木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

初手前三法

2024-11-22 22:58:15 | 木工芸
昨日、日本工芸会近畿支部の皆さんが研究見学会で黄檗山萬福寺に来られ、煎茶体験をされました。
昨年までは研究見学会を計画する立場だったのですが、今年はお迎えする立場に。
萬福寺の見学と共に煎茶道の体験を希望され、黄檗売茶流でお引き受けしました。
まず、黄檗売茶流のお手前を見ていただきました。



煎茶道具には、工芸会近畿支部に所属する先生方の作品をいろいろ使わせていただきました。



その後、唐木先生の指導で「初手前三法」という「お手前の所作を取り入れながら自分で煎茶を淹れて喫する」体験をしていただきました。




自分で淹れた玉露を飲まれ、「美味しい」「甘い」という声が聞かれたのはうれしかったです。
ご自分で玉露を淹れるという体験、楽しんでいただけたでしょうか?

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煎茶工芸秀作展が終わりました。

2024-11-22 10:32:42 | 木工芸
去る16日、17日の両日、東京美術倶楽部において東京大煎茶会に併催し、煎茶工芸秀作展を開催しました。



両日ともたくさんの皆さんにご来場いただき、いろいろお声掛けをいただきました。ありがとうございました。



お茶席もどこも盛況で、皆さんそれぞれの流派の席を楽しんでおられました。



煎茶工芸の場合、実際のお席で自分の作品をお使いいただいているのを見ることができます。



喜びでもありますが、緊張することでもあります。
今回は小笠原流のお席で棚と結界をお使いいただきました。
ありがとうございました。



秀作展の搬入・陳列から翌日の工芸会木竹工部会の諸会議まで、4日間の日程が無事終了し京都へ帰って来ました。
日本橋の街の夕暮れがとてもきれいでした。
お世話になった皆様、ありがとうございました

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