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さて、世の中奇妙と思えるものがあるもので、東京・原宿に、立ったまま寝られる仮眠ボックスを設置したカフェができたのだそうな。ネスレ日本が経営する「ネスカフェ原宿」というお店で、期間限定で9月17日までだそうですが、利用料金はコーヒー一杯と仮眠体験30分で825円というお値段。利用する立ち寝ボックスは「giraffenap(ジラフナップ)」という装置で、オフィス用品などの会社株式会社イトーキが所有する特許を、広葉樹合板がライセンス契約して利用・開発したもの。頭、尻、すね、足裏の4箇所のみを固定して支えると、脱力しても倒れず立ったまま寝られるのだそうです。対応身長は2mまで、体重は100kgまで、コーヒーを飲んでカフェインを取り込み、立ち仮眠して20分ほどで起きるとスッキリするのだとか。その効果も大学で検証されており、軽く寝息を立てる程度の睡眠状態を示す「睡眠段階2」に到達することができ、脳のリフレッシュ効果が期待できるとのこと。更に昼寝で横になると睡眠が深すぎて返って起きたあとぼうっとしたり夜の睡眠に支障が出たりしかねませんが、立ち寝ならその心配もないといいます。まさに理想のお昼寝グッズですね。原宿でのお披露目のあとは販売も予定されており、森の中をイメージした「FOREST」と近未来をイメージした「SPACIA」の2タイプを用意して、12月末から来年1月に約300万円で発売する予定なのだそうな。立ち寝で睡眠なんてどこぞのタンクベッドみたいだと思ったりしたのですが、本当にうたた寝以上の睡眠ができるなら夢見にも良さそうですし一度試したみたいかも、と思いました。できれば東京だけじゃなくて関西圏でも何処かでお披露目して欲しいですね。