奈良市の今朝の最低気温は25.6℃、昼の最高気温は27.3℃、五條市の今朝の最低気温は24.6℃、昼の最高気温は26.7℃でした。今日は昨日からの雨と風がやや強く、昼ごろまではそれなりに台風っぽい天気でした。出勤の時は道路に少しばかり大ぶりの枝が折れて転がっていたり、そこそこ大きめの竹が曲がって道路の方に倒れてきていたりとこの後の最接近時にはどうなることやらと心配させるような有様でしたが、結局風の方は奈良市アメダスで7:29に瞬間最大風速28.7m、五條市で朝5:45に16mの風が吹き荒れたものの、40m、50mと言った過去の台風直撃時に観測した猛烈極まる風は無く、雨も断続的にそれなりに強く降りましたが、川が氾濫したり山が崩れたりするほど無茶な降り方はありませんでした。総じて特段大きな問題もなく終わったという、昨日までの心配からしたら僥倖と言って良い終わり方をしました。ただ、昨夜は一晩中雨や風の音がこうるさく安眠を妨害しました。そのためか久しぶりに記憶に残る夢を観ましたので、それを記録しておきましょう。
仕事(何かの研究会?)でとある地方都市に来ています。今いるのはその地方都市のとある私鉄の駅です。認識としてはどうも名古屋の名鉄っぽいですが、切符売り場や改札などは田舎のやや小さめの駅のようです。ただ、地方のターミナル駅らしく、ホームは本数が多くてなかなか大きなものがあります。目的地はこの駅から電車で移動した先にあります。そこで私は、まず切符を購入しようと3つほどある自動券売機の前に立ちました。券売機の上には路線図と目的の駅ごとの金額が掲示されています。ところが、それを見ても何処まで行けばいいのかわかりません。研究会のお知らせのプリントがあるはずなのでショルダーバッグを探してみましたが、折り畳まれた観光マップとかはでてくるのに肝心の印刷物がありません。どうしたものかと途方に暮れましたが、周りに多分同じ研究会の参加者と思しき背広姿の若い人が数人屯していて、やはり行き先を確認するためかちょっとした冊子状に束ねられたプリントを取り出していたので、聞き耳を立てさり気なく覗いてみました。それでも結局わからなかったのですが、続けて隣りにある有人の切符売り場窓口に行きました。昔ながらのガラスかプラスチックの透明な窓に円状に小さな穴がいくつも開いて会話ができるようになっているものです。そこに、ヤクルトの栄養ドリンク(タフマン?)の小さめのポスターが貼ってありました。窓口のお姉さんに尋ねると、脇にあるおもちゃの自動券売機のようなちゃちな小銭入れを指し示されたので、それに付いているスリットの硬貨投入口に小銭を選んで入れてみました。金額は141円で、百円玉1枚、十円玉4枚、1円玉1枚を小銭入れから出して一枚づつ投入します。それが済んでから、左手の改札口近くにある箱ごとおいてあったドリンクを一本取りました。瓶の大きさはリポビタンDとかの栄養ドリンクより少々小さいいかにもな入れ物です。その箱の横には同系列の少し違う商品のポスターが掲示されていて、実は私はこっちを買うつもりだったのでは? と思いましたが、面倒なのでそのまま目の前にある商品を手にとりました。
いつの間にか切符は購入していて、懐かしい昔の硬券をを手にしていました。次は電車に乗らないと、と思いましたが、どの電車に乗るべきなのかよくわかりません。近い時間に38分発の急行があるのでそれに乗らないと間に合わないようなのですが、何処のホームから出発するのかわからないのです。この駅は何故か地下ホームと2階ホームがあり、地下は近郊の各駅停車、2階が急行などの発着ホームらしいです。出発時間まであと数分しか無いのに、私は何故か最初に下に行き、違うっぽいと気づいて上に向かいました。それなりに混雑しているエスカレーターを、他の人達とともにかなり慌てて駆け上がります。そのおかげか息が切れて苦しいですがなんとか2階ホームに辿り着きました。ところが無常にも、急行と書かれた白く丸いプレートを掲げた電車が既に発車して液を離れていくところでした。オレンジと緑の配色の昔のJR車両のような電車を、私同様慌てて駆け上がってきた人達とともに、見送りました。ただ、よく考えてみるとその急行が私が乗りたかった方面へ行く急行だったのかもわからない事に気が付きました。頭上の案内板を見ても途中までの駅は書いてあるのですが私の目的の駅は更にその先なのか書いておらず、結局は良く判らずじまいでした。
なんとも苦しくて徒労感のある夢でした。電車に乗りそこねる夢は体調不良をはじめとして色々凶運を運んできそうな夢らしいですが、ちょうど8月も半ばを迎えたところですし、時期的には夏バテして寝込むかもしれないような頃合いです。特に今年は暑さにあえいでいますし、いつも以上に気をつけて、無理をしないように過ごさねば、と意を新たにしました。