「小人閑居して不善を為す」と言いますが、私は小人ですから、考える事は不善であることが多いですね。買ってもいないのに宝くじにあたってしまったらどうしようとか、海の水を吸い上げてタクラマカン砂漠にパイプラインで運んだら、それが蒸発して雨をもたらし、黄砂が飛ばなくなるんじゃないかとか、それじゃそのエネルギーはどうするという段階になると、太陽電池がいいんじゃないかとか、炭酸ガスを炭素と酸素に簡単に分解する方法がないのだろうかとか、さっぱり現実味のないくだらないことばかり考えています。
どれも、このひ弱な頭脳と財力では実現不可能なので、池に藻を入れて光合成をやらせるとか、ハウスの中にポリタンクを入れその中に水をいれておき、夜の冷え込みを温水が少し緩和させるなんていう程度のことしかできません。
フキノトウを天ぷらにしてもらいました。ヤーコンも入っています。天ぷらは食べ過ぎますから、気をつけなければなりません。そう言いつつ食べ過ぎています。まさに小人。
人間は油が好きなんです。油は体内では燃料になりにくいそうです。先ずは糖分からだそうで、溜めた油は極端なはなし飢餓状態にでもなれば、使われるとかいう話を聞きました。そんなことを考えながら食べなくちゃならないなんて、おいしさが半減してしまいますね。
ハウスのレタスが出来ました。ハウスは屋根がビリビリになってしまったので、きつい霜にたいしてはトンネルをかけて寒さしのぎにしました。効果はありました。
ハウスは、しばらくの間は屋根無しにしておきます。雨水をたっぷり入れて置いたほうが良いとか。たぶん、締まった土も固さが弛むでしょうね。また、乾いて砂漠のようになった土が水をはじいて水玉にするということも無くなると思います。
ヤーコンとかターサイとか、中国語かどうかは分かりませんが、中国語っぽい野菜が増えてきています。ルッコラなんてのは、何語なのか。今までの日本の野菜ではありきたりなので、珍しいものを作って食べてみたいという欲望はあるでしょうからね。それもまた、家庭菜園の楽しみです。
さて、エネルギーのことですが、そのポリタンク方式暖房ですが、屋根に上げた水を下ろし、室内の暖房にも使えそうですね。晴れた日にしか出来ないのが欠点ですし、エネルギーの量が足りないかもしれませんけど。
いま考えていることは、屋根の雨水をどうやって溜めるかです。まず場所を決めて、そこにタンクを買ってきて据え置けばできるのですが、少し考えを練ってから作ろうと思っています。
まあ、それくらいは単純なことですから出来そうです。出来ることからや
るのも手ですね。
一日一茶
傘さして箱根越す也春の雨