かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

原因不明、発症24時間で致死率8割超という恐怖の病気?がアフリカで出現したそうです。

2015-04-19 22:11:56 | Weblog
 今日から明日までずっと雨、と言う予報だったように思いましたが、どうやら時間が少しズレたようで、明日は早朝から夜まで、時に激しい降り方もする雨の一日になるようです。既に九州では強めの雨が降り、中国四国でもぱらつき出しているようなので、この最新の予報はまず外れることは無いでしょう。明日の通勤はとにかく雨を想定した足回りを考える必要がありそうです。

 さて、アフリカ西部の国、ナイジェリアのオンド州オデイレレという南部の町で、発症から24時間以内に8割、23人中18人が死んでしまうという「謎の病気」が出現したのだそうです。原因は不明で、今のところ、何らかの細菌やウイルスのたぐいは確認されていないとのことです。
 症状は、「視界が突然ぼやけ、頭痛があり、意識を失う」という物で、別の報道では、「体重減少」という、発症から24時間で起こるにしてはいささか理解に苦しむ症状も上がっていました。体重減少を除けば、まるで火山性ガスとかサリンなどの毒物による急性中毒のようにも感じますが、ひょっとしたら何か今まで潜在的だった何らかのアレルギーが劇症化して人々をなぎ倒しているような感じも受けます。もちろん未知の細菌やウイルスの可能性も否定はできないわけですし、菌だとしても例えば異例の雨続きで麦などにカビが生え、そのカビが生み出す強烈なカビ毒に当たったとか言うような話だったり、梅みたいに、未熟な状態では毒物を有する果実などを、飢饉に見舞われてちゃんと処理すること無く食べてしまった、というような中毒事件なのかもしれません。いずれにしても「原因不明」と言うのが一番恐ろしいわけで、ナイジェリア当局やWHOには、早期の原因究明とできれば対処法の確立に頑張ってもらいたいところです。
 それにしても、人類発祥の地は、様々な恐ろしい病気が生まれる土地でもあるようです。医師の数や衛生・栄養状態など不利な点も多々あるのでしょうが、それだけなら、例えば南米とか中国・インドなどでもありそうなものです。アフリカはそれらの地域よりも更に厳しい環境なのかもしれませんが、もし他に、もっと根本的に、例えば病原体が進化しやすい原因とか、何か理由があるのだとしたら、早くそれも突き止めてアフリカ発の人類の脅威を未然に防ぐ手立てを、研究者には考えてもらいたいです。


 
コメント
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