虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

885㎞

2016-08-20 04:47:31 | 乗り物
4日から6日までの道北の旅で、885km走りました。

北は天塩中川、東は(予定外の)興部まで。
3日間、天気がよかったので、絶好のドライブができました。

消費燃料は約40リッター。燃費は約22km/l。
行くときに満タン(36リッター)にして、途中10リッターの給油をして帰って来ました。

ここ数日、主だったところを、掻い摘んで紹介しましたが、道北にも魅力的なスポットがたくさんありました。
仕事などで何度も来ている場所ですが、じっくり観光気分で廻ってみると結構新鮮でした。

今度はもう少し北の方(天塩中川~豊富~浜頓別あたり)もいいかもしれないなぁ。

ひまわりの里

2016-08-19 04:51:11 | 旅行
幌加内から沼田、そして北竜と国道275号線を南下します。

北竜町は「ひまわりの里」として知られます。

1979年の夏、当時の北竜農協職員だった四辻さんが、農協研修で訪問した旧ユーゴスラビアのひまわり畑に感動したのをキッカケにスタートしたひまわり栽培。
農協婦人部による1個1アール運動が展開し、まちおこしボランティアグループ「北竜町竜トピア会」が設立。
そして1987年に第1回ひまわりまつりが開催されました。

その後、台風や竜巻により大きな被害を受けたこともありました。
襲ってきた困難に果敢に立ち向かい、北竜町民みんなが、心ひとつに協力し合い、復興活動に取り組みます。

そして、北竜中学の生徒たちによる「世界のひまわり栽培」が始まるなど、20年を超える活動が、現在もなお受け継がれています。
真夏の太陽を浴びて、華麗に咲き誇るひまわりたちは「命の元気パワー」であり、まさに北竜町民の熱い想いといえます。

その北竜町民の思いを集約したのが「ひまわりの里」です。

東向き斜面の丘に、東向きに咲く150万本のひまわり。
ひまわりは観光客に向って咲いています。30日間以上にわたって、里のどこかで満開のひまわりを鑑賞できる日本の絶景として紹介されています。

15年ぶりに満開の時期に行きましたが、やはり壮観ですね。
ひまわり迷路を歩きながら楽しむ人たちや、アチコチで絶景の1枚を捉えようとシャッターを切る人など、思い思いのスタイルで楽しめます。

ひまわりまつりは21日まで。
開花のピークは過ぎたかと思われますが、その壮大なスケールを体感しに行かれてみてはいかがでしょうか?

日本一の生産地

2016-08-18 04:50:23 | 旅行
写真は北空知にある幌加内町のそば畑。
政和ビューポイント(そばの花展望台)より。

見渡す限り白いそば畑を望む展望台があります。
朝は霧に包まれた幻想的な景色、夕方は夕日に染まる美しい景色が楽しめるそうです。
北海道百名山の三頭山と連なる山々をも望める場所でもあります。

展望台敷地内では、そば博物館やそば神社も設置され、シーズン中は敷地内に併設された店舗にて手打ちそばやソフトクリーム、特産品などを購入できます。
展望台をスタートとしたフットパス(散策路)も用意され、間近にそばの花や風景を満喫できます。

寄ったのは6日(土)の午前中でしたが、道内のみならず、道外(ナンバー)のクルマも見られました。

ちなみに、そばといえば信州=長野のイメージがありますが、そばの生産が日本一なのは北海道なんです。
全国の約45%を占めています。
ご存知ですか?

そして、作付面積日本一はこの幌加内町。
2014年時点で約3200haもあるんです。

この展望台のエリアだけでなく、この一帯は延々とそば畑が続き、8月上旬はそばの花に囲まれる体験ができます。


「レジェンド」おすすめの…

2016-08-17 05:01:55 | グルメ
下川町には昨年暮れに所用で立ち寄り、それ以来の訪問です。

この町はスキージャンプの「レジェンド」こと葛西紀明選手の出身地。

そのレジェンドが絶賛するナポリタンを食してきました。
葛西選手曰く、世界一美味しいスパゲッティナポリタンとのこと。

そのナポリタンを食べさせてくれるのは、下川町を東西に貫く国道沿いにある「アポロ」というお店。
昨年12月に来た際は、知人と会ってコーヒーを飲みましたが、今回は最近ハマっていて、加えて「レジェンド」推薦のナポリタンを食べることに。

このお店、店内にジャズが流れ、のんびりとした時間が心地よい。
昭和ムードが漂う(昔ながらの)喫茶店。

食べに来たのは、夜9時過ぎ。
夕飯には遅い時間だが、そんなことは気にしない。

営業は夜10時までなので、あと1時間弱。
それなのに、地元の方を中心に10名ほどのお客様がいました。
街中にある喫茶店より、混んでるんじゃないのかな?

さて、そのナポリタン。
トマトの酸味とケチャップのコクが口の中で絶妙に絡み合う。
自家製トマトソースを使ったナポリタン(680円)+アイスコーヒー(300円)で納得の食事。

これを食べるために、下川町へ来たくなるのもわかる感じがします。
ちなみに、このお店ではカレーやピザなども美味しいとのこと。
地元産の野菜をふんだんに使っているのも嬉しいところ。

また立ち寄りたいお店でした。

キハ22-245

2016-08-16 04:32:22 | 乗り物
写真は今回の道北の旅で泊まった場所。

かつて鉄路を走っていた気動車を簡易宿泊所にしたところです。

この車両は北海道向けに1958(昭和33)年に登場したキハ22形気動車。
その245番は、調べてみると昭和40年9月に製造されたものらしい。
酷寒冷地仕様車で、床の断熱材が厚く、乗務員室扉や運転台窓が高い位置になっている特徴があります。

事前に申し込みをして、当日簡単な説明を受けて、あとはご自由に…の状態。

蚊などの攻撃はそれなりに凄いものがありますが、キャンプだと思えばなんてことはありません。
なんたって無料ですから文句など言えません。
嫌なら車中泊をすればいいだけの話。

一応、窓には網戸らしきものがありますが、老朽化ゆえアチコチが歪んでいたり、満足に使えなかったり…。
持参した(虫よけに有効な)ハッカスプレーで虫たちを撃退しながら、夜が更けていきます。

電源スイッチを入れると明かりもつきますし、コンセントもありますから携帯の充電などもできます。
加えて、車内には洗面台もあり、簡易宿泊施設としては申し分ありません。
持参した寝袋にくるまりながら2晩を過ごしました。

感想としては、暑い真夏の時期は虫も多いので避ける方がいいかも。
9月~10月頃はやや寒いかもしれませんが、ベターかもしれませんね。

道内にも少なくなったとはいえ、このような気動車を活用した簡易宿泊施設があるようです。
機会があれば、積極的に利用してみたいですね。

光明石温泉

2016-08-15 04:33:23 | 旅行
トロッコ王国で満喫し、時間は午後2時過ぎ。

天気も素晴らしく良く、時間も半端に空いていたので、思い切ってオホーツク海側(雄武方面)へクルマを走らせます。
約40分、クルマを走らせると、雄大なオホーツク海が見えてきます。

オホーツク海側に沿って、紋別方面へ。
とても快適なドライブです。

途中、興部町にある道の駅に立ち寄り、その後西興部村へ。

西興部村は人口1100人ほどの小さな村。緑豊かな原生林に囲まれた北海道らしい場所です。
基幹産業は酪農で、道沿いにはそれを示す看板(例、○○農場)があちこちに立っています。

この村へ来るのは2度目。
前回来たのは約7年前(だったと記憶)
その時は、特に立ち寄りもせず、通り過ぎるのみでした。
今回は、この村にある「ホテル森夢(リム)」で日帰り入浴をします。

ここの温泉、天然鉱石である「光明石」(こうめいせき)を主な泉源としています。
湯ざわりが柔らかなお湯は神経痛やリウマチ、冷え症、疲労回復に効果があるといわれ、大きな窓からは西興部の大自然を仰ぎ見ることができます。

ホテルで料金400円を支払い、男風呂へ。
時間が午後3時半過ぎだったのと、それなりに暑い日だったこともあってか、浴室には誰もおらず。

貸し切り状態で、自慢の光明石温泉を満喫。
前日の五味温泉(下川町)とは違う良さがありました。

窓の外には美しい緑。
心も身体もリラックスしました。


トロッコ王国

2016-08-13 08:53:11 | 乗り物
美深・井上商店でトーチのようなソフトクリームを食べた後、トロッコ王国へ向かいます。
美深の中心部から約25km離れた山の中にあります。

かつて「日本一の赤字ローカル線」として全国にその名を知られ、昭和60年に廃止された旧国鉄・美幸線。
その跡に平成10年からトロッコが運行され、全国各地から海外からも多くの方々が訪れ、笑顔の体験をされています。
本物のレールの上を白樺や木々のトンネルをくぐり、渓谷の合間や野原を風を切って走るエンジン付のトロッコ。
往復10キロ(約40分)自らの運転で走ることができるテーマパークは、全国でもここだけ。
普通自動車免許があれば運転することもできます。

結構暑い日でしたが、気持ち良い風を浴びながら、素敵な時間を過ごせました。

<運行期間>
平成28年4月28日~10月中旬
<受付時間>
8:30~16:00
※7月9日から8月21日までは17:00まで
<入国料金>
大人
2名様以上1名様分…1,500円
1名様の場合    …1,800円
中・高生(学生証などを提示) …1,200円
小人(小学生)…700円
幼児(未就学児童)…無料
障がい者割引(10%引き)
団体割引(15名様以上 各料金の10%引き)
町民割引(大人1,000円、中高生800円、小学生500円)

是非、行ってみてください。
楽しい体験ができますよ!

まるでトーチ

2016-08-12 04:54:00 | グルメ
美深名物(?)井上食堂のソフトクリーム。
2Lサイズで390円。
長さは25cmほど。
まるでオリンピックのトーチみたい。
早く食わないと溶けてしまうほど。

このお店は一見普通の食堂なのに、ソフトクリームが人気だとか。
寄ったのは、今月5日の昼時でしたが、普通の食事をしているお客さんは疎ら…。
対して、ソフトクリームのお客さんが続々と来ました。

まぁ何でもお客さんが来てくれればいいわな。

味は北海道らしい、濃厚な味わい。
すごく美味しかった!

お近くへ行く際は是非寄って、食べてみてください。



熱狂の裏側で

2016-08-11 08:10:17 | スポーツ
ちょっと寄り道した話題を。

今朝も柔道で二つ、体操で一つ、金メダルを獲得し、勢いに乗るリオ五輪の日本勢。

そんな最中、プロ野球中日の谷繁監督が「休養」という形で、事実上の解任をされた。
中日球団は今季創設80年の区切りの年。
交流戦後に失速し、マイナス(借金)15のリーグ最下位に低迷。

また編成トップの落合GMとの確執も噂され、低迷を理由に切られたと言われる。

そんなに谷繁監督が悪かったのか?
会見で話していたように、現有戦力でしっかり戦えなかった(結果を残せなかった)のは監督の責任。
それは確か。

でもシーズンを戦える戦力が揃っていたかと言われるといささか疑問。
その点では、編成などフロントの責任は大きいし、責任者である落合GMも連帯責任に値すると思う。

落合氏に関して、監督としては優秀な成績を残した。
個人的には、ここ20年で最も優れた監督だと思っている。

しかし、編成責任者(GM)としては、全く評価していない。
彼特有の秘密主義は、何かと誤解を生み、球団と現場との橋渡し(調整役)としてはコミュニケーションがなさ過ぎるように思える。

現場を生かす役割(裏方)であるのに、その点のマネジメント(補強、強化、育成、将来ビジョンなど)については、あまりにも高慢さが目立つし、直近では成果らしいものも見えない。
監督の会見ではないが、プロなんだから・・・。

2軍はウエスタンで首位争いをしているから、数年後は面白いチームになるかもしれないが、直近の1軍に関しては・・・。

今回の解任の是非について、真に評価できるようになるのは数年後になるが、現状を見る限り、フロントも現場も問題を抱えていて、それがクリアにならないと前には進めないように思える。

個人的には、落合氏がGM兼任監督をするのがベターな選択だと思っています。
さて、どうなりますやら。

存廃の行方

2016-08-10 05:02:35 | 乗り物
今日から少しの間、先週出かけていた道北の話題を。

写真は音威子府駅に入線する特急スーパー宗谷1号(稚内行き)です。
定刻10:57より2分ほど遅れて到着。
乗客を降ろして、間もなく稚内へ向かいました。

この宗谷本線を含めて、利用者の少ない路線の廃止を念頭に、この秋から沿線との協議に入る方針を、先日の会見でJR北海道の島田社長が示唆しました。

それに対し、沿線地域からは「地域が衰退する」や「観光に打撃がある」など、いつもと同様(懸念)の声が出てきた。

決して、JR北海道の肩を持つわけではないが、今のJR北海道に何かを期待するのは野暮だろう。
彼らは基本的にやる気がないし、責任感の欠片もない鉄道事業者なのだから。

沿線地域も、JR路線がなくなるだけで、地域が衰退したり、観光に打撃が出る訳ではなかろう。
すでに何らかの理由・原因があるから衰退したわけで、JR路線だけの問題ではない。

JR=鉄路がなくなれば、バスだってクルマだって手段はある。
あとは採算割れしないように、知恵を絞り、実行するのみ。

もっといえば、人口減少を逆手に取ったビジネスモデルの構築が求められる。
なかなか簡単なことではないが、実際に試みているところはあるのだから、方法論はいくらでもあるはず。

あとは頭に汗をかいて、血が滲むほど考え抜くことだろう。
そこが足りないから、他人のせいにしてしまうのだと私は考えている。
もっと真剣・真摯に取り組まないと、いつまでもこの悪循環が繰り返されるに違いない。

宗谷本線も沿線自治体との協議次第では、廃止ということも充分に考えられる。
そうなると、音威子府駅の駅そば(常盤軒)も食べられなくなるかもしれない。

ただ駅じゃなくても、近隣に店舗を構えれば、充分に商売になりそうですけどね。
だって全国各地から常盤軒のそばを食べたさにやって来るんだから。

また、そばの話しになっちゃった…。
※常盤軒のそばの話しは、今月7日にしています。