Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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班決め

2019-04-04 23:28:13 | 障害者の父親になって学んだこと
上の娘の、修学旅行が近い。
6月中旬にむけて、三年生が始まり次第、畳み掛けるようにじゅんびがはじまる。
並行して、学力テスト。
忙しいね。


中でも、班決めは悩ましい。


中学校のこうした課外活動の班決めは、人数を指定して、生徒で好きなように組ませることが多い。
それも、少し前から予告して考えさせる。
そうなると、皆誰と組むかを休み時間を問わず考えはじめ、決める頃にはすっかり話が出来ている。


娘はというと。
自分が班に入ることで、班のメンバーに制約が加わることを知っているから、自分からは誘いづらく。
仲良しの子がいても、その子とすでに組んでいる子がどう思うかに遠慮してしまう。
自分が出来上がっているグループに最後に入る形だと、精神的にきつい。


また、自分を誘ってくれたグループに実は苦手な子がいた場合。雰囲気的に娘に拒否権はない。
「せっかく誘ってくれたのに、断るなんて」と思われる。そういう恐れがある。


結果。先生が班決めの条件を発表してから、その班が決まり、班のメンバーと打ち解けるまでは、娘に取り地獄である。


今年は、悪いことに、それを決める時期が4月初めだという。
しかも、年度始めの実力テストを跨いで考えさせて決める案もある。
それはきつい。


テスト勉強をしなければいけない、テスト前に不安にかられ、勉強どころではなくなり、眠れなくなる。
そんなことが起ころうとしている。


親は無力だ。
それがわかっていても、どうすることも出来ない。いっそクジで決めてくれたらな。
何度そう思ったかわからない。
でも多分、普通は自分たちで班も決めて、知った子と班行動をしたいんだろうな。
すっかりグループ、出来ているもんね。


娘はグループに属していない。理由はいろいろ
でも、今までの学校生活のなかで、なんども繰り返されるこうした「好きな子同士で組みを作って」という先生による指示が娘を追い込む。
「もし、グループに入っていると、そのグループの子は、こうした機会ごとに悩むのでは?」
そういう心理も働いているように思うのだ。


何というか。
わかりづらいかもしれないが、多分娘に限らず、ハンデを持っている子ならば、学校に限らず起こりうる現象。
大人になってからも、あるだろうね。


だから、慣れろという人もいるけれど。
やっぱり可哀想だな。
何とかならないかな。
そんなことばかり考えてしまう。
自分には何も出来ないけれども。
ああ、あと一週間もするとその時期が来る。
娘があまり精神的に追い込まれずにテストに取り組めるといいな。
中学三年生初めのテストって、全国統一だ大切だもんね。うーむ。

コメント
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