かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

旅客機が遭難して40時間近くたってまだ何の手がかりもつかめないなんて事があろうとは・・・。

2009-06-02 21:25:54 | Weblog
 今日は一ヶ月に一度の、町の粗大ごみ収集の日でした。そこで、朝早くから起き出して旧宅のゴミを片付け、わずかに残っていた荷物も引き揚げて、ほぼ完全に引越しを完了いたしました。普通ならこの後旧宅の掃除なども行うところですが、引越しの原因となったのが建物の取り壊しだったため、掃除はしないでもよいということでした。恐らく年末には重機で破壊され、更地に整理されることでしょう。しかし、こうして荷物を全部引き払い、溜め込んでいたゴミを放り出してしまうと、あれほど狭苦しかった家も結構広々と感じるのが不思議です。結局それだけモノを溜め込んで場所をふさいでいたが故の感覚なのでしょうが、長年慣れ親しんできた建物や部屋がこれで見納めになるのか、と思うちょっとした感傷が、そんな空漠感をかもし出しているのかもしれません。
 残すは移動した荷物の片付けですが、こちらも少しずつ進み、一頃の、どうしようもない混沌状態からは抜け出せています。自分の身の回りに限定すれば、ほぼ秩序は回復していると言って間違いないでしょう。後は家人の荷物をどうするか、なのですが、こればかりは私が勝手に処分をするわけにも行かぬので片付けてくれるのを待つよりありません。まあそれはそれとして、とりあえずそろそろ引越しのお知らせを準備しようかと考えております。それがすめば、永らく続いた引越し期間も終了を告げることが出来るでしょう。

 さて、リオデジャネイロ発パリ行のエールフランス航空エアバスの遭難、各国空軍などにより懸命の捜索が続けられているとの事ですが、いまだその行方に関する情報が出てきません。すでに消息を絶ってから30時間以上が経過し、乗客乗員228名の安否については、残念ながらかなり厳しいと判断せざるを得ない状況ですが、万一にも奇跡的な生存者が大西洋を漂流していないとも限らないので、早く状況が明らかになって欲しいです。
 通常飛行機の事故は離着陸前後に集中し、大西洋上のような、高いところを安定的に飛んでいるようなときにはそう起こらないものなのですが、未確認情報では洋上で火の玉を見た、という空中分解を想像させるような話があったり、積乱雲に突っ込んだ直後に消息を絶った、というところから雷に当たったのかも、というような話もあったり、はっきりしたことが判らないまま時間だけが過ぎて行くもどかしさは、なんとも耐え難いものがあります。
 飛行機事故は、一度起こるとどういうわけかあちこちで連鎖的に発生する傾向があるそうですが、願わくば、そんなジンクスは打ち破られて欲しいものです。

コメント
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