栗畑の端っこの方に、栗の木が枯れてしまってそのままにしてあるところがあります。枯れたあとに植えないのは、栗をすこしずつ減らして、出荷はやめにしようとおもっているからです。
そこに、サクラを植えたり花梨を植えたりしていますが、あとは草地にしてあります。何年かまえに、そこにもフキを移植しましたので、春先はそこでフキノトウを取るのが楽しみです。見つかった時は、魚が釣れたときとか、食べられるキノコを見つけたのと同じ気持ちです。
そこに、しぜんにタラが出てきました。タラは日当たりの良い草地などによくでます。せっかくなので、そのままにしてあります。目的はもちろんタラの芽です。生えるにまかせて、あっちで新しいのが生えてきたり、こっちで枯れたりしています。
欠点は夏の草刈りの時に、ちょっと気遣いしなければならないということです。フキやタラなどを刈り取らないように注意しなければなりません。もっとも、一つやふたつを刈り取ってしまったって、どうということはありませんが。
その一角に山ウドをまとめて植えてあります。今は根っこが籾殻の下で眠っています。これもまた春がきておいしい新芽がでてくるのが楽しみです。