竹やぶ 2

2005年12月28日 | Weblog

竹やぶの話です。同じ所に真竹と孟宗竹と二種類が生えています。どっちが強いか分かりませんが、適当に住み分けているように見えます。しかし、実は私が少しばかり、分かれるように管理しているのです。



こちらは手前の方に少し孟宗竹が写っていますが真竹です。真竹は、ノコギリを2度か3度あてれば切れてしまうので伐採はとても楽です。用途もいろいろあって、とても便利な思いをしています。なんと言っても畑で利用することが多いです。豆の手、作物をまいた畝の目印、垣根のようなもの、竿として物をぶら下げる、洗濯竿など使い方はいろいろあります。

それに対して孟宗竹はあまり用途がありません。タケノコを食べる、、、、くらいですね。ですので、あまりいらないのですがたくさん生えています。これが紙の原料になるなら、竹はほとんど管理しなくても何とか生えてきますし、植林など必要がないので、ずいぶん木材の輸入は助かると思うのですが、何か理由があるのか、竹から作った紙というのはあまり聞かないですね。



太いのや細いのがまちまちですが、太いのは直径が20cmを越えるくらいのがあり、肉厚で2cmくらいあるものですと、ノコギリで切るのもたいへんです。ですので、大量に切るには、端っこからどんどん切るのがいちばんです。しかし、普通は間伐ですので、なかなかたいへんです。このごろは古いチェーンを使って、チェーンソーで切っています。竹は堅いし、繊維がありますので、刃がすぐに切れなくなってしまいます。

また、高さも20m近い物もありますので、切っても他の竹にからんでしまって、素直には倒れてきません。しかたないので、ダルマ落としのように下の方から1mくらいの高さで切っては落とし、また切っては落とし、という方法で大汗をかきながら倒します。給料をもらう仕事をしていたので、ほったらかしでした。そのツケをいま払っているような感じです。