かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

知事選は中々盛り上がっているのに、同時にやる県議会選の存在感のなさが気になります。

2015-04-07 20:49:35 | Weblog
 なかなか風邪が完治しません。症状自体は日常的にはさして障害にならない程度の大したことが無いレベルですが、いつまでたっても咳が止まらず、それが結構地味に心身にダメージを与えてきます。とにかく出口の見えないトンネルのような感じで、完治する時がまるで想像できません。まあいずれいつか治るのは確かだろうと思いつつも、それが今日明日でないことだけは間違いないと思うこの頃です。

 さて、この週末奈良県は県知事と県議会議員の選挙があり、知事選はいつになく熱い戦いになっていて、一選挙民としては楽しい限りですが、議員選挙の方はどうも盛り上がりに欠けるというか、知事選のおまけにもなっていない感じで有り体に言うとつまらない選挙になっています。選択肢はそれなりにあるようですが、どうも影の薄い方ばかりな気がしますし、多少なりと目立つ共産党のヒトは県政そっちのけで戦争云々と県議としては正直どうでも良いことばかり声高に叫ぶばかりで、県の政治として一体何がやりたいのかさっぱりわからないときています。とにかく全然知らない人ばかりで何をやりたくて立候補しているのかさっぱりなのです。地方自治の重要性が叫ばれている今日において、やはり重要な位置づけにあるはずの県議会の選挙がこんな体たらくで果たして良いのだろうか、と疑問の一つも覚えますが、何もこれは奈良県ばかりの話ではなく、全国的に地方議会の選挙は盛り上がりがさっぱりだそうで、立候補者が定数と同じで無投票で議員が決まるような事が頻繁に起こっているそうです。議員のなり手がいないと言うことらしく、その理由として、議員になる魅力がなくなったというようなことがあるそうです。ならばいっそ、県議会議員は選挙するのを辞めて、ランダムに抽選で県民から何人か選んではどうかと思います。毎週土曜日とか決めて議会を開いて、自治会の役員みたいに一年なら一年期間限定で決めてもよいでしょうし、もっとランダムにしても良いかもしれません。裁判員になるよりよほど地域のためにもなるでしょうし、地方自治は地域住民の政治や自治への積極的な関与によって成り立つものだそうですから、大阪市長がのたまうような都構想のような大きなことを考えるよりも、意義深いものになるかもしれません。
 昨今は政治家の質が云々される事が多いようにも感じますが、なにより裾野を大きくして、なにはともあれ政治家を経験するヒトを増やさないと良い人材も育たない事でしょう。こんなに盛り上がりに欠けるつまらない選挙に無駄な経費を費やすくらいなら、そういう住民参加の議会にして知事とか市町村長だけ選挙すればよいのではなかろうか、と私などは思います。

コメント
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