虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

良い傾向だと思います

2023-03-19 06:10:33 | スポーツ
毎日新聞より。

<体育の持久走に変化の兆し 順位より「楽しさ」「ペース」重視>
秋から冬にかけ、学校の恒例行事として定着している持久走やマラソン大会。
きつい思いをしながらきつい思いをしながら長い距離を走らなければならず、苦手だった人も多いだろう。
こうした大会のあり方が小学校で変わりつつある。
学習指導要領の改定などを背景に「楽しさ」を重視する取り組みが広がっているという。
現場で何が起きているのか探った。

記事全文 http://mainichi.jp/articles/20230315/k00/00m/040/087000c

持久走の目的を考えると、他の生徒との競争が第一ではないのは明らかです。
だけど、変に競争意識を煽り、タイムや順位を競わせる現実がある。
そのおかげで、走ることに対する苦手意識が増したりしているのは、何とも勿体ない。

夏が過ぎると、持久走の指導依頼が入ってきますが、こちらが指導する際に伝えるのは、まずは「自己ベストを出そう!」
そのために、効果的な走り方を練習しようと言うことにしています。
その生徒の実力や現状を踏まえ、具体的な目標を設定するようにしています。
正直、個人差はありますが、どの生徒も各自の目標はクリアします。
だから、やり方次第で、楽しさを確保しながら結果も出せるようになるのです。

持久走に限らず、小学校の体育(運動、スポーツ)における「楽しさ」の重視は有意義な傾向だと感じています。
本格的な競技志向ならば、ある程度の強度と(心身の)厳しさが要求されますが、小学生のうちはその中にも「楽しさ」は必要だと思いますよ!
こういう流れが当たり前(普通)になるように、心から期待したいですね。