連載小説「アルケミックドリーム 向日葵の姉妹達」、今日の更新でやっと麗夢らしい活躍のシーンが出てきました。別に出し惜しみしているわけではないのですが、割とこういうシーンはこれまで本当にクライマックスになるラストの方でしか描かないことが多かったような気がします。あっさり敵の正体もバレていきなりクライマックス? な感じではありますが、ここはまだまだ中盤に過ぎません。分量としてもそろそろ半分きたかな?という頃合で、本当のクライマックスはこれからですので、ご存じない方はお楽しみに。なんといっても、本作の主役はシェリーちゃんとロムちゃんであって、麗夢ちゃんでは無いのですから。
さて、まだ新たな感染者がどこそこで出た、というニュースが相変わらず垂れ流されている新型インフルエンザですが、関西で一時学校閉鎖した高校には、相当な誹謗中傷があったと聞き、なんだかな、と思いました。まるで感染した人が悪いかのごとく喧伝され、学校ぐるみの犯罪であるかのように扱われたのは、明らかに行きすぎでしたでしょうし、その風潮を助長したマスコミや、その報道に悪乗りしたかのごとくひたすら意味の無い露出を繰り返した厚生労働大臣などは己の所業を大いに反省するべきでしょう。でも結局、スーパーの入り口で消毒薬をスプレーされたりマスクしてないと電車に乗ったり町も歩けなかったり、という一般市民の不安と不審が誹謗中傷にも繋がったのでしょうし、マスコミもそんな国民の不安に付け込んで煽り立てることにしたのでしょう。国立感染症研究所感染症情報センターの研究官は、「感染した人が悪いのではない。感染症を不必要に怖がる必要はないし、『正しく』怖がるべき。病気に対して粛々と対応していけばいい」と講演されているそうですが、この「正しく」怖がるためには「正しい」知識と情報が必須なわけで、それを提供する役目は政府であり、厚生労働省であり、マスコミ各社であったとするならば、彼らはほとんど機能していなかったようにしか見えません。もちろんそれなりの報道なりはあったとは思いますが、それよりも遥かにヒトの危機感を助長するような話ばかりが伝わってきたように感じます。
感染の主要地域が南半球に移り、WHOも世界的流行は避けられないとしてパンデミック警戒レベルを先ごろフェーズ6に移行しましたが、秋以降また流行が北半球に戻ってくるまでに、政府もマスコミも研究者も今回の戦訓分析と今後の対策を急ぐ必要があります。そのときにこのウィルスが強毒化していなければよいのですが、万一ということもありますし、鳥インフルエンザだっていつ襲ってくるか判らないのですから、備えあれば憂いは無いはずで、関係者や専門家なら私のような無責任な素人がぼそぼそ言わなくても当然考えていることでしょう。
でも、きっともう少し立つとマスコミも永田町も衆院選一色に染まるのでしょうし、本当に有効な対策が練られて実行に移せるのかどうか、という不安はなかなかにぬぐえません。マスコミは相変わらずですし、厚労省は将来の次官候補、というエリートな局長さんが逮捕されてまたぞろがたがたしそうですし、こんな不安な面ばかり見せられますと、冗談抜きでクーデターなんてこともありうるかも? と思ってしまいます。
さて、まだ新たな感染者がどこそこで出た、というニュースが相変わらず垂れ流されている新型インフルエンザですが、関西で一時学校閉鎖した高校には、相当な誹謗中傷があったと聞き、なんだかな、と思いました。まるで感染した人が悪いかのごとく喧伝され、学校ぐるみの犯罪であるかのように扱われたのは、明らかに行きすぎでしたでしょうし、その風潮を助長したマスコミや、その報道に悪乗りしたかのごとくひたすら意味の無い露出を繰り返した厚生労働大臣などは己の所業を大いに反省するべきでしょう。でも結局、スーパーの入り口で消毒薬をスプレーされたりマスクしてないと電車に乗ったり町も歩けなかったり、という一般市民の不安と不審が誹謗中傷にも繋がったのでしょうし、マスコミもそんな国民の不安に付け込んで煽り立てることにしたのでしょう。国立感染症研究所感染症情報センターの研究官は、「感染した人が悪いのではない。感染症を不必要に怖がる必要はないし、『正しく』怖がるべき。病気に対して粛々と対応していけばいい」と講演されているそうですが、この「正しく」怖がるためには「正しい」知識と情報が必須なわけで、それを提供する役目は政府であり、厚生労働省であり、マスコミ各社であったとするならば、彼らはほとんど機能していなかったようにしか見えません。もちろんそれなりの報道なりはあったとは思いますが、それよりも遥かにヒトの危機感を助長するような話ばかりが伝わってきたように感じます。
感染の主要地域が南半球に移り、WHOも世界的流行は避けられないとしてパンデミック警戒レベルを先ごろフェーズ6に移行しましたが、秋以降また流行が北半球に戻ってくるまでに、政府もマスコミも研究者も今回の戦訓分析と今後の対策を急ぐ必要があります。そのときにこのウィルスが強毒化していなければよいのですが、万一ということもありますし、鳥インフルエンザだっていつ襲ってくるか判らないのですから、備えあれば憂いは無いはずで、関係者や専門家なら私のような無責任な素人がぼそぼそ言わなくても当然考えていることでしょう。
でも、きっともう少し立つとマスコミも永田町も衆院選一色に染まるのでしょうし、本当に有効な対策が練られて実行に移せるのかどうか、という不安はなかなかにぬぐえません。マスコミは相変わらずですし、厚労省は将来の次官候補、というエリートな局長さんが逮捕されてまたぞろがたがたしそうですし、こんな不安な面ばかり見せられますと、冗談抜きでクーデターなんてこともありうるかも? と思ってしまいます。