かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奇抜さで思想や政治信条は語れないでしょうが、今の選挙は基本語りにくいばかりですし。

2015-04-21 21:30:46 | Weblog
 今日は晴れるかと思い、朝からサボテンに水をやって出勤しましたら、夕方まで寒々とした曇り空で、最後にちらっとだけお日様が顔を出しました。うちの温室は午後早い時間に日が陰ってしまう立地なので、今日は全く日を浴びることは無かったでしょう。朝水をやる前に、曇り空を見て、「明日の朝に延期しようか・・・」とちらっと考えたのですが、明日朝は用事があって早く出なければならなかったこともあり、今はこの空模様だけれどきっと晴れてくるだろう、と希望的観測をして、水をたっぷりやってしまいました。3月と違って翌朝寒波でサボテンが凍りつく、なんてことはさすがに無いでしょうが、あまり長時間湿った状態が続くと弱いのは根腐れするかも知れません。明日からはしっかり晴れてくれそうなのですが、これから数日は、サボテンの様子がおかしくならないか、気を付けて観察する必要があるでしょう。

 さて、統一地方選挙、隣の大和高田市では市議会議員選挙がたけなわで、たまたま通りかかったほんの数分のうちに、そう間を置かず何台も選挙カーが対向車に現れました。見るからに醜悪な格好でただただウルサイだけの迷惑モノだと私などは感じるのですが、一方でたしかにいま選挙期間なんだな、と巷で感じさせるような効果はひょっとしたらあるのかもしれません。そういえば県議会議員選挙の時は、共産党の車だけ実にはっきりそれと認識できた他は、全くいるのかいないのか判らないような有り様でした。ひょっとしてあの天気で投票率が伸びなかったのは、そういう「選挙気分」を盛り上げる要素が足りなかったからなのではなかろうか、などと思ってしまいました。個人的にはあんなものは全廃して、静かな選挙できっちり盛り上げて欲しいのですが、中々そんな理想通りには行かないものなのかもしれません。
 しかし、千代田区のように選挙ポスターで全裸を晒すというのもいかがなものかとは思います。判で押したようにスーツ姿のバストアップでちょっと斜に構えて笑顔の候補者、という写真ばかりというのもいい加減どうにかしたらとは思いますが、選挙で芸人の様にインパクト狙いをするのはちょっと違うのではないかと思うのです。まあ賛否両論を巻き起こし、選挙を盛り上げるという意味では確かに役立っている様子ですし、所詮地方選挙など目立ってなんぼ、という世界なのでしょうからその事自体をどうこうあげつらう気もあまり無いのですが、でもこれって一種の衆愚政治なんじゃないの? という思いは拭いきれません。それに、今回こそ一人しかいませんでしたからそれなりのインパクトはあったでしょうが、もし仮に、次の時に10人もそんなのが出たらもう特別目立つものでもなくなるでしょうし(選挙区は全国から注目されるでしょうが)、もはやそれは議員の選挙と呼べないものになるんじゃないかと思わざるをえません。現状のただ名前を連呼するしかしない選挙カーに代表されるような「衆愚政治」のあり方に対する痛烈な皮肉と思えば痛快なところもありますが、この際これを気にもう少しまじめに選挙の有り様について検討をすべきなのではなかろうかと思わされました。

コメント
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