かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

世の中不安の種が次々芽吹き始めていますが、台湾総統選の結果も、そんな種の一つになるんでしょうか?

2016-01-16 22:22:04 | Weblog
 このところの朝の連日氷点下記録もようやく少しは慣れてきたのか、以前ほど寒くて寝ることもできない、というような事も無くなってきたようです。ただ、明日夜の雨以降はこの冬一番の強烈な寒気が南下してくるそうで、それが少なくとも再来週まで続く見込みなのだとか。そんなわけで、今日はそろそろ在庫が寂しくなってきた灯油を追加するために、いつも行くガソリンスタンドへ行ってきました。これで当面自宅では暖房燃料に困ることは無くなりましたが、2月は早々に北陸方面へ仕事に行かなければなりませんし、中旬には関東方面への出張も控えていますので、この寒波には、1月中に終了して小休止でもしてもらえると助かります。それが無理でも、いつぞやの大寒波の大雪で北陸本線がストップするなんて事のないようにだけはしてもらいたいものです。

 さて、台湾総統選挙、ほぼ下馬評通り野党民進党の蔡英文候補がほぼダブルスコアで与党朱立倫氏を破り、台湾史上初の女性首長による新時代が幕を開ける事になったようです。民進党は伝統的に対中独立路線で、蔡新総統は、対中政策については「現状維持」を掲げているそうですが、これまでの国民党政権による融和政策が見直されることになるのは必至、という観測が当然視されているようです。中国のいつ政情不安に結びつくか判らない経済減速や、中東の不安定化、相変わらず跳梁跋扈するISによるテロ、北朝鮮の原水爆実験など、あちこちに火種やボヤが見られる中、台湾海峡まで緊張が高まるとなると、シーレーンの安定確保こそ命脈たる我が国としては、あまり嬉しくない未来ばかりが見えそうです。そのためにも、我が国の存立と我々の生活のために、政府には国防外交に不断の努力をお願いしたいところですが、巷では外交の主役たる組織が「害」務省などと揶揄される有りさまではなんとも心もとなくも感じられます。一朝一夕に改革などできるはずもありませんが、中央省庁が「売国奴」呼ばわりされるような組織にはならないように、努力をしてもらいたいです。
 
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