かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

6月議会にあわせ? 都条例案に漫画家と出版社の反対声明が出されたそうです。

2010-05-25 22:26:05 | Weblog
 今日は、風こそ強かったもののまずまず穏やかな一日だったのに、夕方になって突然大崩れしましたね。まるで夏の夕立のように膨大な量の雨がアスファルトを叩いて、近所の川がたちまち怒涛の泥流に変化していましたよ。昔バイクでこんな雨に帰宅まであと一歩と言うところでずぶ濡れにされたことがありましたけど、あれは少なくとも真夏の出来事でしたし、今年の天気は本当にまるで読めないですね。

 さて、読めないのは東京都の青少年健全育成条例案の行方もですが、今日、改正案に反対する漫画家1421人と出版社10社が連名でこの条例案が「表現の自由を損ね、漫画文化の衰退をもたらす」と非難する反対声明を出したのだそうです。話題の「非実在青少年」についても、「定義が明確でなく恣意的な判断を残し、(表現の)萎縮的効果をもたらす」とのことで、反対意見としては至極まっとうの正論だと思われます。このタイミングは、多分6月1日開催の都議会にあわせてということなのだろうな、と思いますが、さて、これで議会がどう動くことやら。
 都もこれまでにQ&A集を出したり、知事自身が条例案の書き方にダメ出ししていたり、5月18日には都議会総務常任委で参考人招致が行われて反対賛成両方の識者の意見を聞いてみたり、と、色々動きもあって、それぞれ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/20/news084.html
とか
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/19/news094.html
とかの記事を見ていると実に興味深いのですが、結局のところ実際に案がどのように改められて出てくるのか見てみないと今の段階ではなんとも言いようがありません。まあ6月になれば黙っていても出てきてマスコミを賑わしてくれるはずですからそれを待つとして、仮にも作家2名がトップに座る自治体には、せめてもう少しマトモな文章を練ってから出してもらいたいところです。
 
 
コメント
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