今日は走り回るように実験をやっている最中にミスを連発して忙しさを倍化させてしまうという厄介な悪循環に悪戦苦闘の末、何とか片付ける所までこぎつけましたが、おかげで普段の3倍くらい疲れてしまいました。まあ通常なら、最初の失敗の段階で、今日はヤメ! と両手挙げてうっちゃっていた所でしたが、明日は休みでしたし、今どうしても早く結果を見たいデータがありましたし、結局、繰り返す失敗もものともせずに、いつになく粘り強く頑張ってしまいました。というわけでもう即布団にひっくり返りたいところですが、もう少しだけ、と自分を励まし励まし書いております。
そんな風に慌てふためいていたせいか、昼間「マイケル急死」という携帯に流れるニュースを観たときは、マイケル・ジャクソンのことではなく、マイケル・J・フォックスのことと完全に勘違いしていました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作は大好きでしたし、難病であるパーキンソン病に罹って闘病生活をしていたことが記憶にこびりついていましたし、失礼ながらマイケル・ジャクソンは、私にとっては「スリラー」以外どんな歌を歌い、踊りを踊っていたかトンと知識がない、ニュースで観て、そういえばそんな歌手が昔いたな、という程度の感慨しか浮かばないヒトだったので、間違えても仕方ない気もいたします。個人的にはこの間亡くなった栗本薫の方がよほど惜しかったりもしますし。それでも芸能関係にはとんと疎い私でさえ記憶に残る歌を遺しているのはやはりすごいというよりなく、わずか50歳でこの才能が永遠に失われた衝撃は、確かにあるのだと思います。欧米人に対して冥福を祈る、というのが通用するのかどうか知りませんが、一時代を築いた才人に敬意を表し、日本風に冥福を祈ろうと思います。
さて、個人的には、このニュースよりナショナルジオグラフィックスの「ヒトラーのステルス戦闘機を復元」というニュースの方が遥かに興味をそそられます。これが、本当に60年以上も前に設計・試作された機体なのか? と驚きを禁じえないほど洗練された全翼機は、素直に「かっこいい・・・」と賛嘆のため息をつくよりなく、改めて当時のドイツの科学技術の底力を納得しました。復元の目的は、本当にこの機体にステルス性があったのかどうかを検証することだったそうですが、飛ばしてみたところ、確かに一定のレーダー回避効果があったそうで、実戦に投入されていたら、時速900キロを超える速度と、30ミリ機銃4丁の攻撃力、500キロ爆弾2発を搭載できる積載力とで、強力な戦闘爆撃機として、連合軍にはその跳梁を阻止することは難しかったことでしょう。当時のジェットエンジンは信頼性が低かったことを加味すると、たとえ量産されていてもそうそう戦局に影響するほどの力は発揮されなかったのではないか、とも思いますが、こんな飛行機を考え付き、それを作ろうと意欲を燃やし、実際に飛ぶところまでこぎつけたこと自体が驚異です。
そんな風に慌てふためいていたせいか、昼間「マイケル急死」という携帯に流れるニュースを観たときは、マイケル・ジャクソンのことではなく、マイケル・J・フォックスのことと完全に勘違いしていました。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作は大好きでしたし、難病であるパーキンソン病に罹って闘病生活をしていたことが記憶にこびりついていましたし、失礼ながらマイケル・ジャクソンは、私にとっては「スリラー」以外どんな歌を歌い、踊りを踊っていたかトンと知識がない、ニュースで観て、そういえばそんな歌手が昔いたな、という程度の感慨しか浮かばないヒトだったので、間違えても仕方ない気もいたします。個人的にはこの間亡くなった栗本薫の方がよほど惜しかったりもしますし。それでも芸能関係にはとんと疎い私でさえ記憶に残る歌を遺しているのはやはりすごいというよりなく、わずか50歳でこの才能が永遠に失われた衝撃は、確かにあるのだと思います。欧米人に対して冥福を祈る、というのが通用するのかどうか知りませんが、一時代を築いた才人に敬意を表し、日本風に冥福を祈ろうと思います。
さて、個人的には、このニュースよりナショナルジオグラフィックスの「ヒトラーのステルス戦闘機を復元」というニュースの方が遥かに興味をそそられます。これが、本当に60年以上も前に設計・試作された機体なのか? と驚きを禁じえないほど洗練された全翼機は、素直に「かっこいい・・・」と賛嘆のため息をつくよりなく、改めて当時のドイツの科学技術の底力を納得しました。復元の目的は、本当にこの機体にステルス性があったのかどうかを検証することだったそうですが、飛ばしてみたところ、確かに一定のレーダー回避効果があったそうで、実戦に投入されていたら、時速900キロを超える速度と、30ミリ機銃4丁の攻撃力、500キロ爆弾2発を搭載できる積載力とで、強力な戦闘爆撃機として、連合軍にはその跳梁を阻止することは難しかったことでしょう。当時のジェットエンジンは信頼性が低かったことを加味すると、たとえ量産されていてもそうそう戦局に影響するほどの力は発揮されなかったのではないか、とも思いますが、こんな飛行機を考え付き、それを作ろうと意欲を燃やし、実際に飛ぶところまでこぎつけたこと自体が驚異です。
