responseより。
インドネシアの首都ジャカルタの交通(鉄道)事情について。
ジャカルタには実に多くの交通手段が存在する。
タクシー、バイクタクシー、三輪タクシー、バス、電車など。
旅行者にとって少し躊躇してしまうものも一部混じっているが、何かに乗らないことにはどこにもいけない。
ジャカルタは道路の交通状況が悪く、毎日大渋滞が頻発する。
「じゃあ電車を使えばいいじゃないか」と思う読者のために、今回はジャカルタの電車「KRLジャボタベック」を紹介する。
KRLジャボタベックというのはジャカルタ都市圏を走る通勤電車網の愛称だ。
目標地点とするのは、ジャカルタ都市部の中央に位置し、主要なターミナル駅であるジャカルタコタ駅。
◆スタート地点はゴンダングディア駅
白くそびえ立つ、ジャカルタのシンボルでもある「モナス」から15分ほど歩くと、ゴンダングディア駅にたどり着く。
モナスのすぐ近くのガンビル駅には特別車両しか止まらないため、ここから乗車することはできないので注意だ。
駅の中は全体的にオレンジ色で統一されており、広々としているが、人が少なく特に店が多く入っているということもないため、ガランとした印象。
切符売り場で行き先を告げると、乗車カードが渡され、次回からはこのカードに行き先を書き込むことになるということだ。
ゴンダングディア駅からジャカルタコタ駅までは1万2000ルピア(約96円)だった。
改札口はカードをタッチするだけで、日本でも採用されているものとほぼ同じ。
しかしカードの認識まで少々時間がかかるようで、体感で1~2秒ほど押し当てていないと反応しなかった。
ランプが緑色になったら自分でバーを押し開けて入場することになる。
◆ホームで待っていると、入ってきたのは日本製の車両
ホームに出ると、駅名と行き先(方向)と注意事項が書かれた看板が出ていた。
特に「電車につかまって乗らないこと」や「電車の上に乗らないこと」という注意書きは日本ではお目にかかれない。
以前はそういった姿が多く見られたというが、今回利用した際にはまったく見かけなかったので、乗車マナーが向上しているのかもしれない。
そうしてホームで待っていると、電車が駅に入ってきた。
道路は左側通行のインドネシアだが、どうやら電車は右側通行らしい。
そして入ってきた電車、どこか見覚えがあると思えば日本の205系ではないか。
乗車してみると、まるで日本に戻ってきたかのように錯覚してしまう。
そしてドアに貼られた「ドリアン持ち込み禁止」のシールを見て、現実に引き戻されるのだった。
続きは明日。
ps、「ドリアン持ち込み禁止」っていいなぁ
インドネシアの首都ジャカルタの交通(鉄道)事情について。
ジャカルタには実に多くの交通手段が存在する。
タクシー、バイクタクシー、三輪タクシー、バス、電車など。
旅行者にとって少し躊躇してしまうものも一部混じっているが、何かに乗らないことにはどこにもいけない。
ジャカルタは道路の交通状況が悪く、毎日大渋滞が頻発する。
「じゃあ電車を使えばいいじゃないか」と思う読者のために、今回はジャカルタの電車「KRLジャボタベック」を紹介する。
KRLジャボタベックというのはジャカルタ都市圏を走る通勤電車網の愛称だ。
目標地点とするのは、ジャカルタ都市部の中央に位置し、主要なターミナル駅であるジャカルタコタ駅。
◆スタート地点はゴンダングディア駅
白くそびえ立つ、ジャカルタのシンボルでもある「モナス」から15分ほど歩くと、ゴンダングディア駅にたどり着く。
モナスのすぐ近くのガンビル駅には特別車両しか止まらないため、ここから乗車することはできないので注意だ。
駅の中は全体的にオレンジ色で統一されており、広々としているが、人が少なく特に店が多く入っているということもないため、ガランとした印象。
切符売り場で行き先を告げると、乗車カードが渡され、次回からはこのカードに行き先を書き込むことになるということだ。
ゴンダングディア駅からジャカルタコタ駅までは1万2000ルピア(約96円)だった。
改札口はカードをタッチするだけで、日本でも採用されているものとほぼ同じ。
しかしカードの認識まで少々時間がかかるようで、体感で1~2秒ほど押し当てていないと反応しなかった。
ランプが緑色になったら自分でバーを押し開けて入場することになる。
◆ホームで待っていると、入ってきたのは日本製の車両
ホームに出ると、駅名と行き先(方向)と注意事項が書かれた看板が出ていた。
特に「電車につかまって乗らないこと」や「電車の上に乗らないこと」という注意書きは日本ではお目にかかれない。
以前はそういった姿が多く見られたというが、今回利用した際にはまったく見かけなかったので、乗車マナーが向上しているのかもしれない。
そうしてホームで待っていると、電車が駅に入ってきた。
道路は左側通行のインドネシアだが、どうやら電車は右側通行らしい。
そして入ってきた電車、どこか見覚えがあると思えば日本の205系ではないか。
乗車してみると、まるで日本に戻ってきたかのように錯覚してしまう。
そしてドアに貼られた「ドリアン持ち込み禁止」のシールを見て、現実に引き戻されるのだった。
続きは明日。
ps、「ドリアン持ち込み禁止」っていいなぁ