かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

待望の一勝なのでしょうけど、手放しで喜んでいられるとも思えないのですが

2006-04-24 23:39:21 | Weblog
 今日は麗夢2006企画の漫画原稿のシナリオを完成させ、作家の方に郵送する手はずを整えました。テキストについては、小説やらこの日記やらで随分書き散らして参りましたから、少々天狗気味な私なのですが、漫画のシナリオとなると全くの未経験分野で、同じテキストでもこんなに違うモノなのか、と、正直目から鱗を落としつつ、うんうんうなって書き続けました。正直使える原稿になっているのかどうかこころもとなかったりもするのですが、一応ストーリーを追うことはできるようにしたと思いますし、後は作家の方の才能と努力に期待申し上げたいと思います。

 さて、民主党、とうとう一矢報いましたね。まさに小沢効果というモノでしょうか。何となく何かやってくれそうな雰囲気がありますし、民主党自体もこれまた何となく「メール事件」の迷走ぶりが綺麗に刷新されたような感じがして、小泉イメージに拮抗するだけの勢いを得たのでしょう。私としてはそれだけで本当に民主党が、国家の舵取り役としてふさわしい政党に生まれ変わったのか、信頼を寄せて大丈夫なのか、実のところまだ何も判らない状況なのではないかと思うのですが、そんなふわふわした雰囲気すら吹き飛ばせなかった自民党も自民党だったわけで、いずれは民主党に政権が渡る日も来るのでしょう。かわいそうだったのが共産党で、地道に政策を訴える選挙運動は、武部幹事長の「ジャンケン」パフォーマンスという正直政治と何が関係あるのか全く疑問などうでもいい話にかき消され、まるでその姿が伝わらないまま惨敗されました。まあ私は共産党を支持するモノではないですし、どちらかというと相容れないモノを感じることの方が多い政党なのではありますが、そのきまじめな姿勢には好感を覚えます。自民も民主も党首の人気投票みたいな選挙はいい加減卒業して、無意味な活動でマスコミのリソースを食い尽くすようなまねはやめられた方がいいのではないか、と思います。
 民主党にしても、勝ったとはいえその差はわずか955票、地元とは関わりのない人間が担ぎ出されて来たのに対し、県議を務めた人間が小沢効果を追い風にしても辛勝しかできなかったというのはまだまだ勝利を喜ぶには早すぎる気が致します。本当に変わった、信頼できると思えるようになるまで、共産党なみの真剣さで真摯に取り組んで頂けたら、と切に願います。

コメント
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