木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

器局

2014-02-15 22:37:16 | 木工
大雪から一夜明けましたが、今日の炭山への道路にはシャーベット状の雪がまだ10cmほど残っていました。
さらに、昨夜の雪で立木が電線に倒れかかっていたり、木や竹が雪の重みで道路をふさいでいたり、なかなかスリルがありました。
田舎の妹に電話をしたら、積雪が1m!! 私が生まれてから一番の積雪です。
信州でも雪の少ない地域なので、私の記憶では50cmくらいが最高だったような・・・。
その代わり、寒さは厳しく-10℃は当たり前、時に-15℃くらいまで冷えることもありました。

屋根から落ちる雪の音を聞きながら、煎茶家元からの依頼の器局の制作。材は桐。

仮組まで進み、組み立てに必要な木釘削り。
卯木の3mmの丸棒が手に入ったのでとても作りやすくなりました。


とりあえず必要な100本ほど削りました。


木釘をぬかで煎り、組み立てが完了。


倹飩(けんどん)の鏡板の仕上げ削り。

コメント
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