Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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保健婦さんへ

2005-08-08 12:13:29 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ
 保健婦さんとのこれまでのつきあいの中で・・・考えさせられる部分が多かったので書いてみようと思います。

 率直に言うと、未熟児の事をよく知らない方が多いようです。
 また、はじめは障害のことを知らないのは仕方がないかもしれませんが、担当地域にいる子供の障害くらいは理解する努力をしてほしいです。(調べればわかるはずです。)そうしないと、その両親がどういった悩みを抱えているかはわかるはずがありません。

 未熟児や障害児を持つ親は発育発達を含めデリケートになっている部分が多いため、ささいな言葉でも必要以上にダメージを受けやすくなっています。
 だから、言葉にはどうかほんのちょっと、気配りをして頂きたいのです。
 普通の子と一緒に行う検診へ行き、「まだお座りできないの?」と言われたりすると、せっかく勇気を出して行ったのに、とても悲しい思いをします。また、見知らぬお母さん方に「あれ?何ヶ月ですか?」と言われ、とてもつらかったという経験をしている人も多いと思います。
予防接種や検診などは、せめて、修正月齢で受けてもいいというような選択枠をいただけたら、そこまで苦しまずに済むのではないでしょうか。
 また、普通の子に紛れての検診や予防接種で、知識の無い保健婦さんにあれこれ聞かれるのも苦痛ですし、逆に「病院で診てもらっているようなのでいいでしょう」と、片付けられてしまうのも、「何の為に保健婦さんと話をしたのだろう」という気持ちにさせられます。
 そのせいで、不信感を抱いたりするのです。
  また本当は、担当が、地域ごとというのではなく、「未熟児の担当」「乳幼児の担当」「障害児の担当」というように分けてもらえたら、もう少し情報が入りやすくなるのではないかとも思います。
 
 保健婦さんの未熟児・障害児に対するフォローの仕方は、地域によってかなり差があるようです。保健婦さんとの関わりを嬉しく思っている人もあれば、不信感を募らせて保健婦さんとは会いたく無いとさえ思っている人もいます。(うちはこうなりつつありますが・・・
 そのバランスを取るのはとても難しい事だとは思いますが、本来この時期の私達が一番頼りにできるのは、保健婦さんなのです。どうか出来る限りのフォロー、地域内の橋渡しと情報の提供をよろしくお願い致します。


コメント
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