かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

一流ホテルのレストランでも起きうるのですから、食中毒というのは本当に恐ろしいものです。

2015-04-24 22:50:00 | Weblog
 この間まで、雨ばかりでいつになったら春らしくなるのか、と思っていたら、ここに来て連日暑いくらいの上天気が続き、空模様の気まぐれな激変ぶりに泡を食っています。とりあえず体調を崩さないように気を配るのが精一杯で、3月から悩まされ続けの喉の調子も、まだ少し咳が残り、完調したとは言いがたい状況です。どうやらこれからしばらくはこの季節らしい天気が続くようなので、なんとかその間におかしくなった身体を完璧に常態に復しておきたいです。

 さて、東京のホテルニューオータニのレストランで食中毒が発生、14人が症状を訴える事故があり、そのレストランは5日間の営業停止処分となったとのことです。当たったヒトはいずれも軽症だそうですが、あんな一流どころなら衛生管理は多分それなりにしっかりしているだろうと思うのですが、それでも防げないのですから、食中毒というのは全く侮れないものがあります。病原体についてはまだ公表されていませんが、例えば従業員が持ち込んだとして、何らかの自覚症状があれば過失を問えそうですが、厄介なのは病原体を保持していても症状が出ない場合もあり、そうなると事前に病原体の侵入を防ぐのはまず不可能になります。もちろん食材経由の場合も、よほど最初から傷んでいるのが判るようなものならいざしらず、ノロウイルスのようにごく微量で病原性を発揮するものだったりしたら、事前にそれを見分けるなどできるはずがありません。結局、調理場を出来るだけ綺麗に保ち、新鮮な食材をきっちり扱って火をしっかり通し、極力早く客に提供する、という以外に取りうる方法は無く、それでも100%の安全は保証されないのですから、恐ろしい話です。
 病原菌的に安全でも、寿司や刺身のような生魚なら寄生虫の危険性が必ず存在しますし、こちらとしてはある程度覚悟の上で当たりを引かないように祈りつつ日々過ごし、万一の際にも軽症で済むか、重症化しても生き残れるように、日頃から体調を整え、体力をつけておくしか無いでしょうね。

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