ナラの木にチャレンジ

2005年12月19日 | Weblog

大きなナラの木を倒しました。杉の木などと違って、ナラやクヌギは枝も大きく張るし、堅く重さもかなりありますので倒すのが難しいです。倒した木は根元から1cmくらい上で45cm程度の太さがありました。

                     道路側は意図的に高い位置にノコギリをいれます

ウィンチで引けるだけ引っ張って、まず倒す方からノコギリを入れ、また引っ張り、反対側から少しずつ切って行きました。しかし、反対側にはすぐ近くに道路と電線がありますから難しい位置です。おまけに手前は林なので、枝が押し合いもみ合いの状態だったので、枝は空間のある道路側に多く張りだしています。したがって、ただ倒せば枝が茂っていて重さのある道路側に倒れるということになります。こういうのが一番やりにくい。



ところが、一生懸命に倒れて欲しい方向に引っ張って切ったのですが、結果はほぼ90度ずれてしまいました。幸い道路にはかかりませんでした。電線には先の細い部分が多少触ったくらいだったので、助かりました。

どこか遠くの山で、それもあまり人の行かない所なら、倒した木は放ったらかしにしておくのですが、家の敷地続きの所なので、そのままにもしておけませんので、その後2~3日かけて持てるくらいの大きさにちょん切りました。こちらの方が手間がかかりました。枝の片づけも同時にやりながらなので、時間がかかりました。枝の数もかなりなものです。

しかし、チェーンソーの刃の研ぎ方は慣れていますので、気持ちの良いほど切れます。ちょっと左手で押さえるくらいで挽いていきますと、下へ下へとチェーンが下がっていきますので実に快適な気分です。



今後は枝の張り具合を見て、引っ張るロープの数を増やさなければなりません。借りたウィンチの他に、買ってきた500kgまで引っ張れるチルホールという鉄製のロープを引っ張る道具もありますので、残っている道路側に倒れる心配のあるあと数本は2方向で引っ張るようにしようと思います。引っ張る強度がありますから、少なくとも道路側には倒れないので、それだけは何とかなります。