Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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小児義肢装具に携わる医療従事者の皆様へ

2014-02-23 00:01:23 | 障害者の父親になって学んだこと
小児義肢装具に携わる医療従事者の皆様へ



先日のブログを書いていて
ふと考えた。
そうした人がこのブログを読むかもしれないとすると、その人達へのメッセージがあってもいいかな。
そう思った。



義肢装具士さんへ

幼児?小児の義肢について、圧倒的に進んでいて 症例経験が豊富なところがある。
病院で言えば、心身障害児総合療育センター、最近は東大病院が新たな外来を開設していて症例を増やしつつある。
義肢製作所でいえば、株式会社田沢製作所だろう。他の義肢製作所も かなり頑張っているから 片足例だとあまり問題はおきづらいが、今でも両側例や稀な状態の場合の経験値は比べものにはならない。

こうした施設で経験を積むべきだと思う。逆にこうした施設は 積極的に研修を行うべきだとも思う。



医師、看護師、療法士の皆様へ

先天性障害をもって生まれてきた子供をもつご家族のケアのため 開設された外来があります。
東大病院 「四肢形成不全外来」
http://todaireh.umin.ne.jp/index.html

正直、この取り組みは 患者家族からすると非常に画期的であり、素晴らしいと感じます。
是非、積極的にこうした施設をご活用いただき、経験を積んでいただけるといいなと。
そうした方々が 地域で指導的な役割を担っていただきたいなと 願ってやみません。

他にも…
義肢に関するチームケアで言えば、先ほども挙げた、心身障害児総合療育センターや、他にも公益財団法人鉄道弘済会義肢装具サポートセンターなどが、チームケアでの経験値が高いかなと思います。



実際には、望んだからといって、医療従事者の方々が、自身の生活がある中で、こうした施設で学べるのかどうか。
疑問です。

でも、たぶん。
そうしたところが 必要なことなのではないだろうか。
そんな気がしてきているところです。



私がこんなことを書いたって、何も変わらない。それはそうでしょう。
でも、この思いつき
たぶん、今までの特異な経験があってこそのもののような気がしています。

だからもしかして
回り回ってこうした考え方が、実際に役に立てばいいなと 考えてみました。


本当は、これらの四施設から、そうした研修を呼びかけるべきかもしれませんが…
たぶん、それぞれにその余裕はなく、日常ですら必死な人不足。
だからして、実現には業界全体でのサポートが必要でしょう。


誰がいい出せば、実現可能なのか
非常に難しい問題でしょう。
補助金とかも必要かもしれません。


難しいことはわかっていても
やはり 言わずにはいられません。
誰かが望まなければいけないだろうから。
たぶん実務に近い人ほど、理想を語りづらいだろうから。


空想の域かもしれませんね。
それでもいいかな。



ちなみに、情報は書いた時点のもの。
意見は私見であり、全国には他にも多数の専門性を有する施設があることは理解している。
ただ、あえて実在の施設名を紹介することで、悩める医療従事者の参考になれば
その一念で記載するものである。
もし施設等にとってご迷惑であれば、削除させていただこうと思う。


コメント
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