Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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娘さんの冬の体育

2016-01-24 01:05:45 | 義肢装具や関連のお話
たまには、お姉ちゃんの話題でも。
小学校での冬の体育について。

今娘は小学五年生。
体育があるたびに様子を教えていただき、いろんなことを感じつつも暖かく見守る状態。
小学校で担任の先生や補助の先生がいろんなことをその都度試行錯誤してくださる。
ありがたい。

バスケットは今年初めてシュートが入るようになったらしい。
団体で規定の秒数以内に3ポイント位置から何回入るかを競うゲームとかもあったらしい。

娘さんはね。
ゴールに近い少し斜めからの位置から練習。
膝が使えずジャンプもできない中、今年になりようやくゴールに届くようになったらしい。
届いてしまえば、あとはまぁ。だんだんうまくなる。補助の先生が一番喜んでくださっていた。本人はそれほどでもないけど。(^^;;

ドリブルも難しい。
足首も膝も使えないから腰を落とせない。
ボールに追随して身体の高さを変えられない。
上手くなれば多分なんとかなるんだろうけど、はじめの取っ掛かりがみんなよりきつい。
それで苦労する。どうしたら上手くいくか、自分なりに考える毎日。ヒントがつかめた頃にはもう次のスポーツに変わる。
(^^;;

サッカーもね。
義足で蹴る時、サイドキックが思ったより難しくて。
正面にトウキックするんだけど、膝が思うようには動いてくれず。上手くボールにつま先を当てるのが一苦労みたい。
あとはね飛んできたボールを止めるのも大変。

やはり膝を使って、ボールを受ける瞬間に少し足を引くからボールの勢いが殺せるわけで。それが難しいみたい。

今の体育はそんな感じ。
昨年末はマラソンや縄跳びもあったかな。
その都度試行錯誤。自分なりに相談しながら挑戦して。少しでも前の年よりできることが増えるように。
そんな状況かな。

我が家は恵まれている。
補助の先生が体育の時間に見てくださる。
娘が皆と同じようにできない場合に、一緒にどう取り組もうかなと考えてくださる。
そしてそれを教えてくださる。

ありがたい。本当にありがたい。
しかも一年生から同じ先生。
娘がとても慕い安心していろんなことを話せる存在。
その方のおかげさま。
娘の小学校生活は支えられている。

中学に入ったらこうはいかないかも。そういう話を娘としながら、少しづつ心の準備を。
娘なりにもしているようで、最近少し心強い。
今の自分にできることを、自分なりに考え提案してやっていく力。
将来、働いていく時にも、とても大切なスキルになるだろうから。

でしゃばりすぎないように、支えなければね。娘さんの気持ちを汲みながら。



コメント
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