かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

頭上にも虹が出来ることがあるんですね。

2009-06-16 22:30:38 | Weblog
 今日も午後から南の空に分厚い雲が張り出し、ごろごろと不気味な重低音が窓を震わせましたが、結局一滴の雨も降らずに一日が終わってしまいました。思い切り地面を打ち据えるような激しい雨を見てみたかったのですが、それは当分お預けのようです。
 代わりに、ちょっと面白い空の現象を見ました。



 ちょうど午後0時、空の真上に、サークル状になった細い虹が見えていたのです。
 残念ながら撮影場所に恵まれず、サークルも切れていますし余分な電線も入っていますが、薄い雲に覆われた空に輝く太陽を取り囲む輪っかがあるのが見て取れます。
 雲に覆われているとは言え、お日様を直接撮影するので、携帯のデジカメではたして捉えられるのか疑問ではあったのですが、想像以上にちゃんと写っていました。よく見るとちゃんと虹と同じく光の色が分かれているのも見えますし、ほんと、最近のデジカメの進化は大したものです。
 いわゆる、お日様の笠、というのがこれになるのだろうか、と思いながら見上げておりましたが、カメラを持ってン十年、初めてこのような気象現象を目の当たりにして、ちょっと得した気分です。

 

 それから、ようやく咲いたところに出くわした、海王丸の花です。真っ白の花弁に薄いクリーム色のおしべという、色合いは清楚で控えめな花ですが、本体を覆い隠すほどの大きさ自体が派手ともいえる見事な花です。青王丸、緋花玉、雪晃といった美麗な花たちと同時に咲いてくれたらもっと素晴らしいのですが、なかなかそういう光景はお目にかかることが出来ません。いずれ温室を建てて、栽培する本数や種類も増やして行けば、5月から6月まで、百花繚乱絢爛豪華なサボテン達の艶姿を楽しむことが出来ることでしょう。それまでは一つ一つの花をそのときそのときに愛で楽しむことにいたしましょう。

コメント
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