この前の日曜日(4日)は、雨のために屋外での仕事が順延になり、時間がぽっかり空いてしまった。
そこで、急遽あるモノを見に出かけることにした。
向かう場所は、胆振管内むかわ町。札幌から約80㎞(クルマで約1時間半)の距離にあり、ししゃもの産地で有名。
このむかわ町の穂別地区で発見されたハドロサウルス科恐竜化石「むかわ竜」の全身骨格がこの日、むかわ町の道の駅「むかわ四季の館」で一般公開されると聞いていたので、それを見に出かけました。
町内外の恐竜ファンをはじめ大勢の人が来場していました。報道によると、1日で2000人超の人出だったとか。
7200万年の時を経ているだけでもスゴイのだが、大きさも体長約8mと国内最大級の全身骨格です。見ておかなきゃ損しますね。
この恐竜化石は今から14年前に、町内の化石収集家が発見。その後、専門家による(1次、2次の)発掘調査を行い、骨の化石を含んだ岩石を掘り起こした。詳しく調べた結果、国内最大級の恐竜全身骨格と判明し、ニュースなどでも報じられた。
これまでにクリーニングを終えた190標本の骨の化石を恐竜の体形にして並べ、一般公開した。
会場に到着すると、多くのお客さんでごった返してました。並んだ全身骨格化石を間近で見た印象は「1つ1つの骨の大きさがスゴイ」こと。8mもある巨体を支える骨格だから当たり前だけど。
7200万年前のモノと接する時空ロマン、そして8mの巨大な全身骨格の大迫力に圧倒されました。
道の駅「四季の館」のロビーには、恐竜骨格模型や発掘時の様子を写したパネルなどが展示されたほか、むかわ町恐竜ワールドセンターによるグッズ販売も行われ、人気を集めていました。恐竜Tシャツがなかなかイケてましたよ。
明日、むかわ町穂別町民センターでも一般公開が予定されています。興味(と時間)があれば、穂別まで出かけてみてはいかがでしょうか?