虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

存廃の行方

2016-08-10 05:02:35 | 乗り物
今日から少しの間、先週出かけていた道北の話題を。

写真は音威子府駅に入線する特急スーパー宗谷1号(稚内行き)です。
定刻10:57より2分ほど遅れて到着。
乗客を降ろして、間もなく稚内へ向かいました。

この宗谷本線を含めて、利用者の少ない路線の廃止を念頭に、この秋から沿線との協議に入る方針を、先日の会見でJR北海道の島田社長が示唆しました。

それに対し、沿線地域からは「地域が衰退する」や「観光に打撃がある」など、いつもと同様(懸念)の声が出てきた。

決して、JR北海道の肩を持つわけではないが、今のJR北海道に何かを期待するのは野暮だろう。
彼らは基本的にやる気がないし、責任感の欠片もない鉄道事業者なのだから。

沿線地域も、JR路線がなくなるだけで、地域が衰退したり、観光に打撃が出る訳ではなかろう。
すでに何らかの理由・原因があるから衰退したわけで、JR路線だけの問題ではない。

JR=鉄路がなくなれば、バスだってクルマだって手段はある。
あとは採算割れしないように、知恵を絞り、実行するのみ。

もっといえば、人口減少を逆手に取ったビジネスモデルの構築が求められる。
なかなか簡単なことではないが、実際に試みているところはあるのだから、方法論はいくらでもあるはず。

あとは頭に汗をかいて、血が滲むほど考え抜くことだろう。
そこが足りないから、他人のせいにしてしまうのだと私は考えている。
もっと真剣・真摯に取り組まないと、いつまでもこの悪循環が繰り返されるに違いない。

宗谷本線も沿線自治体との協議次第では、廃止ということも充分に考えられる。
そうなると、音威子府駅の駅そば(常盤軒)も食べられなくなるかもしれない。

ただ駅じゃなくても、近隣に店舗を構えれば、充分に商売になりそうですけどね。
だって全国各地から常盤軒のそばを食べたさにやって来るんだから。

また、そばの話しになっちゃった…。
※常盤軒のそばの話しは、今月7日にしています。