かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

現実(うつしよ)は夢!夜の夢こそ真実(まこと)!って、いい台詞だと思います。

2006-04-19 23:23:52 | アニメ特撮
 ブログがなんだか妙に今日は重たいです。何度も入り口でタイムアウトしてはねられてしまうし、一つ一つの動作がどうものんびりモードです。ちょうど一年前くらい、今時分の時間帯によくこんな風になったような気がするのですが、まあたまにはそんなときもあるのかも知れません。

 アニメ「夢使い」第2話、なかなか楽しかったです。第1話は何となく違和感というか、短い時間で色々情報を盛り込みすぎて全体にどうも舌足らずな感じがぬぐえなかったのですが、今回は綺麗に30分番組の中にお話をまとめておりました。動きも格段に自然に見えるように思えます。第1話は「涼宮ハルヒの憂鬱」と比較して、どうも出来がいまいちのように思えましたが、今回の第2話のような展開なら、割と安心して見ていられます。
 そしてなによりも一段と色濃く感じられたのが、まるでまんま「ドリームハンター」な雰囲気なこと。冒頭、可憐な少女が病院のベッドでぬいぐるみに囲まれているところなどほとんど「夢の騎士達」とだぶって見えましたし、夢の中の戦いなんて、麗夢の代わりに塔子燐子達が出ているだけのようにすら見えます。楽しい反面、どうも何ともいえないこそばゆい感じがいたしました。今後もこの調子でお話が進むのでしょうか? 
 気になる点は、やはり原作とのギャップでしょう。テレビの制約はしょうがないとはいえ、塔子は高校生にして半ばアル中の大酒呑みという設定が、アニメでは過睡眠障害を持つ少し病弱な女の子、という風になっているのがやっぱり気になります。橘一はあんなモノでしょうか? 少々好青年(小さな女の子にとって)に過ぎる気もしますが、今日のヒロイン役の女の子を抱き上げたりしたら、原作の一ならほおずりの一つもしてぎゅーって抱きしめたりしていそうです。燐子は大体そのまんまのようですが、もっと小学生離れしたうんちくを語らせてあげて欲しい気もいたします。
 あと、今回は綺麗にまとまったとはいえ、やっぱり1話完結は短すぎる気がします。せめて事件編と解決編の前後編構成にして、それぞれの事件の内容や、塔子達の調査や推理、夢殿での曼陀羅などなど、それらを丹念に描いて欲しいですし、ラストの戦闘シーンももう少し時間をかけてダイナミックに描いて欲しいのです。全12話でそんなことしたらエピソードは6つしか描けないことになりますけど、舌足らずなものをいくつも見せられるより、たとえ数は少なくても、しっかりしたドラマをきっちり見せてくれた方が、見る方はうれしいのではないかと思います。
 さて、あとは茶川三時花ちゃんがいつ出てくるか、ですね。私には眼鏡ッコ属性は特にないはずなのですが、夢使いのキャラの中では一番お気に入りだったりするのです。早く「三時花のおやつを召し上がれ!」って言うせりふを聞いてみたいものです。
コメント
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