虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

こだわり

2016-05-08 08:44:08 | 乗り物
ニュースイッチの記事から。

~新しい計測技術、1000分の1秒単位で車両各部の動きを定量化~

今年後半に発売する新型インプレッサへの採用を皮切り新しいプラットフォーム(車台)を順次適用する富士重工業。
共通車台は競合他社も部品の共通化による製造コスト削減や生産効率化を目的に相次いで開発し導入しているが、これに対し「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」は車の特性を高めることを重視し、車台の開発に臨んだ。
車の基本構造である車台を抜本的に見直せば、従来手法の延長線上では難しい大幅な機能アップが実現し、車の魅力を一気に底上げできると判断したからだ。

目指したのはドライバーの意思通りに忠実に動き、安全に走行できる車台だ。
実現に向けてまずフレーム、サスペンションなど各パーツの剛性を現行車比で1.7~2倍に高めた。
曲げやねじりなどの力に対して車体がゆがまないため、ドライバーが急にハンドルを切った時のタイヤの反応が速く、走行中に強風などの影響を受けてもぶれずにまっすぐ走行できる。

また重心を現行車比で5mm下げるとともに、引っ張り強度に優れたホットプレス成形材などの採用を広げた。
低重心化と高強度材の合わせ技で車を操縦する際の安定性が増し、車体強度も現行車比で4割向上。
衝突による衝撃からドライバーや乗員を守るという従来こだわってきた安全性能が一層高まった。

SGPの開発で最も力を入れたのがコンピューター上でのシミュレーションだけでは分からない、走行中の車の変化をすべて可視化することだった。
数百もの部品で構成されている車のどの部分で、力のロスが発生するかを割り出し一つひとつ解決していくことが、特に剛性を向上させるのに必要だったからだ。

このため富士重は新しい計測技術を導入。1000分の1秒単位で車両各部の動きを定量化できるセンサーを取り付け、実路でタイヤが回転している時のフロントサスペンションの動きを再現し評価する装置を独自開発し活用した。
徹底的にデータを吸い上げ地道に設計に反映させていったことが、理想とする新車台の完成につながった。<了>

いかにもスバルらしい走り&技術へのこだわりだ。
北米を中心に業績好調が続くスバル(富士重工業)は、自身が信じる道を着実に突き進んでいく。

秋に登場と噂されるNewインプレッサ、今から楽しみな存在だ。
ちょっと気になるのは、車体寸法の拡大化。
北米を重視している現状からするとやむを得ないのだろうが、日本国内だとやや大きい(とくに全幅)んだよなぁ。                

ホテルで再出発

2016-05-07 06:12:20 | 乗り物
昨日に続き、鉄道車両についての話題。

4月30日の読売新聞の記事から。

秋田県小坂町の体験型施設「小坂鉄道レールパーク」で、引退したJR東日本の寝台特急「あけぼの」の車両を使用した列車ホテルの本格営業が始まった。

2014年3月まで上野~青森間を走った青い24系客車のブルートレインで、就職や帰省に利用した年配の人から寝台車を知らない若者まで、懐かしさや珍しさが受けて人気となっている。

同パークは、鉱山鉄道だった旧小坂鉄道の施設を再利用した。
夕方に「あけぼの」のテールマークを付けた寝台車など計4両が、ディーゼル機関車に引かれて木造駅舎のホームに入線し、宿泊客らを迎える。

客室は、A個室「シングルデラックス」(補助ベッド使用で定員20人)とB個室「ソロ」(定員28人)の2種類。
車掌姿の小坂鉄道保存会会員らがホーム案内や車内放送を再現し、走行音のBGMも流して旅情を演出する。
客室の毛布、枕は実際に使用されたものだ。<了>

こりゃ、泊まりにいかないと。
でも今年は無理だなぁ。
来年中にはどうにか行きたいけど。

保存が実現!

2016-05-06 05:48:09 | 乗り物
京都の話題も終わり、今日から通常の話題へ。

春の大型連休も終盤に差し掛かりました。
しかし、この時期は繁忙期ゆえ、満足に休みもない日々を送っています。

そんな中、嬉しいニュースがありました。

responseの記事から。

JR北海道の元『北斗星』客車2両が解体を免れ、北海道北斗市内で保存される見通しとなった。

同市商工会青年部の有志による「北斗の星に願いをプロジェクト推進委員会」が行ってきたインターネット募金(クラウドファンディング)が、当面の目標額である1000万円を突破した。

募金は4月27日23時で締め切られたが、最終的に836名から1585万5000円を集めた。
当初、開放式B寝台車のオハネフ25形(オハネフ25 2)の保存を予定していたが、ロビー室と1人用B個室寝台を設けたスハネ25形(スハネ25 501)も保存できる見通しとなった。

設置場所は北斗市立茂辺地中学校跡地のグラウンドを予定。
今後は、苗穂工場からの輸送、展示・公開へ向けての作業が行われる。
設置後は、カフェや物販、宿泊施設として活用されるという。<了>

些少ながら募金に協力し、その結果が実って、我が事のようにうれしい。
公開されるようになったら、見に行かねば!

先斗町

2016-05-05 05:38:23 | 旅行
よくクイズで、何と読むか出題される地名です。

先斗町(ぽんとちょう)は鴨川と木屋町通の間にある花街です。
「町」 と付きますが、地名としての先斗町はありません。

この地名の由来(語源)はいろいろあるようですが…
東に鴨川、西に高瀬川があり、川=皮の間に挟まれた鼓を叩くと「ポン」と音がするのをモジって、ポント町の名が生まれたとか。

修学旅行などで京都に行かれた方なら、一度は足を運んだことかと思います。
ここは、いかにも小路・路地という感じの道で、すれ違うと肩がぶつかってしまうくらいの狭い道です。

この狭くて風情漂う長い通りには、ホントにたくさんのお店がひしめき合っています。

もともとは旅人を顧客とした茶屋が栄えた先斗町。
その後、舞妓などの芸者の町(通り)として発達した歴史があります。

何度来てもいい場所ですなぁ。

この界隈で夕飯を食べ、ホテルのある新大阪へ帰りました。

ps、京都は数年に1度は来たい場所だと再認識しました。

木屋町通

2016-05-04 08:05:50 | 旅行
高瀬川沿いの木屋町通を散策してみます。

再三言っているように、この日は雨。
その雨が独特の雰囲気を強調させてくれます。

この高瀬川は物資や人を運んでいた川で、四条通から北側は居酒屋などの飲食店で賑わい、南側は料亭や鴨川を望むレストランなどが軒を連ねます。

この高瀬川の東岸に木屋町通は造られました。
幕末の志士とゆかりが深いため、通り沿いには多くの石碑が建てられています。
森鴎外の小説「高瀬舟」の舞台としても有名です。

老舗の京料理屋や旅館をはじめ、最近ではフレンチやスペイン料理の出店も目立ち、新旧入り交じった賑わいをみせています。
地元の人たちも足繁く通っているんだとか。
地元に愛された飲食店は間違いなさそうです。

この川沿いにはサクラの木もありますから、開花の時期になると、さぞ素敵な雰囲気を醸してくれるでしょうね。
とくに陽が暮れて、サクラがライトアップされるといいだろうなぁ。

三条通まで北上し、折り返します。
今度は先斗町通を南下します。

鴨川

2016-05-03 07:16:16 | 旅行
もう少し京都の話題が続きます。

四条通を西へ。
(耐震強度工事のため休業中の)京都南座の前を通り、四条大橋を渡ります。

この日(3月9日)は朝からの雨で、鴨川も増水気味。
河川敷を歩くのも、制限されていました。

鴨川沿いといえば…
夏(5~9月)には川床(鴨川納涼床)が並び、京都らしい風景が見られます。

のどかな川の流れや常に人混みの四条大橋のコントラストが印象的です。
またこの界隈は、カフェや食事処がたくさんあります。

川の流れを見ながら、お茶したり、食事するのも風流ですね。
晴れていれば、最高ですけど…。

このあたりでしばらく時間をつぶします。


花見小路

2016-05-01 05:39:06 | 旅行
四条大橋から八坂神社の方へ(四条通を)歩きます。

まだ春休みではないはずですが、学生たちがたくさんいました。
修学旅行?
それとも普通の観光?
また外国人の姿もたくさん。

国際的な観光都市である京都ならではの「おもてなし」もあるようですよ!
人混みをかき分けながら、花見小路へ。
まっすぐ行くと建仁寺があります。

建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、建仁2年に開創しました。
開山は栄西禅師、 開基は源頼家です。
このお寺では、坐禅体験、写経体験を受け付けております。
写経は興味がありましたが、時間もそんなにないので、今回は…(残念)

建仁寺を折り返し、その周囲の小路(路地)を左右に曲がりながら、ここ独特の雰囲気を味わいます。
ぐるぐる歩くこと約40分。
少しだけ疲れてきました。

四条通沿いの抹茶の専門店でスイーツを味わい、エネルギー補給。
次は鴨川を渡り、先斗町・木屋町へ向かいましょうか!