虹色仮面 通信

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隠れた必殺技

2020-12-25 06:54:30 | スポーツ
今日はクリスマスにふさわしい(!?)、昭和プロレスの話題。

まずは画像をご覧ください。
技の名は、稲妻レッグラリアート。

1980年代半ばから90年代にかけて、新日本プロレスで活躍した木村健悟の必殺技であります。
開発前(80年代初頭)に、プロレスの必殺技として一世を風靡していた延髄斬り(アントニオ猪木)とウエスタン・ラリアート(スタン・ハンセン)を合体させたような技であり、脚を相手に打ち付けるため、腕のラリアートより破壊力は増すとの狙いがあった。

お披露目時に「お見舞い」されたのは(確か)谷津嘉章だったはず。
その破壊力で、肋骨を負傷したと記憶しています。

その後、木村健悟=稲妻レッグラリアートとなり、新日本ファンからも認知されます。
選手間でも「あの技、ヤバいよ!」とか、衝撃を緩和するよう、本人に伝達がされたとか。
やがて新日本プロレスの総帥、アントニオ猪木からも「あんな危ない技、オレにするな!」と釘を刺されていたのは有名な話。
木村選手も若い頃、試合で勢い余って相手選手を負傷させたりして、危険人物とマークされていましたが、その頃の片鱗が出た必殺技でした。
ただ次々、怪我をさせては団体として好ましくないので、打撃の角度を工夫したり、脛にサポーターをして衝撃を和らげるなどしたようですね。

87年に長州力が(全日本プロレスから)復帰して、タッグマッチでこの必殺技を食らい、数年ぶりにフォール負けした(全日本参戦時代はなかった)はずです。

キャラクター的に地味な役回りをしていた木村健悟が、時折光輝いたのもこの必殺技によるものでした。
結構好きな選手でしたし、必殺技としての破壊力は凄まじいものがありました。

今は品川区の区議だったはず。
長年、区議を勤めてるみたいだから、地域住民からの支持はあるんですね。

余談ながら、若き日に某繁華街でクソ生意気なチンピラに絡まれたときに、相手の喉元にこの必殺技(稲妻レッグラリアート)を見舞ったら、見るも無惨に昏倒しました。
それくらいの跳躍力はありましたからね。垂直跳びは65cm(明らかにハイレベル)ですから、少しの助走があれば喉元は抉れます。
もう一人のアホはラグビー式タックルで、地面に叩きつけ、受け身を取らないから後頭部からタラタラと流血してました。
駄目押しに、鎖骨目掛けてダブル・ニー・ドロップ(キラー・カーンばり)を見舞ったら、カニのように泡を吹いてました。当時の体重は75kg。
当時は体力も有り余ってました(背筋力200kg超、ベンチプレス100kg→練習なしのナチュラルパワーです)し、血の気も多かったので、やりたい放題でした。
若い日の爽やかな思い出ですね。
今の時代なら、過剰防衛で逮捕されてるのかな?まぁ時効ですけどね。

今日の本題は、木村健悟の必殺技・稲妻レッグラリアートについて、お話しました。
YouTubeで検索すると、動画で見られますよ!

今日はクリスマスにふさわしいパワフルな話題でした。