高校の同窓で映画監督をしている人がいます。彼が久しぶりで作品を出しました。題名は先日ちょっと話をした「カミュなんて知らない」というものです。「さらば愛しき大地」とか「火祭り」あたり以来、かなりの空白があったのですが、もう作品は作らないのかなと思っていた矢先に出しました。
どんな内容かは分かりませんが、彼のことだから、また何か問題作でもあるのかなと期待しています。2~3日まえの新聞の広告に大きく載っていました。
同窓の中には小説家もいるんですが、その小説を映画にしたりしたら面白いだろうなと思っています。しかし、関心のある分野が違うとなると、そうは簡単には物事は運びません。自分の作品を世の中に出せる人はいいですね。産みの苦しみの末に世の中に発表するわけですから、私が考えるような容易さから作品は生まれるものではないでしょうが、いずれにしてもうらやましいです。