かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大西洋の飛行機捜索は振り出しに戻り、月は今までに無い素顔を魅せてくれています。

2009-06-05 22:24:18 | Weblog
 今日は朝から午後遅くまで梅雨のような雨が降ったせいか、あるいは先日飲んだ抗アレルギー剤の効果がまだ残っているのか、イネ科雑草による花粉症症状はほとんどでないで一日を過ごすことが出来ました。薬の副作用も一晩寝てほぼ解消し、久々に快適な一日を過ごしたような気がします。毎日こうだったら良いのですが、本格的な入梅は来週後半だそうですし、しばらくの間、外出時は暑くても我慢してマスクするよりないようです。

 さて、昼休み、ネットでニュースを眺めていますと、CNNのサイトで、大西洋上で昨日までに見つかった残骸は、墜落したエールフランス機のモノではなかった、という衝撃的な話が出ていました。もう一つ、海上に広範囲にわたって油が浮いていて、これが同機のものかも? という話もあったのですが、これについても別口の油で、飛行機とは関係ないことが明らかになったのだとか。これで旅客機失踪の謎は振り出しに戻ってしまいました。代わりに、海上で消息を絶った時刻に強烈な閃光を見た、というような複数の証言が出てきており、これが果たして消えた旅客機の最後の光だったかもしれない、という話になっているようです。
 夜の大西洋に忽然と消えたジェット機の行方やいかに。まさか新たなトライアングル伝説の始まりでもないでしょうが、そんな超常現象はともかくとして、とにかく一刻も早く発見してもらいたいと切に願います。このまま一切手がかりなしのままというのは、恐らくは犠牲になったと思われる228名も浮かばれませんし、原因不明では危なっかしくて飛行機に乗るのも躊躇してしまいます。

 謎ばかりが募るエアバス失踪に対して、月のほうではその実相をなめるような距離からの映像で明々白々になってきているようです。
 あと1週間ばかりで任務を終え、月にとどまる予定の「かぐや」から送られてきた映像を、JAXAがYouTubeに公開しましたhttp://www.youtube.com/watch?v=gJmT3dPbwHE&feature=channel。不規則に波打ち、隆起する地面のあちこちに、小さな穴のようなクレーターが散らばり、遠くに巨大なクレーターの一部が覗く、そんな様子が70秒にわたって展開されます。高さ11キロからの映像だそうですが、じっと見ていますと言い知れぬ厳かさのようなものを感じて、軽く身震いしてしまいました。かぐやはこれから少しずつ高度を落として行くそうですが、できるだけ長く、ぎりぎりまでその映像を楽しませてもらえるようになってくれればいいな、と思います。前に見た地球の出も感動的でしたが、ほとんど手の届くところから見る月の表面、というのも、きっと言葉にならない感動を与えてくれるはずです。

コメント
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