暗い夜明けでした。遠くで爆音が聞こえます。雨が降り始めました。爆音は次第に近く。あ、その爆音のような音は雷でした。朝の雷。アサカミ。雨天のヘキレキ(霹靂)。私は目覚めにヘキエキ(辟易)。
朝から雷はないことではありませんが、めずらしいことです。夜は明けたのですが、世はまだ暗いです。「平成の夜更け」なんて本があったのを思い出しました。世の中暗い。不況に豚インフルエンザに大渋滞に電車の立ち往生。早く良い世の中になって欲しい。
雨は激しく、自転車で登校する高校生が気の毒です。でもまあ、一年365日のうち、たまにはこういう日があってもしかたがない。強くなってもらわなけりゃ。
奥さんは、昨日は武相荘に友達と行ってきました。白洲次郎という人と妻の正子が住んでいたところだとか。私はもちろん留守番です。気分は無愛想。ときどき、ワンと鳴きました。あ、それは別で、留守番の犬のコロでした。犬も繋がれっぱなしで退屈ですから、代弁してみれば、ときどき「ワンと鳴いてみた」ということでしょうか。
枝豆用の黒豆ですが、最初のはこれくらいおおきくなりました。それで下の写真は二回目のです。三回目もたぶんあるのではないかと思います。なにせ、少しずつですから。
葉っぱが出てきた豆は、葉っぱが ~|~ となっているので、何となく、みんなで歌を歌っているように見えるのですが、それは私だけでしょうか。歌は、「春がきた~春がきた~どこにきた~♪」のような気がします。
生春まきです。円い紙のような半透明の春まきを、さっとお湯にくぐらせて、中にハムとかあるいは肉とか、たけのことかを切った、いろいろなものを巻き込みます。カンタン。
奥さんに教わりながら、私も少し手伝いました。頭を使わないでも出来ました。わたし向きです。ニンニクをすり下ろした醤油のタレにつけて食べたら、それがまたおいしいこと。
何日も天気が悪くて、ウォーキングはもとより、畑には出られないし山もだめで、うさうさするものですから、今日は午後になってから出かけてしまいました。
途中、篠突く雨の中を走ることもありましたが、つくば市までドライブをして、ショッピング・モールを散歩。けっこう気晴らしになりましたね。今日は¥1,000ではありませんでした。おっと、1,000未満の区間だったんだ。鯛焼きを買おうと思ったのですが、行列ができていたのでパス。おしかった。残念 私は行列が大嫌いです。
一日一茶
短夜をあくせくけぶる浅間哉
廃 句
短夜のためかいつも眠いのよ
短夜をなお夜更かして短くす
短夜を早起きをして二度寝する
短夜や浅間は遠くて見えやせぬ
短夜やそれでも噴火にゃ灰が来る
短夜や昼が長いと疲れるネ
短夜や夢も短編映画かな
短夜は夢も何かと忙しい
短夜やさっき戸を立てもう開ける 小さい体のお坊さん
短夜のせいか猫も寝てばかり
短夜やそれは猫の性質じゃ
短夜や猫は寝子と書きたいね
短夜のせいで昼寝が長くなり
短夜や草むしりする悪夢を見
短夜のせいで葛の根掘り切らぬ これも夢の世界です
短夜や夢で饅頭食べ損ね
短夜のせいでいいとこ眼が覚めぬ
短夜や晩飯のあとの長いこと
短夜のせいか何かといそがしい
短夜や昼頃も一度夜にして~~
久しぶりの 補) 小さな体のお坊さん
どうしても袈裟が大きくなります → 大袈裟