人間をみた

2012年03月16日 | Weblog


 もみ殻燻炭は、もみ殻が貝殻のようにしゃくれていて、そのしゃくれた所にバクテリアが繁殖しやすくなるので、堆肥作りをしているときに、木の葉などを分解するのに良いのだという話を聞いたことがあります。
 友達のところで処分にこまっていたものを運んできたものです。このまま畑に入れると、土が乾きやすくてだめだそうです。粘土質の土には言いそうです。

  

 春なので、ブログのログイン画面も春らしくなりました。スマホスマホと草木もなびく。なびかないのはお年寄り。なんちゃって私も四捨五入しても四入五入でも年寄りに入っちゃいますが、スマホにはまだなびかないです。なびかされそうな気はします。まだ若いですから。

  

 燻炭作りを終えてから、大洗にお昼を食べに行って来ました。今日は漁港あたりを散歩しました。

  
                                                カモメの水兵さん


  

 明太子の工場があります。ここは工場の一部ですが販売店。右手にある自動販売機はどれも無料です。奥の方に、明太子の寿司があります。それも試食できます。

  

 東京から来た観光バスが着きました。窓のところにある案内を見たら 「 水戸偕楽園と那珂湊 大ネタ回転寿司!」 と書いてありました。

 お客さんは、まず明太子の工場見学をじっくりやってから、店に来てあれやこれやと買い物をするのでしょうね。

  

 丘に上がったところに 山村暮鳥の碑がありました。

 
    老漁夫の詩  山村暮鳥
          

  人間をみた
  それを自分は此のとしよつた一人の漁夫にみた
  漁夫は渚につつ立つてゐる
  漁夫は海を愛してゐる
  そして此のとしになるまで
  どんなに海をながめたか

  漁夫は海を愛してゐる
  いまも此の生きてゐる海を……

  ぢつと目を据ゑ
  海をながめてつつ立つた一人の漁夫
  此のたくましさはよ
  海一ぱいか
  海いつぱい

 
  否、海よりも大きい
  なんといふすばらしさであらう
  此のすばらしさを人間にみる
  おお海よ
  自分はほんとの人間をみた  ← 碑には此処までかいてありました

  此の鉄のやうな骨節《ほねぶし》をみろ
  此の赤銅《あかがね》のやうな胴体をみろ
  額の下でひかる目をみろ
  ああ此の憂鬱な額
  深くふかく喰ひこんだその太い力強い皺線(しわ)をよくみろ

  自分はほんとの人間をみた

  此の漁夫のすべては語る
  曾《かつ》て沖合でみた山のやうな鯨を
  たけり狂つた断崖のやうな波波を
  それからおもはず跪いたほど
  うつくしく且つ厳かであつた黎明(よあけ)の太陽を
  ああ此のあをあをとしてみはてのつかない大青海原
  大海原も此の漁夫の前には小さい
  波はよせて来て
  そこにくだけて
  漁夫のその足もとを洗つてゐる


いろいろな春

2012年03月15日 | Weblog


 風が吹く日はクシャミが連発。そして洟もズーズー。ハクション、ズーズー、ですね。そしてまたハクション、ズーズー。果てしなく繰り返します。ちり紙の山が出来ます。鼻のあたりがヒリヒリしてきます。

 いろいろな要素の入り交じった早春です。ハクションの春。ズーズーの春。そしてヒリヒリの春。年年歳歳人同じからず。去年(こぞ)他人(ひと)を慰める吾、今年は相哀れむ身。

  

 杉です。我が家にも何本かあります。10本は下らないでしょう。でも、我が家のを切ったからと言ってクシャミがとまる訳ではない。どうせとまらないなら切ることもない。という構図になります。

  

 サヤエンドウとスナップエンドウに追肥をやりました。面倒くさいからただ載せただけ。どっちがどっちだか分からなくなってしまいました。どちらもエンドウには違いないです。

  

 今は少し高くなっていますが、雨が降ったらぺしゃんこになります。堆肥をのせたのですが、白っぽいのは灰が混ざっているからです。

   

 これから家を建てる人は良いですね。夢の実現に向けて胸がふくらむことでしょう。この、家を建てる大きさよりちょっとおおきめに板を張るのを丁張り(ちょうはり)と言うのだそうです。

 http://www.polaris-hs.jp/zisyo_syosai/tyohari.html に簡単に説明してあります。図の中で貫(ぬき)というのがありますが、それは木造建築で柱等の垂直材間に通す水平材のことを言います。

 ただこの辺だよという目印のためにこういうのを作っているわけではないのですね。


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   冬ごもり春の大野を焼く人は
                  焼き足らぬかも吾が情熾 ( こころや ) く   万葉集  作者不詳


 
  

 


光陰

2012年03月14日 | Weblog


 平凡で、たいした大きな起伏もなく退屈な日が続いても、平和で穏やかな日を過ごせれば良いと思っています。特別楽しいことが無くても、そういう毎日が続くことを願うものです。退屈など感じることが出来ません。次からつぎへとやることがあり、たとえ何も無い待合室のような部屋でずっと待てと言われたとしても、空想の世界がありますから、むしろ歓迎と言いたいくらいです。

  

 3月11日に芽が出ているミツバの写真を出しましたが、これはそのミツバです。久しぶりに我が家のミツバ。おいしかったですよ。ほんの少し醤油をかけて食べました。

  

 時々、パンを焼いてもらいます。これがまたおいしい。耳がやや硬く、その内側はとっても柔らかです。私はこのパンの縁を食べるのが好きです。硬くてしっかしっかとする感じがとても好きです。

 「 しっかしっか 」 と言うのは歯に抵抗があるくらいの 柔らかさのある硬さ を言う、通じるのは我が家だけかも知れませんが、一種の擬態語です。柔らかさのある硬さ というのは、石のような硬さではなく、ぎゅっと噛めるが簡単にはかみ切れない硬さのことです。

  

 一つの食べ物をガツガツと食べるのではなく、微妙なおいしさをよく味わう、そういう食べ方は好きです。若い頃はガツガツでした。

 山の中にある笹。笹か、と思えばただそれだけのことですが、その周りのものとうまく風景が合い、なにか引き留めるものがあれば、それは一つの良い景色です。それと味覚も同じのような気がします。

  

 時々、どうしているのかなと思う歌手や俳優がいます。森山加代子もその一人。昨日はNHKの歌の番組顔をだしていました。昔のあの元気な面影があります。顔も雰囲気も、それは娘の頃と同じだとは言いませんが、あまり変わっていません。まだ、こうして元気に歌っているんですね。懐かしい。

 撮っている時は曲名など全く気にかけませんでしたが、下の字幕から判断すると、「 月影のナポリ 」 でしょうか。 昭和35年 ( 1960 ) 。

 http://www.youtube.com/watch?v=ULSg8ilAlOE


 http://ja.wikipedia.org/wiki/1960%E5%B9%B4 もご覧ください。面白いですよ。

 

 

 

   


塗りました

2012年03月13日 | Weblog


 外に出たとたんにクシャミの連発。ちり紙ちり紙と、顔を上に向けながら探し回ります。いよいよこれは本物の花粉症かも知れません。

  

 今朝のお月さん。今朝もかなり寒かったです。今の寒さがいちばん嫌な寒さです。冬の寒さの方がまだ良いです。

  

 大きなカモメのような雲がみえました。どれだか分かりますか。

   

 以前に、こういうゴミの袋を入れる箱を近所の大工さんに作ってもらったという話をしましたが、今日もまた良いことがありました。
  

  

 隣のミニ団地の一軒に、塗装に来ている職人さんがいるのですが、その人は地震のあとで瓦を直しにきていた人で、何でもやってしまうという人です。その人が、今日は一斗缶を持ってきて、残りものだけど防腐剤があるから、これでゴミ箱を塗ったらいいでしょうと言うのです。

 それで、残りものならいただきましょうかと言って、さっそく塗りました。その人はこの箱を見ていて、このままでは雨で腐ってしまうのは確実なので、気になってしかたがなかったのだそうです。私も気にしてはいたのですが、だめになったらまた作ってくれるかも知れないという気持ちもあったので、少し考えてはいました。

 突然でびっくりしたのですが、うれしい親切でした。その職人さんとは顔を合わせれば挨拶をし、また時間があれば雑談などをしていた仲だったのですが、やっぱり人と交流をしていると良いことがあるものだなとつくづく思った日でした。


ねがわくば

2012年03月12日 | Weblog


 NHKの大河ドラマ  「平 清盛 」 は、本当にこんなことがあったのかいな、と思われることが出てくるので眉に唾をつけて見ていなければならないところがあります。後に、あの和歌で有名な西行法師となる北面の武士・佐藤義清(さとうのりきよ)が天皇の奥方である待賢門院(たいけんもんいん)に迫るなんてことあり得たのかなと思います。でも私は歴史家ではないので半信半疑で見ています。

    

  ドラマはドラマですがら、ウソが入っていても仕方ないことですが、一生懸命時代考証の勉強と思って見ている人も多いと思います。まあ、それでも歴史を勉強する人はすぐに分かるでしょうけどね。

  

 三つ子のキャベツですが、玉になっています。寒さで色が複雑ですが。小さい苗のころ、なにか虫などに部分的に食べられたりすると、分かれてしまうという話を聞きました。できれば、きちんと育って欲しいですが、それでもこうやって玉になってくれば、あまり数多くは作っていませんので、うれしいです。

  

 今日はよく晴れたのですが、風が少し強いです。風が吹けば、昔は桶屋が儲かったらしいですが、今は耳鼻科が儲かるらしいです。私の鼻も愚衆愚衆(グシュグシュ)気味です。こんな漢字は面白い。と面白がっている場合かな。

  
  

 まだ春になるある晴れた日の昼下がり。強い風の音のほかは、ときどき聞こえるカラスの声。いつ聞いてもがさつな情緒のないこの鳥の声。あ、郵便配達のバイクの音。さーて、そろそろ歩く時間だな。いつもの所だけれど、あそことあそこで地鎮祭をやったようだ。またそのうちにユンボが来てガーガーと土を掘り立て槌音高く家の工事がはじまるのだ。

 なんて考えながら歩こうっと。

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     願わくば花の下にて春死なん
         その望月(もちづき)の如月(きさらぎ)の頃       西行

                                                                                    


 


みつば

2012年03月11日 | Weblog


 石油の値段がかなり上がったそうです。肥料も驚くほど上がりました。建築資材も上がっているでしょうね。結局は値上げした側でも、働いている人は物を買わなければなりませんから、各個人が苦しむということになります。

 エネルギー資源を石油に偏りすぎて頼るとこういうことになります。かといって、昨年の大地震からまる一年。朝からずっと震災の番組が続いています。津波もひどいが原子力は困る。これから先、何十年と戻れない人が沢山いるのが事実。それに原発の原子炉がまだ落ち着いたわけでも無いし。近くに住む者にとっては力は弱いですが、この様子をみれば賛成しかねます。

  

 ミツバが土を割って出てきました。不揃いですがとにかく出ました。土中の温度はかなり高くなっているんでしょうね。 

 ところが、

  

 春は来たかと思わせる日が続いたのに、雨の後の今朝は霜で真っ白。

  

 林のように背の高い霜柱が立ちました。まだまだ油断はできません。

  


    寂しがらないやつらは、神経の鈍いやつか、そうでなければ、神経をぼかして世を
    渡っているやつだ。酒、骨牌(かるた)。女。Haschisch.
                                                森  鴎外

               (Haschischハッシッシュ は たぶん 麻薬 と思います。)


  


東京国立劇場

2012年03月10日 | Weblog


 朝から雨でした。寒かったです。が、ほとんど寒い思いはしませんでした。
 今日は国立劇場に行って歌舞伎を見てきました。

               

 ストーリーは源氏と平家の戦いの時の、一ノ谷の合戦にまつわる話です。七面倒くさい、まじめな話でした。 市川團十郎、板東三津五郎など三幕もの。

 
                                                         前景

 歌舞伎は、いつものことですが、一日がかりですから疲れます。休憩時間は舞台装置を変えたりするのに時間がかかるのか、長い方でそれは良いのですが、とにかく長い。

  
                                                    ロビー

 ほんとにしばらくぶりでした。歌舞伎座は今は立て替えをやっていますので、そこでは公演をしていません。

 昨日は中村座に行って来たなんていう人もいました。あっちは浅草。こっちはお堀近くは国会議事堂の裏手の方です。

  

 帰りの電車の中からとったスカイツリーです。なんか間違いやすいです。スカイマークってのもあるし。あれjは航空の会社ですね。

 スカイツリーなんて、今は大騒ぎですが、私はちっとも関心が無い。一応見えたので写真を撮りましたが、あんなもの必要なのかなとも思っているくらいです。それより、いつくるか分からないという大地震には大丈夫なんでしょうかね。NHKも先頭に立ってキャーキャー言うが如く宣伝していますよ。くだらん。まあまあまあまあ、コーフンしないで。と自分をなだめる。

 帰宅したら、寂しかったのか、猫のミーちゃんが大騒ぎをしながらすり寄ってきました。かわいいものですね。


トウヤ

2012年03月09日 | Weblog


 雨が続くと眠さも増します。昼寝の癖が癖がついてしまうのかも知れません。ショッピングモールに行って、本屋でソファに座って読書中に熟睡してしまいました。

  

 雨の中、トラックが道からはずれてしまったようです。これはたいへん。県道なのですが、このあたりだけ道路が拡張されていませんから、ときどきこんな光景が見られます。下まで落っこちて横倒しにならないだけ、まだ良かったかなと思います。

 雨降りなので、遠くから望遠レンズで撮りました。

  

 ジャガイモを植えました。まだこれは序の口です。この種だけ違います。これは トウヤ というのだそうです。

 これから5kgくらい別に植えます。それは キタアカリ です。

  

 地震で大谷石(おおやいし)の塀が倒れ、大部分は石を処分場に持って行ってもらったのですが、一部は残しておきました。そのままでは大きくて重すぎるので、大きな鉄槌で四分の一にブッかいて運びました。そして、カーポートと家の間の土の部分に埋めて簡易舗装しました。厚みがあるので、車が乗っても割れるようなことはありません。

 石よりおおきめに掘ったので、空いた部分には小砂利を詰めて上を砂で埋めました。これで大体完成です。もしそれでも砂が運ばれたりして具合が悪い時には、上をセメントで詰めてしまおうと思っています。

 運転席の方に曲がりながらバックをする時に、ハンドルを大きく切るので、左前方のタイヤが土の上を通り、土を舗装の上にあげてしまうことがありましたので、これで一応は解決です。作業もまた楽しです。

  

 ブドウは、皮も種も食べてしまうのに慣れました。特に皮は色素がいいのだとか。アントシアニンというものを含んでいて、悪いコレステロールを除去したり活性酸素の除去に効果があるとか。

 リンゴも皮ごと食べるのに慣れてきました。果肉と皮の間に栄養があるのだそうです。魚などもそうだという話を聞きました。バナナの皮はチャレンジしたことがありません。猿だってむくのですから、人間様はバナナの皮はむいて食べると思います。スイカの皮・・・。いいかげんにしろっ   と怒られそう。


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       梅は匂いよ桜は花よ  人は心よ振りいらぬ
                                   山家鳥虫歌
     
 

  

  

  


雨つぶにだまされる

2012年03月08日 | Weblog


 歩き出したら頬に雨の粒が落ちてきたので、コースを変更して戻ってきました。ですが、何時間経ってもまだ降っていません。だまされた。正直すぎた。すぐに戻らなければ良かった。なんて、くよくよしていますけれども、歩きの場合はすぐに戻ると行っても時間がかかりますから、やっぱり用心してしまいます。

   

 これでは、せっかくいっぱいくみ取っても植木鉢の所へ行く前にかなり無くなってしまいます。ズボンも濡れるし。それに、上の方はもうポロポロと取れかかってきているし。もう、寿命なんですね。

 でも、このまま出したらゴミ袋がこれだけでかなり一杯になってしまいます。つぶすほかありませんね。ボロボロになりかかっていても、案外つぶすとなるとしつこくてつぶれないんですよね。素直じゃ無い。

  

 キャベツは、かなり寒さにやられ小鳥にはついばまれてしまっていますが、しかたないのでネットをかぶせました。来たら焼き鳥にしてやる。ぶっそうだから近寄るなよ。

 小鳥、特にヒヨドリなどに野菜や果物をやっている人がいますが、あれはカラスと同じにやたら増えます。今度は農作物を荒らしまくりますからね。自然界のものは人間がバランスを壊すといけないと思います。良いのかどうかは分かりませんが、白鳥などにどんどん餌をやっている人がいますが、あれはもしそういう人がいなくなったらどうなるんでしょうか。

 別に反対意見を言うつもりはありませんが、彼らは餓死するものが多く出るでしょうね。増やしすぎは罪つくりだと思うのですが。

  

 この通り、鼻息が荒いですからね。「 あー 」 と言えば 「 んー 」 と言っています。鼻息と言えば、このごろは花は咲いても鼻がぐずぐずになってきましたよ。ツーと落ちてきますから、人前では困ります。

 名付けて花粉ばな。あえて漢字は使いません。

  

 なんだか、まだこんなに小ーさいのに咲いています。まだずらーっとあるんですけど、全体を撮ったら一つひとつがなんだか分からないほど小っちゃくなっちゃいます。不揃いですが、まあこんな風に咲いています。

     廃 句

        不揃いで小さくたって花は花
        はなははなおなじはなでも出ちゃ困る
        花に水やろうとしても漏れ出ちゃう
        失くしもの見つけてはまたまた失くす        失くすの得意で~す
        おい雨よ人をおちょくるんではねえ       

  


くん炭作り

2012年03月07日 | Weblog


 火曜日の後には水曜日。火曜日は燃えるゴミを出す日。水曜日はいつも忘れてしまいますが、豆腐屋が来る日です。この頃はタイミング良くその辺にいる時にやってきます。いない時がやっかい。その辺に置いて行かれてしまいますから、次の週に二回分支払いするのを忘れないようにしなければなりません。ところが、私は忘れるのが特技ですから。

  

 ハウスの中ではノビルも伸びる。おっと始めっからしゃれが飛び出てしまった。まあ、エシャロットみたいなものですね。やっぱり味噌をつけて食べます。

      阿呆に限って駄洒落だけは妙に達者ときやがる!
                           シェイクスピア   『 ベニスの商人 』
                   
                   ドキっ。

  

 もみ殻を大量にもらったので、さっそく燻炭 ( くんたん ) を作り始めました。いつぞやは作りすぎて、もみ殻用の袋に入れておいたのですが、その袋は分解して自然に帰るように出来ているものですから、ボロボロに分解してしまって困りました。

  

 少し経つとこのように焦げてきます。だいたい黒くなったかなという時に消さないと灰になってしまいます。向こうに見えるのはちり取りです。それに入れて運ぶと運び安いのです。シャベルではあまり多くは運べません。遠くに運ぶには一輪車などで運びます。

 大量にある方に火が付くとやっかいなので、少し離してこがします。もみ殻の山に火が付くと、火は地面との間を這って下に潜り込み、思った以上に広がるので、消しにくいです。

  

 福寿草は花がもう終わったと思ったら、後口のが咲いていました。なんとなく福寿草の周りも、いつなったのか分かりませんが、青みがかってきたような気がします。

 もう春がそこに来ていますね。寒さにきつい芯が無くなってきたような気がします。

  
                  -----------------------------------------

        没落していく民族がまず最初に失うものは節度である。
                                         シュティフター


生チョコ

2012年03月06日 | Weblog


 たっぷり雨が降って今日の午前中にやみました。気温は上がって今日は寒くありません。寒くないというのは、とても過ごしやすく感じるものです。だんだん寒くない日の数が増えて行くのでしょうね。

 でもまだ、「 春は名のみの 風の寒さよ~」 という日はいくらでもあるのではないかと思います。桜の時期も意外に寒いですからね。

  

 ハウスの中では菜の花が咲き始めました。この黄色。目立ちます。少しずつ花が多くなっていく時期に入りました。

  

 しばらく、こたつの上に置いてあった生チョコレートが、少しずつ減っていき、とうとう無くなりました。生チョコってのはうまいものですね~。こういうものは、ごくたまに食べるくらいで良いですね。しょっちゅうあると、おいしいと思わなくなってしまいますし、他のものを食べてもおいしいと思わなくなってしまいますから。それに食べ過ぎたら体に悪い。

 でも、一度味をしめるとまた食べたくなります。その時には、一心に 「 あれは毒なんだ 」 と、自己暗示をかけることでしょうか。出来るか出来ないかは分かりませんが。たぶん、出来ないのではないかと・・・。 

  

 平安時代の王侯貴族たちが、この生チョコを食べてみたら、それこそ気絶してしまうほどおいしいと思ったにちがいないでしょうね。その頃のとても甘いものって何だったのでしょうか。あったかどうかは分かりませんが、あり得るかなと思うところで、干し柿はいちばん甘いもののひとつかなと思いつきました。甘酒はあったでしょうかね。

  


    廃 句

       雪が降り雨多く降る冬もある
       経済も原発処理も停滞し
       活発は増税騒ぎばかりなり
       無い袖を振らせて税を搾り取り
       何事も無策の策がまずありき



雨の日はしょうがない

2012年03月05日 | Weblog

 
 服部嵐雪という人の句に  梅一輪一輪ごとの暖かさ という俳句がありますが、そのパロディで 雨一降り一降りごとに春が来る なんてのはどうでしょうか。へたくそですね。 それはそれとして、今日も雨です。一時はけっこう激しいとまでは行かないまでもしっかりと降りました。

 しばらく前は、乾燥したところに風が吹いたものですから、土誇りがすごくて道路に細かな土が溜まり、まだぬかるんでいるところもありますが、こう降っては春によくある強風があっても、土は飛ばされないと思います。肥沃な黒い良い土を何にも利用しないところに飛ばされるのはもったいない話です。

     

  NHKの みんなのうた に 「 雨が空から降れば 」  http://www.youtube.com/watch?v=m95Op0AAOb0&feature=related   という曲があったのを思い出しました。

              雨が空から降れば
              想い出は地面にしみこむ
              雨がシトシト降れば
              想い出はシトシトにじむ

              黒いこうもり傘をさして街を歩けば
              あの街は雨の中
              あの街は雨の中
              電信柱もポストもふるさとも雨の中
              しょうがない雨の日はしょうがない
              公園のベンチで一人
              お魚をつればお魚もまた雨の中
              しょうがない雨の日はしょうがない
              しょうがない雨の日はしょうがない

  

 なにもかもずぶ濡れになり、外で遊べないし、ゲーム好きな子は論外。元気な子どもには雨は好きではないでしょうね。

  

 昨夜は、友達に誘われて歌を聴きながら楽しんできました。女性が多かったので、なお楽しです。こういう所はおしゃべりは自由にできるし、飲むのも食べるのも自由。大いに気晴らしになります。

  

 若者は ひきこもり。 年寄りは とじこもり。 チウイしましょう。精神的にも身体的にも良くありません。 と自分に言い聞かせています。でもまだ年寄りとは思っていませんけど。

  

 ほかはそうでないのに、市内の一等地の裏の方は建物がなくなり駐車場が目立ってきました。素人の想像ですが、きっと地価が高く借りるのにはペイせず、それなら郊外の安くて車の出入りが自由にできる広い所の方が良い、という会社が多くなってしまったのではないかと思います。一方、旧市内も慢性的に駐車場不足に悩んできたこともあり、このような結果になってきたのかなと思います。

 たいていの町では、表通りはシャッターのしまったままの店がずらーっと並んでいる、いわゆる 「 シャッター通り 」 になってしまっていますが、幸い水戸はまだそのようにはなっていません。行政や法政が何かをどうにか変えないと、全国の町が街として機能しなくなってしまいそうです。

               ------------------------------------
   人生は一個のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。  
   重大に扱わなければ危険である。

                            芥川龍之介

 


もみ殻

2012年03月04日 | Weblog


 再び寒いさむい曇った日。まだ冬なんです。水戸の偕楽園では観梅デーなのですが、風が冷たいのであいにくです。それに今年は寒いので開花が遅れているとか。

  

 同じ町内の同窓生が籾殻を持ってきてくれました。かなりの量です。

  

 さっそく、ウドの床の古い籾殻を取り出して、新しいのに入れ替えました。この写真はまだまだ完了前。

 波トタンは錆びて汚くなったので、外側は外しものですが、プラスチックの波板を充てて錆び隠しをしました。内側は籾殻で見えなくなってしまうので、そのままです。錆びたトタンでもまだ捨てるのは早すぎます。

 ウドも、籾殻をそのままにしておくと土と勘違いをして、根が上の方に上がってきてしまいます。本当は夏に籾殻を取り払ってしまえばいいのでしょうが、何せ暑くてあつくてそんなことはやっていられませんから、動ける季節になってから作業しています。

  

 土地会社が作ったモデルハウスですが、周辺のいわゆるエクステリアという部分も完成したようです。門付近、それから左の方はカーポート。そして前庭。庭はこの写真では見られませんが、芝生にしたり大きな幾何学模様の石を並べたりしてあります。

 今はアルミ材をふんだんに使って体裁良く見えるような仕上げが出来るんですね。鉄骨は錆びるし塗装を定期的にしなければならないので、その必要のないアルミ材が有利なようです。

 

 
               ------------------------------------------

   怒る時に怒らなければ、人間のかいがありません。     太宰 治


とんびがくるりと輪をかいた

2012年03月03日 | Weblog


 土曜日は、仕事が休みの人とそうでない人がとの車が多く行き交う日のようです。トラックなどを動かす建設に携わる仕事は営業していることが多いようです。ですので、仕事で移動する車、買い物や行楽で行き交う車が混じり合って道路が混雑する日です。

 予定が平日とは違うせいか、道路の混雑に反してブログを見に来る人の数はかなり少ないようです。やはり、家族と出かけるとか、あるいは自分の趣味のことを行う日となるのでしょうか。平日とは違う動きの人が多いようです。

   

 親類で法要があったので出かけてきました。お寺に行きお坊さんのお経を聞いてきたのですが、内容はさっぱり分かりません。分からないからありがたいと思うのでしょうか。

 あまり平易な言葉にしてしまうと、ありがたさが薄れてしまうということもありますよね。「 ある時に、弟子の一人がお釈迦さんに聞いたんだとさ。 『 お師匠さん、眼施(がんせ)てのは何ざんしょうか?』 『 それはだなぁ。あんたが超ビンボーだったとする。いまも、どっちかと言うとビンボーだろ?』 『 うん 』 『 やっぱしな。それで、おめえよりももっと気の毒な人に何か恵んでやっぺと思ったと思ってみろ。そんとき何を恵んでやれる?』 『 んー、何もねえな。』 『 そういう時でも、やれるものがあんだよ。それはだな。眼だ。』 『 え? 目玉?目玉は困る。見えなくなっちゃうし。』 『 そうではねぇ。優しい目つきをしてやることだ。優しい顔をしてもらったら気持ち良いだろう?』 」 というような言い方では何ともお経にはなりませんな。

   

 意味の分からないお経を聞きながら、くだらないことを考えていました。あ、そうか。いろいろと考えるべし。という意図があるのかも知れませんね。

 トンビはどうして輪を描くのか。汝その心は。なんちゃって。トンビが飛んでいました。撮れるかなと思って最大に拡大して撮ったら撮れました。中央近くの大きい方しか飛んでいないと思ったのですが、偶然もう一羽も撮れていたのでびっくりしました。

 最大に拡大すると、まず液晶画面に入れるのが大変です。どこを飛んでいるのかさっぱり画面に出てこないんです。おまけに相手はどんどん動いて行ってしまうし。これを撮って、次にもう一度狙おうとしたのですが、とうとう画面にとらえることができませんでした。

  

 単なる波形の模様だけではつまらない。市松模様でもありふれている。足跡があって、ハートがひとつ、ハートがふたつ、とあるから面白い。かと言って、そういうものがありすぎてもしつこくなる。

  

 レタスは大事に食べましょう。
 
    

   金の貸し手にも借り手にもなるなよ。金を貸すと、金も友だちもなくしてしまう。
                                      シェイクスピア 『 ハムレット 』


雨の一日

2012年03月02日 | Weblog


 バッテリーと言っても、私の話は野球のピッチャーとキャッチャーのことではありません。自動車の電池のこと、つまり車のバッテリー。

 最初から脱線してしまいますが、この野球のバッテリー、つまりピッチャーとキャッチャー、と電源のバッテリーは語源は同じのようです。スペルは battery です。短くして説明すると、こじつけのように取られますので省略しますが、その車のバッテリー。つまり蓄電池に関して、昨日のブログに軽トラがえんこしてしまったという話でしたが、修理工さんの話では古くてだめになってしまったそうです。それで新しいのと交換してもらいました。

 これでまた楽しく田舎道をトコトコと走れます。田舎には軽トラが合う。

   


   


   


   

 朝は降っていなかったのですが、「 おはよう 」 より 「 こんにちは 」 と言う挨拶の方が合う頃からポツポツと降ってきて、完全に雨の一日となってしまいました。異常乾燥は終わりですがインフルエンザは下火になってくれると良いのにと思います。

 先日の雨の日はウォーキングマシンに乗って歩いたり、廊下を歩いたりして一万歩あるきました。今日は、大きなショッピングセンターに行って、ただひたすら歩き一万歩あるきました。歩数にはちょっとこだわりがあります。歩けという医者からの健康のアドバイスがありましたので、それに従っているわけです。

 過激な運動やランニングは、若い頃より規則的にやってきた人なら良いでしょうが、適当にやってきた人は歩きが一番良いし、危険なことが無いということです。危険を避けるというのは、交通事故などから身を守るということとはまた違って、この場合、心臓や血管やその他の器官などへの配慮のことです。

 静かに体を燃やせということなんでしょうかね。あとは、くよくよしたり他人との関係を円滑にすること。つまりストレスを避けることなども大切なのだそうです。人生いろいろありますからね。なかなか難しい課題です。

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   魚(うお)は水に飽かず、魚にあらざればその心をいかでか知らむ。
   鳥は林をねがふ(願う)、鳥にあらざればその心をしらず。
   閑居の気味もまたかくの如し。
   住まずしてたれか(誰か)さとらむ。

       魚は水に飽きることはない。魚で無いとその気持ちは分からない。
       鳥は林を好む。鳥でなければその気持ちが分からない。
       世俗を逃れて心静かに暮らしたい気持ちも同じことだ。
       わび住まいしている人でなければ分からない。
                                          鴨長明  『方丈記』