレー」をつくったのは火曜日。

当然のことながら水曜日のお弁当にも
持って行きました。インドな気分ですね。

水曜日といえば、ヨガの日。
いつも通りヨガセンターに行ったところ、
「あ、いいところに来た、インドのお菓子があるんですよ」
と、先生の奥さま（インド人）手づくりの
パイシャとかいうお菓子をいただきました。
お米を使ったお菓子で、
クリーム状のものの中にご飯が入っている、
初めてのお菓子。おいしくいただきました。

自称お菓子研究家のワタシとしては、
材料や作り方を知りたいわけで、
先生に聞いてみたのですが、
さすがに先生はご存じなくて。

多分、牛乳と砂糖とスパイスは使ってある感じ。
でも、そのほかにも何かありそう。

まねをして作ってみてもいいのですが。
ネットで検索しても出てこないようで。
今度奥さまに会う機会があれば
聞いてみようと思います。

２日間インドな気分に浸ってみました。
（う～ん、去年の今ごろはインドだった……）

自己陶酔的インド式カレー

インド好きの友人から教わった、
スパイスをたくさん使ったインド式カレー、
久しぶりに作りました。

去年のインド行き（ちょうどもう１年！）の
帰り道、スリランカで買い込んできたスパイス、
クミン、ガラムマサラ、ターメリック、
そして、畑で収穫したコリアンダーを使って、
野菜はジャガイモ、タマネギ、ニンジン、
そして、畑で収穫したオクラとピーマンを使って、
インド式カレーを作りました。

もうこの材料を使うというだけで
すでに自己陶酔しちゃいます。

で、カレーを作ろうと思っていたら、
その絶妙なタイミングで
会社でタマネギをいただいたのです！
お父さまが畑をやっていて、
タマネギもたくさん収穫できたそうで。

早速使わせていただき、
でも涙が出るわ出るわ……。
新鮮だと余計に出るらしいですね。

あ～これで、コリアンダーを収穫してから懸案？だった
インド式カレーをやっと作ることができて満足満足！

徳富蘆花『みみずのたはこと』

徳冨健次郎『みみずのたはこと（上）』（岩波文庫）

芦花公園の名前のルーツとなる徳富蘆花。
徳富健次郎の名前でこの本は出しています。

これ、前から読もうと思っていながら、
なかなか読めなかった本です。

蘆花旧宅の近くにある粕谷図書館には
徳富蘆花コーナーがあって、
そこで手に取ってみてはまた返す、
それを何度か繰り返しました。
つまり、ぱっと見、昔風の書き方で
読みづらい印象があったのです。

代表作の『不如帰』をやっとの思いで読んで、
さあ、次は『みみずのたはこと』です。
蘆花の粕谷での田舎生活の様子が書いてあるわけですから。

読んでみると『不如帰』よりもずっと読みやすく、
時代が違うとはいえ、ご近所のことなので、
身近に感じながら読み進めることができました。

本当にその時代（明治４０年代）は田舎だったようで。

一番驚いたのは、本当によく歩いたらしいということ。
新宿や都心まで、当然のように歩いて往復したり、
もっと距離のある百草園にまで歩いて行ったそうで。

それが普通のことのように書いてあり、
昔の人は健脚だったのだと感心しまうことしきり。

当時、まだ京王線は建設中で、
甲州街道には馬車もあったらしいのですが、
それでも歩いてどこへでも行ったようなのです。

明治から大正にかけての
東京郊外の田舎暮らしの様子を知るにはいい本です。
蘆花にますます愛着がわいてきました。

（ちなみにこの本を蘆花旧宅で少しだけ読んでみました）

生命エネルギー：プラナのお話

週末、月１回のヨガ・スートラの勉強会に参加しました。
今回のお話はプラナ、つまり生命エネルギー
（氣といってもいいかも）のお話。

ヨガをやるのにアサナ（ポーズ）ばかりできてもダメ。
アサナはプラナとの密接な関係の上に成り立っている。

プラナは宇宙に満ち満ちている。
そのプラナをしっかり取り入れること。
プラナは人の意識を左右する。
いいプラナが流れれば、意識もコントロールでき、
集中力が増す。集中力が増せばいい瞑想ができ、
それがもっと深くなり、三昧へとつながるのである。

ヨガのポーズの後、リラックスのポーズをしている時に
プラナ／氣の流れを体の中に感じられるかどうか。
そこがヨガの価値を左右する。
そして、そのプラナが体を活性化させる。
まさにプラナは生命力を支えている。
プラナは生命の根源である。

……と、と、貴重なお話をお伺いしました。
って、結構こういうことは自分でも前から感じているので、
それを確認する、その作業ができるから、
勉強会に参加する喜びがあるのです。
その後のお食事会もやっぱり楽しいし。