ターサイ

2008年03月16日 | Weblog

 暖かくなってきましたね。いよいよ畑が忙しくなって来ます。まだ風邪気味なので、何もしていません。少し焦り気味です。

 これから本格的な春になりますが、今年はずっと良い日のままの春でいて欲しいです。本当に春らしい春は少ないですからね。ですので、よく人生の春が四季の春に重ねられます。

 誰かの歌に「青春時代の真ん中は~」というのがありましたが、「道に迷っているばかり」と「胸に刺さすことばかり」と言っています。そればかりじゃなくて、もっともっとあるでしょうけどね。
                       
 屋根に上げた風呂用の水は、熱くてうめないと風呂に入れません。おそらく、50℃は越えているものと思われます。蛇口から落ちてくる熱い水を指で切るようにして、瞬間的に熱さの具合を計ります。ゆっくり手で受けようなんて思ったら、火傷に近い状態になります。

                   


   

 ターサイを奥さんが、よっこらしょと取ってきてくれました。こんなに緑で嬉しいですね。ターサイは、私は初めて作りましたが、たいへん作りやすい野菜ですね。これからも、忘れなければ作ろうと思っています。

 忘れるというのは、何を忘れるかと言いますと、種まきの時期です。これを忘れて悔しい思いをすることが度々あります。スティックブロッコリーなど、忘れてしまって今年は無しです。

                                  

 映画「5つの銅貨」のサウンド・トラック盤です。これはレコードで、私が昔買った物です。この映画は見ていませんが、音楽が素晴らしいので気に入っています。

 主題歌のメロディーはとても親しみ易いし、おそらく30数年まえに封切られたこの映画の音楽としては、テーマ音楽しかほとんど放送されなかったのですが、たまに他の曲も放送されたので、このレコードをかう気持ちになりました。

            

 いちばん素晴らしいのは、二人の男 ダニー・ケイとルイ・アームストロングと、小っちゃな女の子が歌う場面です。3人とも、まったく別な曲を歌っているのがすごいです。それでいて、和音もメロディーの自然さも決して崩れていないんです。   
http://www.youtube.com/watch?v=j_r-Q1u6PDk&feature=related で、そのシーンが見られます。半分以上過ぎた頃に、三重唱がみられます。
 
 また、
http://www.youtube.com/watch?v=jm6ktYq0Yxk&feature=related もご覧下さい。ちょうど、紹介したいシーンが見つかって良かったです。

                     

 寒い冬の間は、全部が死んでしまったかのようにさっぱり姿を見せなかったメダカが、水もぬるんできたか水面に群がって泳ぐのが見えるようになってきました。

  一日一茶

    遠里や菜の花の上のはだか蔵 

      遠里(とおさと)
      はだか蔵(くら): 粗壁(あらかべ)の土蔵



学校でてから50年

2008年03月15日 | Weblog


 一日中曇りでしたが、夜になってから降り出しました。まだまだ雨の量は少なかったので、よいお湿りです。

 中学校の、ある役員をしていますが、会合があったので行ってきました。私の母校です。出来てから51年目に入ろうとしています。ということは、私が卒業をして50年。二つの中学校が統合されて出来ました。

 半世紀も経ってしまったんですね。そこ間、反省ばかりの人生でした。長い反省期です。その間に「カサブランカ」を見ました。「風と共に去りぬ」も見ました。「哀愁」も「旅愁」も「七人の侍」も「OK牧場の決斗」も「シェーン」も見ました。「禁じられた遊び」では駅の中、人混みにもまれながら「ミシェル」と叫ぶ女の子に涙をしました。007シリーズはたぶん全部見たかと思います。

 軟派しようとして出来ずに、あやうく難破しそうになったり、硬派になりきれず心の中では荒波がたけりくるっていたり、、、。いろいろあったねぇ。


          

 思ひでとは関係ないですが、ソラ豆です。こんなに寒さが弛んで、おまけに春の慈雨を浴びていますから、これからはきっと生長が速くなるかも知れませんね。

          

 こういうのもたまにはいいですね。ラスク rusk って何だろうと思ったら、オーブンでパンを固く焼いたケーキ、と出ていました。また柔らかく甘いビスケットともありました。片方は固くて、また片方では柔らかと出いるんですから、「一体どっちなんだーーーーっ  」と言いたくなります。このごろ、よく叫んでいる女の子が皮のムチなどを持ってテレビに出ますね。

 元は、スペイン語とかポルトガル語らしいです。捻るなんていう意味らしいですから、捻ったカリントウのようなものだったのかなぁと思ったり、、、。でも、たぶんハスレですね。

          

 わが家でも、やっと梅が満開になりました。老木なので木そのものが長持ちしてくれるかどうか心配です。

                      

 何十年もまえに、新聞か文藝春秋か、何に出ていたのかもはっきりしないのですが、ある文句がでていました。その文句も正確ではないかも知れませんけど、一応ご紹介します。

  Years roll by, but memories are as young as yesterday.
     歳月は過ぎゆくも思い出は昨日のごとく新たなり

 映画「戦場にかける橋」のクワイ川の近くにあった記念碑かなにかに書いてあるのだそうです。

 なかなか良い文だなぁと思っています。クワイ川のある国はタイだったと思いますが、あの鉄橋は映画では爆破されるのですが、実際はそうではなく、今でも健在で使われているそうです。


 一日一茶

    針事や椽(えん)の小春を追歩き


カブの浅漬け

2008年03月14日 | Weblog


 マシンガンのように連続してクシャミが出て目が覚めてしまいました。ティッシュの箱も空っぽです。そうなりゃ、起き出すしかありません。

 このところ、春らしくなってきました。ちょっと浮かれ気味です。でもまだ油断はなりません。花粉症かなと思っていたら、少し風邪気味だということが分かってきました。ですので、大事をとって家の中でゴロゴロしています。本拠地はもちろん炬燵です。本を読んだり、テレビで刑事ものを見たり。それにしても、刑事物が多いこと。昼間ですから再放送ばかりでしたが。

          

 ニャンパルさんのご推薦の本、「あじさいの唄」です。息子に聞いてみたら買ってきてくれました。なかなかおもしろいですね。適当にギャグがあったりして、いかにも漫画という感じです。

 漫画は、しばらく読んでいませんでした。昔、まだ若い頃「かりあげ君」などは少しは読みました。ドラえもんは子どもと一緒に読みましたね。

          

 これは何でしょうか。これはレコードにパックしたのを剥がしたものです。パックの仕方は、
http://blog.livedoor.jp/potatojaga/archives/2008-03.html#20080303 をどうぞ。野次馬になったつもりで、ご覧下さい。

 これをやると、傷のあるものは別にして、見事に音質がよみがえります。ちょっと手間がかかるのが欠点ですけどね。いまどき、こんな馬鹿なことをやっているんですから、ホントに馬鹿ですね。数枚やってみただけですけど。今どきレコードなんてのは、ドン・キホーテと同じようなものですよ。たくさんもらってしまったから聞いているのですが、もらったものはパックなどしません。くれた人はかなりパックをしてくれてはいたようです。

 効果があるよと言って、奥さんにこのパックを勧めたら殺されますかね。動機のめずらしい殺人事件ですね。なんちゃってね。

          

 これが大好きなんですよ。カブの食べ方いろいろありますが、この浅漬けがいちばんおいしいです。球の部分も葉の部分も食べられますしね。殺されないまでも、この漬け物にボンドのパックがされて出されたりして、、、。  言っておきますけど、これは冗談ですからね。ほどがあります。などと言われそう。

 この球の部分は、茎なんでしょうか。根なんでしょうか。分かっても味は変わらないでしょうけど。

                        

 あたたかくなってきたせいか、いつもは一日に一個しか卵を産まなかった烏骨鶏も、昨日は3個産んでいました。しかし、毎日3個はあり得ないので、たまたまだったんでしょうね。産み出すと、どれかが抱き始めます。非常に効率の悪い鶏です。

 猫も犬も卵なんか生まないで、餌ばかりたべていますから、まだ良い方ですよ。でも猫はネズミを捕ってくるし、犬は知らない人が来たら吠えます。たったそれだけの仕事ですけどね。

 近頃思うことは、犬は大人の人以上に食べますね。私など毎食、茶碗一杯しか食べないのに、犬はご飯にすると3杯くらいたべるのではないでしょうか。

  一日一茶

     春風のそこ意地寒ししなの山

 昨日の、「好文」というのは、好文木の略で、梅の別名です。広辞苑の「好文木」という項目に、「帝、文を好み給ひければ開き、学問怠り給へば散りしをれる梅はありける。好文木とぞいひける」と十訓抄のなかの例文が出ていました。

 「あじさいの唄」がでてきたところで、あじさいの別名を調べてみたところ、「よひら(四片・四葩)」とありました。


邪魔された昼寝

2008年03月13日 | Weblog


 東風がやたら冷たい日でした。外に出る気力は消失。花なら良いんですが、洟がでます。鼻がつまります。良いことと言ったら、ご飯がおいしいくらいなものです。
        
 寝不足なので、毛布をかぶって寝てしまいました。すると、玄関でピンポンとチャイムが鳴り、「回覧で~す」と隣のおばちゃん。一通り世間話をして、また毛布をひっかぶると、こんどは電話。くだらない売り込みのキャンペーン。腹立つなモー。

 電話機に、「販売目的の電話はおことわりします。」というようなメッセージが入れられると良いんですけどネ。調べたのですが、わが家の電話機では出来ないみたいです。


          

 回覧は、水戸市役所からの市報です。表紙の写真は「梅むすめ」ですね。梅むすめは観梅の期間中に活躍します。梅の花よりこっちの花の方がいいな。市報は一家に一部ずつですから、回覧ではありませんね。取り回しと言っています。

 それで、もう起きあがってしまいました。テレビはおもしろくない。音楽も寒くてパス。本にとりかかる気力もない。みんな洟のせいなのです。何だろう。風邪なのか花粉なのか。でも、衛星放送で4人のバイオリニストの演奏をやっていました。これはおもしろかったですね。右から2番目の人は加藤知子さんで、水戸芸術館でよく演奏します。左端は堀米ゆず子さんです。

          

 そんな時間を送っていたら、また玄関でピンポン。日本選手は強かったですね。でも、中国の方がまだまだ強いんでしょうね。愛ちゃんやら、名前の知らないかわいい娘たちが活躍したんですね。

 日立製作所が社員たちに広めたのはパンポンでした。あれは、軟式テニスボールとラケットは板切れを使い、舗装の上でテニスのようにやるゲームです。コートは小さいです。この頃下火ですね。

 何の話をしおうとしているのか見えなくなってきました。みんな洟のせいなのです。いや、もっとマジメに、、、。その玄関でピンポンが鳴ったので、出ていくといつもの友達が遊びに来たのでした。

 それで、やっと気力も出てきて、伊予柑だの「ミルクで飲むココア」などで接待。いろいろな雑談に花が咲き、何となく充実感がでたのでありました。


          

 朝日です。目で見た時には、太陽はもっと赤い色をしていました。日の丸そっくりだ、と思って撮ったのですけど、、、。

          

 キヌサヤも、さっぱり大きくなりません。でも、一昨日のような暖かい日もこれからはあるでしょうから、これからの生長は期待できると思います。

 おいしい豆を食べられるのを夢見ています。ちょっと表現が大げさかも知れません。

                          

   安眠を妨害するはチャイムかな
             たった2回で昼寝もできず

 愛ちゃんと言えば、「さようなら~ さようなら~ 今日限り 愛ちゃんは太郎の嫁になる~ 」なんていう歌がありましたっけ。愛ちゃんの手を引いていくのは、出しゃばりおよねでしたね。よく、トラックでリンゴを売りにきた人がその歌をかけていましたっけ。あの頃は、助手席にプレーヤーを置いて、レコードをかけながらトロトロと走っていましたっけ。 


   一日一茶

        三ヶ月やふはりと梅にうぐひすが

   私のへたな句を

        くしゃみして好文の花咲きにけり

 


    
   


あったかかった

2008年03月12日 | Weblog


 昨日は各地で、暖かくて春の盛りの頃の陽気だったとか。やはり暖かいのは暮らしやすいですね。身も心もゆるみます。ここで油断は禁物。このまま行ったら5月には真夏になってしまいますからね。三寒四温の時期なんでしょうね。でも、昨日は気温が高すぎた。三寒四温じゃなくて、馬鹿ん気温でした。新しい作品ができそうな人は、気温が高すぎ新作。セーター重ね着、暑っ悲鳴

 役者さん、道具部屋では鬘(かつら)くぐ郎。出世をあせったあまり、近度は勇んでしまって、なんてね。卒業を迎えた大学生最後の酒盛り。酒もとっくにしてしまった。カツ丼は取りやめ、カツ回収だーっ。もう疲れてしまって、肱も肩も年だゾーっ。逃げるなオイこら待てんぐ。朝から何をやってんだって怒られそうなので、そのくらいに、、、しておきます。

                        

        

 ネギも頑張り通しました。かなり葉っぱが傷んでしまいましたが、残ったものは全部生き残っています。敢闘賞ものです。

    ネギの葉のごとくにネタが細りけり

 だんだん菜園のネタがすくなくなってきましたので、悪しからずお相手願います。

    ネギの葉に頑張ってねと乞い祢(ね)ぎぬ


        

 買ってきたは良かったのですが、その後は気温が低かったので心配しました。冷やしんス なんて言いませんよ。10℃以上の所に置けと言うので、室内に入れて置きしんす。

 作戦成功、咲きしんす。花も多くになりりんす。花魁(おいらん)形態(なり)を連想しておりんす。頭の中はバカンスで、おまけにちょいとラビリンス。背広はタンスに、もひとつゴン。踊りはダンスで無いのがセンス。株価が上がらず苦しンス。沖縄土産はチンスコウ。・・・もう止めましょう。今日はなんだかおかしいンス。陽気のせいでヤンス。

                        

 また早いのですが、これからはやっぱり寒さと暖かさが押し合いをして、昨日は寒さが上手投げで勝ったけれども、今日は暖かさが寄り切り、なんていうことがちょっとの間、繰り返されるんでしょうね。

 寄り切りと言えば、若貴の兄弟争いあたりから、大相撲から気持ちが離れてしまいました。そこにきて、この頃の不始末。野球もスーパースターがアメリカに行っちゃっているのでつまらない。サッカーは最初からバカ騒ぎが嫌いで駄目です。ゴルフなどは、こんなのが数多く居て大金をものにしている反面、あくせく働いているのがワーキング・プアなどと言われて、いつまでも貧乏でいるなんてと、憤りを感じますね。何とかならないものか。

 まあまあ、そう口吻・興奮(亢奮・昂奮)・公憤せずにね。暖かかったんですから、日々穏ひに暮らしませうね。ハーイ。


  補)乞い祢ぐ(こいねぐ) お願いする

    穏ひに(オダイニ)  穏やかに


  一日一茶

    梅が香をすゝり込んだる菜汁哉


においひば

2008年03月11日 | Weblog


 雨はほぼ一日ふりました。日光ではだったそうです。ニュースで見ました。下界はですね。よいお湿りです。これで、しばらくは埃が立たないでしょう。野菜も生き生きしてくるでしょうね。

                      

 読書、お茶、漢字クイズ、来客、ガス料金の集金、電話、おやつ探し、雨眺め、空想瞑想妄想黙想 続いて昼寝、食材配達、猫に餌をせがまれ、とまあこんなことがあったりしたりしていました。私の基地は炬燵です。普通の人なら 鯛靴するでしょうね。私は炬燵のウナギです。ぬくぬくと入りっきり。雨なのにとても良い日でした。

 夕方近くにはあがったのですが、風は冷たかったです。風上は日光の方面ですから冷たいはずです。

          

 今朝は霧です。今日は晴。西の風日中南西の風。最高気温19℃という予報です。暖かくなるということですね。 


          

 一時晴れたのですが、それからまた降りました。その晴れたときには、もう湯気が上がり始めます。かなり暖かくなってきてはいるんですね。湯気は写りにくいです。横になった竹棒のうえにモヤッとしているのが湯気です。

   

        

        

 たけさん からご質問のあった においひば の写真です。ヒノキ や サワラ とは、ほとんど変わりがないですね。揉んだり、ちぎったりすると良い香りがします。 

 これは、父がどこからか枝を折ってきて挿し木にしたものです。二本あります。幹が上まで一本でなくて、複数の枝が立ち上がっているという感じなので、台風のような強い風が吹くと、一本くらいは折れる場合があります。

                        

 日光のことについて少し聞きかじりを。

  日光は、元は勝道上人(しょうどうしょうにん)と言う坊さ
  
んがこの場所に惹かれ補陀落山(ふだらくさん)と見なし、
  二荒山(ふたらさん)と名付けました。その二荒の 二 を
  ニ と発音、荒 を コウ と発音して、ニッコウとなり、
  それを後に 日光 というを漢字当てたのだそうです。今の
  名前になるまでに、いろいろあったんですね。出世魚みたい
  に名前が変わってトドのつまりが日光に。

  補陀落とは観音浄土の意味だそうです。観音浄土とは何か。
  観音様の住む浄土だそうです。それが、はるか南の彼方の島
  にあるのだそうです。ひょっとして、オーストラリア???
  なはずねーだろ、と言われるかも。ひょっとしてそうかも
  知れませんよ。ニュージーランドか、ニューカレドニアか、
  それともグアムか、硫黄島。???

  ひょっとして、極楽浄土は人の胸の中にあるのかも知れませ
  んね。


  一日一茶

    寒月や喰ひつきさうな鬼瓦 
   くいつきそうな、、


 


大根のなれの果て

2008年03月10日 | Weblog

 昨日の話の中で、テレビ西部劇の「ローハイド」のことがちょっと出ましたが、それはほぼ40年くらい前のことだったかと思います。その頃は、そのほかに「ララミー牧場」というテレビ西部劇が人気がありました。ローハイドは、NHKの衛星放送で再放送されていますが、ララミーの方はまだです。予定があるのかどうかは私には分かりませんが、ぜひ再放送をしてほしいと思います。

 他にも、たくさんありました。だいたいが「水戸黄門」のようなワンパターンに近いものでありましたが、それでもおもしろかったです。

 そういう話は、切りがないほどありますので、今日の所はそれくらいにしておきます。鶏よりの昔語りのブログになってしまいますからね。「わひがの、まだ若かったころのはなひじゃがの、、、、。」なんてね。


                        
                     おっと、寝るのはまだ早い。

 畑に残された大根がおもしろい形をしていたので、撮ってみました。

  

   

 なんとまあ、こんな大根になっちゃったんですよ。どれもメタボみたいななりをして、、、。なんとなく色気もありそうな、、、。

     

 「ミーちゃん、畑に行こうか。」と言うと、気が向いたときには付いてきます。畑を縦横無尽に駆け回りますね。ワン公は連れて行けません。作物を滅茶苦茶にされますからね。猫は体重がないので、駆け回っても作物には影響を与えません。

 栗林に行くと、あちこちの木によじ登ったり、降りて駆けて行って次の木に飛び乗ったり、爪を研いだりやっていますね。

                          

         

 今はこういうものを読んでいます。これは時代物です。もちろん江戸時代。上下巻あるので、それなりに時間がかかります。でも時間がかかっている本当の理由は別にあります。漢字クイズばかりやっているからです。

 誰かから言われそうですね。「ぼんくらがぼんくら読んでりゃ世話ねぇや。」 さいざんス。

   ぼんくらが「ぼんくら」読んで春がすみ  

              評) 頭も景色もかすんでいるようで、、。
                 へい、ついでにメガネも、、、。

                         

 昨日は、ほんとうにポカポカ陽気で春らしい一日でした。風が少しありましたが、あたたかい風でした。 今日もまた今のところは穏やかな日になりそうな感じがします。朝は寒くないですね。しかし、天気予報では雨になるとか。

 天気はともかく皆さん、良い日であって欲しいですね。


   一日一茶

      三ケ月やふはりと梅にうぐひすが

 

なのはなさいた

2008年03月09日 | Weblog

 土日、土日と重ねてこの年になってしまいました。という言い方より、この年まで生きてこられました、と言うのが本当でしょうね。気持ちはどちらも半々ですけど。

 私は人混みのところに行くのはあまり好きではありません。車混みとは言いませんが、混んでいる道路も好きではありません。好きな人はいないでしょうけど。

 働いている時には土日にしか外出できないので出かけましたが、今は避けています。結果的にはサラリーマンの人に譲っているということになりますかね。

                      

 人っ子ひとり見かけない町というのは寂しすぎます。田舎なら、どうせそういう所ですから平気ですけど。町の中に人が歩いていないで、よろい戸ばかり並んでいる町並みが多くなりましたね。

 商店の方にも責任はありますが、お客さんの方にも責任があるでしょうね。町ががらんどうでも困りますので、私は通販では原則として買わないことにしています。通販ばかり栄えて、地元の町がゴーストタウンでは困ります。

 通販で買うのは地元の店に無いものとか、特産品などにしています。通販は少しばかり安くても、結局は送料やら手数料がかかったりすると、決して安いとは言えないです。たとえ安くても、店にもあるものなら、ほんの少し安い程度ですからね。本などは、店頭にない場合には、急ぎのものも無いので、本屋さんに注文をして、あとは連絡があるのを待っています。

 地元の人たちの就職口だって、店が無くなった分は少なくなりますからね。
みなさん、地元の店を大切にしませんか。


                      


        

 霜がおりない朝が少しずつ出ていきましたが、相変わらずこんな朝もあります。真冬と同じです。

        

 おなじ朝の遠景です。左から右に斜めに通路のように走っているように見えるのは、通路ではなくて においひば の陰です。においひば は、葉を揉むと良い香りがします。

 ところで、畑の先の方に木立が見えますが、これがあるおかげで、台風の時など南風が吹いても、かなり風がやわらぐみたいです。左手に隣の家がありますが、私のところよりずっと風当たりが強いそうです。

 この林がなくなると、ずっと何キロも先まで見通しが良くなります。”ローリンローリンローリン、ローハーイド 、ィヤー パシン、ィヤー、パシン” と、大げさになりますが、ちょっとした
ローハイド のような風景になってしまいます。(Shiftキーを押しながらクリックすると別なウィンドウが開いてみられます)

 ところで、ローハイドというのは、なめしていない皮(生皮などと言われるとか)のことだそうです。「むち打つ」とか「むち」という意味もあります。歌の中で、パシッという音がその鞭なんでしょうね。

                      

       

 やっと菜の花が咲きました。まだ少しです。葉が大きくなってから本格的な冬を迎えたので、かなり寒さに痛めつけられました。そのせいか、まだ茎がスッと高く立ち上がれないまま咲いています。この黄色はいいですね。春の訪れを表す色です。

 うぐいす が啼き、ひばり も時々啼いています。その空のずっと上にはジャンボが飛んでいます。その上には白い雲。春だなぁ。

                            
images     

 でも、うぐいすは まだジャッジャッと啼く方が多いです。ホーホケキョの前にはジャッジャッと啼いています。それを私たちは ジャッチャめ と言っています。「め」は動物・鳥類などに付ける接尾辞です。馬め、牛め、鶏め、なんて卑下して言います。

 かならずしも卑下でもなく、語調を整える為にもつかいます。スズメめ、とか ツバメめ とか 亀め なんて言いません。め を重ねません。おめめ って何でしょう。目が二つあるからかな。それとも、目め と言っているのか。そんなはずはないから、口調を整えるためでしょうか。お手て とも言いますね。「て」がふたつ。お歯は は無い。耳は み が二つだから お だけ付けて お耳 ですね。ややこしいことこの上なし。外人は暗記しなくちゃならないんですね。

                        

 山仕事をしていると、うぐいす とか ひたき の類が挨拶にきて、しばらく近くで遊んで行きます。通じないとは思いますが、どうせ誰もいないので、「良く来たねー」と言ってやります。かわいいですよ。とても和みになります。それが、庭にいると庭にも来てあいさつしていきますからね。すぐ近くまで来ます。仕事中が多いので写真にはなかなか撮れません。


  一日一茶

    思ふ人の側へ割り込む炬燵哉(こたつかな)

      こたつでなくても、いつでもそうしちゃいますね。



気晴らしい

2008年03月08日 | Weblog

 春の風が冷たく寒いという話ですが、いつか書いたことの蒸し返しになりますが、私の親は「春のいなさは鉄(くろがね)通す」とよく言っていました。

 いなさ というのは南東です。東風のことです。春の東風は鉄でも通してしまうほどするどいという意味なんでしょう。やっぱり冷たくて寒いんですよ。

                         

 真竹きり、竹棒つくり、笹燃やし、堆肥作り、とまあ今の私の主な仕事はそんなものです。出ては困るような処に出たものは全部切り倒して、棒にします。それと同時に、藪の中の間引きをやります。根気の要るしごとです。

 この頃は、同じ事の繰り返しという仕事に慣れて、むしろそういうものが好きになりました。いろいろな事を空想しながらやっています。空想もまた楽しいものです。


         

 フキノトウはやっと開きました。数はけっこう出ていて、開いたものもあるのですが、どうも寒いせいかもっと暖かになってから出るものと比べると瑞々しさに欠けます。それに、この地面も春の地面ではありません。緑色が無い地面ですからね。

         

 一方、お茶の木の南側にある水仙は、ひなたぼっこをしているせいか、もう蕾がふくらんでいます。あとはカウントダウンをするばかりになりました。こういう日だまりのできる処に猫がまるくなってよく寝て居るんですよね。うらやましい。ときどき猫になりたくなります。猫は寝子ですね。

                        

 単純仕事に飽きたら、外出して古本屋に行き、本の背表紙を見て帰ってきます。なかには、オッと思わせる本があったら買ってきます。それもまた楽しです。気晴らしになりますので、「気晴らしい」とでも言いましょうか。

       

 息子が 漢字クイズ の雑誌を買ってきてくれました。意地でもやり抜くぞと、二人でチャレンジしています。もう目がチラチラしてくるのですが、それでもやっている。おもしろいからです。これも「気晴らしい」です。世の中には、こんな言い方もあったのかというのが結構あって勉強になりますね。すぐに忘れてしまいますけど。

 「忘却は敵なり」、略して「忘敵」です。先日、隠したはずのヘソクリ1,000円なんですが、どこに隠したか分からなくなってしまいました。

 今朝は、至る処が霜で真っ白でした。今日は土曜日。晴れで風が北西、南とやや強いようです。今日もみなさん良い日でありますように。


  一日一茶

      梅咲くやせうじ(障子)に猫の影法師
                     


春は名のみの

2008年03月07日 | Weblog

 おかしなものと言うのか、不思議なものと言うのか、真冬のカチカチに凍っていた頃の風の寒さと、今の風の寒さとを比べると、今の風の方がはるかに寒く感じるのです。

 どうしてなのか、ちょっと考えて見たのですが、あの頃とは違って体がゆるんできているためなんでしょうか。あの頃は、完全に寒いものですから、それなりの緊張感が心身共にあり、覚悟の上で寒さに向かったわけです。今は、比べれば気温は高いわけですから、身も心もゆるみ、そこにちょっと寒い風があたるので、「オー寒い」と思うのかも知れません。したがって、今の風はとても嫌に思える風です。

                       


        

 ほうれん草がまだ食べられます。これは、白菜のように末期の頃になると、その物に張りがなくなり、おいしさが半減してしまうようなのとは違って、いつまでも盛りの頃と同じような食感がするような気がするのですが。

 相変わらず甘みと、独特の堅さ柔らかさを備えていますね。もちろん独特の香りもあります。

        

 シャクナゲの蕾が大きくなってきました。庭を改装する前は、木全体が大きくなりすぎて、邪魔な存在でした。せっかくたくさん咲くので切ってしまうことも出来ずにいましたが、改装してからはその周囲がからっとしたものですから、そこにあっても全然邪魔にはならなくなりました。切らなくてよかったです。もっと大きくなっても大丈夫かなと思うくらいです。


                       
                因(もと)


        

 
 冬の風より早春の風のほうが寒いというのはこれ如何に。砂糖より饅頭の方が甘いのと同じ也。おかしな問答ですが、年をくっている割りにそれだけ悟りから距離があるということです。それに気づくくらいは悟っているのですが、それから先が駄目なんですね。心頭を滅却することが出来なんだワイ。

 いやいや、歌にもあるでしょう。「春は名のみの風の寒さよ~   」
同じように思っている人は多いようです。
            

  一日一茶

      我春も上々吉よ梅の花
           わがはるも じょうじょうきちよ うめのはな


水村山郭酒旗風

2008年03月06日 | Weblog

 昨日は、用事があって一日中外出していました。お昼には鴨南蛮ソバをたべました。一緒に食べていた人が 「 これはアイガモではなくて、本当の鴨だ。」 と言っていました。私には違いが分かりません。おいしければ、こだわらないタイプですから。で、味の方はとても 牛負けた です。

 ネギとか唐辛子などを入れて、油も入れるんでしょうか、煮たようなものが南蛮煮らしいのですが、詳しくは分かりません。鴨が入るから鴨南蛮煮となるんでしょうか。詳しくは不明。あまりこだわると、味も楽しまない内に蕎麦が延びてしまうので止めにしましょう。

                       


         

 ホームタマネギはしっかりした球根を植えたので、安心して生長を見ていられます。なにせ球に養分が蓄積されているし、苗もしっかりしていましたからね。病気になったとか、雨で長く土が濡れっぱなしということでも無ければ大丈夫なんでしょう。

         

 ノビル(野蒜)です。冬の寒さなんか平気みたいです。子供の頃は、発音ができないのでノノヒロとか、ノノヒョロなんて言っていました。欠食児童だったので、いつも腹を減らしていましたので、こんなものも良く食べました。抜いてきて井戸で洗って、味噌をつけて食べましたね。

 今では、料亭なんかで出ることがありますよ。小さな球に、茎を長めに付けて、それをゆるく一回縛るようにして輪をつくり、ひとつ皿に乗っていると、いかにも高級な食べ物に見えますよ。和食は見せる料理ですね。それも良いかも。

                         

       江南春絶句  杜牧

        千 里 鶯 啼 緑 映 紅
        水 村 山 郭 酒 旗 風
        南 朝 四 百 八 十 寺
        多 少 楼 台 煙 雨 中

         高校の時に習った詩ですが大好きです。これは風景画ですね。よくもまあ、こういうのが作れるなぁと思いますよ。飲んべえさんは2行目の処まで行くと、喉の渇きを覚えるのではないでしょうか。

 パロディ版です。これも風景画。

        万里烏啼いて枯葉空(くう)に舞う
        がさ藪竹藪滴雨
        山村山寺ほったらかし
        多少の雨漏り霖雨中(りんうのうち) 

             (間違いがあったので一部訂正しました)
 

        


   一日二茶

      梅がゝに障子ひらけば月夜哉

      遠方(をちかた)や枯野ゝ小屋の灯の見ゆる


春いろいろ

2008年03月05日 | Weblog


 「春よ来い 早く来い」と、ある童謡の歌詞にありますが、夏とか、秋や冬の場合は「来い」とは言われないですね。人の心の中では、ぜひ来て欲しいと思うのは春なんですね。春だけは待ち遠しいなんていう気持ちになります。特別な季節ですね。

 思い出したんですが、「四季の歌」というのがありますね。「春を愛するひとは~  」で始まるあの歌です。

 http://www.youtube.com/watch?v=3iejS6D_fsA&feature=related

 http://www.youtube.com/watch?v=ZaE9WM-fYi8&feature=related 

をぜひクリックしてみてください(Shift キーを押しながらクリックすると、別画面上で見ることが出来ます)。 芹 洋子さんの歌い方は、この曲にとてもよく合っています。この歌は歌詞も良いし、曲もとてもよくて、大好きです。

                         

 みなさん、ぼちぼち 「 種を蒔きました 」 なんていう話があちこちから聞こえて来ますが、私も人間。そういう話を耳にしては、落ち着かない気持ちになるのであります。寒さに体まるめて縮こまっていたのが、主の帰ってきたのに気が付いて、急に頭を持ち上げて餌をねだる、わが家のミーちゃんのような気持ちになります。つまり帽子の気持ちですね。ハットする。

 しかし、まだまだ氷は張るし、霜柱も立ちますからね。今はじっと我慢の子であった、という表現が合うような毎日を送っています。種を蒔かんとする気持ちを帽子じゃなくて、防止するんですね。(我慢の)子ではないんですけどね。でも、悟りなどさっぱり開いていないので、やっぱり子ですね。


        

 キャベツはこんな具合です。外の葉が黄色くなっていますが、たぶん寒さのためなんだろうと思っています。しかしまあ玄関(厳寒)を通りすぎてきているのですから強いものです。ネットをかけているので、鳥の害はありません。

        

 一方、こちらは不織布の中のキャベツなんですが、大きくはなっていますけど何となく力がない感じ。大きさでは明らかに違いがあります。やっぱり暖房効果があるんですね。

        

 物置の近くで、こんなのを見つけました。カマキリの卵ですが、ダブルです。普通は一つだけですが、二つあるということは、二匹のカマキリが偶然ここで産んだように思われます。とてもめずらしいです。

                       

 春は嫌いだなんて言っておきながら、春は待ち遠しいなんて言うんですから勝手なものです。人の気持ちは複雑であるということです。いや、私の気持ちがいいかげんなせいかも知れません。差し引きどっちの気持ちが勝つかとなると、待ち遠しいの方でしょうね。

 花はさけども、「
はな(鼻)びしびしに」と、クシャミや洟が出て鼻が困るのも春です。花の春。鼻の春。洟の春。はなはだ迷惑。はなしにならない。はなれていたい春の花粉。花は花でも杉の花。早くこの時期、杉て欲しい。そういう気持ちになったシダーいです。

  補) シダーい

      cedar(シダー) = 杉
      シダーい       = 次 第

       シャレムリでした。

  補々) シャレムリは私の造語です。無理な洒落をカタカナに
      しただけです。フランス語っぽいでしょう。
      しかも、ファッションか、グルメ用語っぽい。
      字がずさん、じゃなくって、自我持参じゃなくって、
      自画自賛。      

   


関の山?

2008年03月04日 | Weblog


 朝の寒さは、この頃は和らいでいます。風もなんとなく春の香りがしてきたような感じです。気のせいかも知れませんが。でも、頬をなでる風は先月の風とは違いますね。耳のしもやけが治ってきましたから、やっぱり違います。

 さて、よくもまあ、くだらないことを毎日書いているなと思われていることでしょうね。そうなんです。よくもまあ、と自分でも思います。このところ、家庭菜園のブログは畑の野菜みたいに元気がないですね。

 私は、タイトルに家庭菜園とありますが、「家庭菜園+アルファ」とか、「家庭菜園+生活雑多」とか、「家庭菜園と生活」などのように、「・・・プラス」とか「・・・と」をタイトルに付けてきたので、いつでも他のことに逃げられる体制を作ってきました。ずるい考えだと言われそうですがその通りです。

 この頃は、畑はほっとけで、状況が動かない状態なのものですから、話題には出してもごくせまいことに限られていて、またかと思われるのが関の山です。

 ところで、「関の山」って何だろうと思っていたら、
http://gogen-allguide.com/se/sekinoyama.html  に語源が出ていました。こんな語源では、ばからしくてつきあい切れませんね。相撲取りの名前ではないし、関所を越えるのが山を越えるくらい大変なことなのかと勘ぐったりしてみました。そんなことを考えているなんて暇です。野良仕事をしながらですけど。

                     


         

 この「ワケギ」という名前を思い出すのに二日かかりました。嘘のように聞こえるかも知れませんが、その通りなのです。「それが嘘なんじゃ。」と言われそうですね。でも本当です。なので、話題に出すのも二日遅れとなりました。イチゴ畑に、このプランターにさしておいたラベルが落ちていたのをみて、「あ、そうだった」と思い出したのです。ど忘れというのでしょうか。

 それで、まだこんな具合です。でも、ずいぶん寒さは弛んできたので、そろそろ回復してくれるかなと思っています。しかし、実際はネギがあるので、そちらをつかってしまいますね。チャイブもあまり使いません。

         

 そろそろカルシウムも不足してきているのではないかと思って、ハウスに少しかき殻を振りまいてみました。いつ頃から効き目が出てくるのか分かりませんが、トマトを植えるのにはまだ間がありますから、今からなら間に合うかという算段です。だめなら石灰を振り撒こうかと思っています。

 カルシウムが足りないと、尻割れを起こすのだそうです。もっとも、たとえあったとしても、なかなか吸収しにくい場合もあるのだとか。そんなときにはどうするのか分かりませんから、とにかく素人はまず与えておくことと考えました。

        

 竜のヒゲの間に生えたシダの仲間です。これ以上は大きくなりません。なんという名前なのかもわかりません。植木鉢などに生えていると、ちょっと風情があります。しかし、やたら増えるので要注意です。まだ緑になりません。

                       

 語源は、おもしろい反面、やたら難しいです。英語で box というと「箱」ですが、別に「ぶん殴る」という意味があります。「ぶん」は要りませんね。そういう品のない言葉を使うのは私の癖です。育ちが疑われますね。

 語源ははっきりしませんが、どうやら違うところから来ているみたいです。たまたまスペルも発音も同じだったんでしょう。boxing は、この殴るという意味から来ています。

 今日の話も、私のつぶやきですからね。その程度までしか知りません。

 この頃はダジャレがないせいか、読者の数も激減です。おかげさまで、こだわりなしに書けます。ダジャレも飽きてきました。


  一日一茶

     梅咲いて一際(ひときわ)人の古びけり

 


我ながらアキレタ

2008年03月03日 | Weblog


 雛人形の話などは、適当に読んでおいてください。季節なので、そのことのおしゃべりをしてみた、と言う程度ですから。それに、それ以上のことは分かりませんし。

                                                                                         

 私は、若い頃はどうも3月という月は好きになれませんでした。せっかく仲良くつきあっていた同僚が転勤してしまったり、その反対に自分が転勤して、見ず知らずの新しい戦場に、しばらくは借りてきた猫のような状態で我慢していなくてはならなく、寂しい思いをしたことが数限りなくあります。まさに、春は
の季節です。

 中にはおもしろい人もいました。私の職場に転勤してきた人の話です。その人は、4月になってあるときに、転勤したはずなのですが、朝早くから元の職場に来ていたとか。「今日は、どういう用事で?」と聞くと、その人は「あっ!!」と絶句。間違えて、元の職場に出勤してしまったとか。

 その人には、もう一つ超弩級の、嘘のような本当のエピソードがあります。涼しくなってきたので、上着を着て出勤しようとしたら、ポケットが重かったので、何だろうと思って見たら、なんと去年のボーナスが手つかずで入っていたとか。 。


       

 フキノトウは出てはいるのですが、まだ開いていません。外側は緑色になっていません。まだ本格的ではないですね。

 これは花芽なので、いくら取ってしまってもフキには関係ないですね。どうしてこんなものがおいしいのかなと思うことがありますが、説明できないですね。フキノトウだからおいしいんだよ、です。でも、夏になって出てきたら食べないかも。


       

 小麦は遅ればせながら、それらしくなってきました。分けつもしているようです。作らなくてもよい作物なのですが、作りたくて始まったものなので、終わりにできないでいます。終わりにしてしまったら、また種を買うのに苦労しますから。一俵単位ならJAで買えますが、そんなに要らず、ほんの一握りか二握りくらいで良いのですが、その程度を売っているところなど、ほとんどありませんからね。

                     

 しかし、そのような変わった人がいると安心できます。私など、そこまででは無いにしろ、似たようなことをすることがありますからね。上が居るんだと思うとホッとしますよ。

 実は、私はそれほどまでは重傷ではなかったのですが、そのボーナスについては、もらうのを忘れて帰宅してしまったことがあったっmです。思えば一生の不覚であった。 奥さんは呆れてもうはぁ何とも言わず、、、、 。あのときの笑顔はゆがんでいたっけかなー。結婚したことを、たぶんつくづく心底反省したのではいかと、、、。 でも、気づいたら風雪ン十年、不思議にまだ結婚は続いています。たぶん、慣れたんでしょうね。

 そういうことですので、普段の生活のことは、いわゆる「推して知るべし」です。← 自覚症状はあるんですが治らない。

                     


        

 中学校では4クラスあったのですが、そのうち担任の先生は二人お亡くなりになりました。まだお元気な先生のお一人(男)が金婚式を迎えられたというので、同窓会を開きました。

 先生は、もう80歳を超えましたが、とてもお元気で50年前の頃と、ほとんど変わっていません。白いズックに鉄棒の蹴上がりが出来る先生のイメージが強かったです。みんな、蹴上がりを練習して出来るようになりました。私はとうとう出来なかった  。


        

 25、6人集まったのですが、中には同窓でも何と50年ぶりに会う人がいたりして、懐かしいこと。実に楽しかったです。でも、時のゼンマイは戻せないんですよね。

        

 中には、頭などを見ると、何か先生の年を追い越してしまったような人もいましたね。あの頃は、本当に子どもで、やんちゃをして先生を困らせたものでした。違反をするのが本当に楽しかったからネー。今でもその気がないわけでも無いですけど、、、。


 一日二茶

    春立つや愚の上に又愚にかへる

    梅咲くや信濃のおくも草履道


  昨日は一茶を忘れてしまいました。駄目だナー。   


おひなさま

2008年03月02日 | Weblog

 人形は、日本語の発音つまり訓読では「ひとかた」と読んで、文字通り人の形をしたものです。元々は人についた罪や穢れ(けがれ)を代わりに背負ってもらうための意味が濃かったようです。

 埴輪も人形ですが、古墳に置かれました。今では私の部屋の飾り棚にもありますよ。中国の兵馬俑も始皇帝のお墓から出てきました。あの、宇宙人のような顔かたちをした遮光器土偶 (しゃこうきどぐう)は何かの儀式にでも使われたとか。こういうものは、どこか体の一部が欠けているそうです。

            どう見ても宇宙人 →images← 片足が無い
      
 山形県の湯殿山という所に行ったときに、入り口付近で人の形に切った紙をわたされ、それで体をこすれと言われました。こすったら、流れている水に入れろと言います。紙は流れ去っていきます。穢れを流してしまうということです。そのあとに、ご神体と言われる温泉が出ている岩を見に行く(正式には参拝)というわけです。そういう経験をしたことがあります。

         

 昔は、真剣に考えられたものだったんですね。しかし、人形は可愛く作られるですから、だんだん普段の生活にも入ってきて、子どものオモチャになったり、お雛様のように豪華に飾られたりするようになったとか。

 お雛様は、豪華でもったいなく、とても流すことはできないですので、代わってもらって流すという習慣は、片付けるということで罪穢れを流すということにしたようです。ですので、ひな祭りが終わったらすぐに片付けるのでしょうね。

 あかりをつけましょ ぼんぼりに~~~   なんて子どもが歌っている姿はとても良いですね。

                        
                       

        

 わが家の梅はどうかいな、と思って観察してみました。もうちょいです。頑張ってくらっさい。でも、私にとっては本当は咲くのが遅い方が良いんです。

        

 咲いている木もありました。ちょっと早すぎるな~~。早いと、寒さがまだきついので、実を結びにくくなるようです。受粉しても、寒さでやられてしまうのかなと思います。こう寒いと実はかなり少なくなるかも知れません。だから、遅咲きの方がうめーく行くんです。「の程知らず」 なんてことばを思い出してしまいましたよ。関係ないけど。

                      

 梅に鶯なんて言いますが、梅の頃も少しは鶯も鳴きますが、夏の方がよく鳴きますね。鶯色なんて言いますが、メジロの方が鶯色ですね。鶯は黄緑に薄茶が入っています。信号機だって、赤・橙・緑なんて言いませんね。少しいいかげんな言い方で、私の癖に似ているから楽しいです。日本人はいいかげんなところが大いにある民族なのかも、、、。だとすると、私は典型的な日本人??