春の朝

2009年05月15日 | Weblog


 天気は良いのですが、気温が上がらず、とても爽やかな日でした。こういう日は働き易いです。

 夜、寝るのが遅いのに、早く目が覚めてしまうので、昼間は眠くなります。早く目が覚めたときには炬燵で、また一眠りします。熟睡できますので、寝不足の埋め合わせには大いに役に立ちます。

 こんな詩を思い出しました。

   The year's at the spring,              時は春、
   And day's at the spring,              日は朝(あした)、
   Morning's at seven;                       朝(あした)は七時、
   The hill-side's dew-pearl'd;       片岡に露みちて、
   The lark's on the wing;                揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
   The snail's on the thorn;             蝸牛(かたつむり)枝に這ひ、
   God's in His heaven ー    神、そらに知ろしめす。
   All's right with the world!           なべて世は事も無し。

                                                                      訳は 上田 敏の『海潮音』から

   
 

 キュウリは、元気に育っています。上から撮っていますので、この写真では分かりにくいですが、上に伸びてきています。たぶん、この行灯ではそろそろキュウリクツでしょうね。

 
 

 そら豆は順調です。まだ空を向いていますから、もう少し待たなければなりません。待ち遠しいです。


 

 しかし、よく見ると今年も例外ではなくアブラムシがしっかりとくっついていました。蟻の往来も激しい所もありました。どちらも、虫の好かないものだし、ありがたくないものです。かと言って無視できない。


  
 
 虫と言えば、イチゴを食べていたら匂いに誘われてか、やたら小バエが集まってきてしまいました。居ることいること。

 

 それで、たまたまホームセンターに行ったときに、レジの所に下げてあった「小バエ取り」を買ってきてあったので置いてみると、短時間でこんなに取れました。

 ゼリー状のものに何か蠅が好むようなものが入っているんでしょうね。小バエは、蠅と違って取りにくいので、こういうものがあると便利です。


 

 


  一日一茶

   塔の影筵(むしろ)かすりてなく蛙

  廃 句

   塔の影とうとう私も六十路なり
   塔の影年の割には落ち着かず
   塔の影迷いばかりを身にまとい
   塔の影その日暮らしをしてござる
   塔の影給付金はまだかいな
   塔の影使うあてなどないくせに
   塔の影ニュースを聞いて思い出し
   塔の影遠くに見える筑波山
   塔の影なく蛙白い雲
   塔の影理想ばかりがそびえ立ち