かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

昔から在来線は大概弱かったですが、今や新幹線も大雨には弱い乗り物と化した、というより雨が異常に強くなったのか。

2023-08-17 19:14:41 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は25.8℃、昼の最高気温は33℃、五條市の今朝の最低気温は24.3℃、昼の最高気温は32℃でした。台風7号が北海道の東側でまだ頑張っているせいで四国中東部が大雨になっているそうなのですが、その影響でこちらは雲が多く日差しが閉ざされ、気温が低めになりました。まあ32とか33℃とか普通に暑いのですが、36℃とか37℃とか連日続いていたせいか感覚が麻痺している感じです。そういえば今日の夕方、今年初めてツクツクボウシの鳴き声に気が付きました。この蝉が鳴き出すと夏もピークを越え僅かですが秋に向けて季節が動き始めます。日も確かに短くなってきていますし、気象庁の一ヶ月予報でも9月半ば過ぎまで日本列島はこぞってとにかく暑いらしいですが、それでも少しづつは気温も下がってくることでしょう。それに期待して、真っ赤から臙脂色に染められた気象庁発表の地図は忘れておきたいと思います。

 さて、この台風で東海道・山陽新幹線が止まり、帰省ラッシュに大きな影響を及ぼしたとしてニュースになっていましたが、新幹線ってこんなに雨に弱いものだったか? と疑問に感じていました。何となれば昔々青春18切符を使って在来線で東京まで出向く際に途中大雨に遭い在来線が動かなくなったときも新幹線だけは動いていて背に腹は代えられず途中から新幹線に乗った記憶があるからです。2回ほど記憶があるうちの1回は比較的新しい長野新幹線だったのでまあ理解できるとして、後一回は間違いなく東海道線でしたから、今回の運休・ダイヤの乱れには随分と違和感を覚えました。ただ、よくよく考えてみるに昔々は夕立はあったにせよ今日のようなゲリラ豪雨なんて言うものはなく、雨の降り方が比較的穏やかで遥かに古い在来線は止めざるを得なくても新幹線はまだ走ることができた、ということなのかもしれません。特に今回は台風が紀伊半島を直撃しましたし、その後も今日の天気のようにいつまでも大雨が続いたり局地的にとんでもない雨が降ったりしましたから、新幹線といえども運転を控えるのはやむを得ないということなのでしょう。ここで区間のほとんどがトンネルというリニア新幹線が一部でも開通していれば随分と違ったでしょうが、静岡県知事の無茶苦茶なゴリ押しでリニアの目処は当分立たないみたいですし、今後ゲリラ豪雨は増えることはあっても減ることはまず無いでしょうから、特に夏の移動の際は天候に気をつけつつ十分な余裕を持っておくなどを心がけるより無いでしょう。それにしても、せめて名古屋まで繋がったら乗りたいと思っていたリニアも、この分では寿命のあるうちに開通することを期待するのは難しくなってきたような気がします。もし乗れなかったら静岡県知事とこんな知事を選んだ静岡県民を恨み、呪いの一つも置いて逝くことになるんじゃないか、と半ば本気で考えてしまいます。早く解決して一日も早い開業を祈願したいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする