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さて、ガソリンの値上がりが過去最高値に迫っているそうです。そのニュースを見て、過去にこれほど高い時があったっけ? と首を傾げていたのですが、読み進めてみるとどうも2008年夏に1L185円になる史上最高値の記録があるのだそうな。そんな時があっただろうか? とブログを見返してみましたが、2007年12月にガソリンが150円突破、これは近いうちに200円とかもあるかも? 何てことを書いていましたが、肝心の夏には特にガソリンが高い、何ていうようなことは書いていません。かわりに、暫定税率が失効して25円安くなったことや、国民の大反対を押し切って暫定税率を復活させてしまったことなどが書いてありました。そういえばそんなこともありましたね、という位の記憶しか残っていませんが、当時の足はリッター40キロ近く走るバイクでしたし、1回の給油で最大9L位でしたから、あまりガソリンの価格には頓着しなかったのかもしれません。その後今も乗っている軽自動車に乗り換えて一回の給油で20L位入れるようになりましたから、今なら25円はそれなりに大きな意味のある金額となるでしょう。ガソリン価格抑制のためにこれまでに4兆円も投じている補助金が9月に切れるそうですが、そうなったら今度こそ200円超えもあるかもしれないとのこと。フランス観光出張やブライダル補助金などの頓珍漢な話も加わり、一段と支持率を失いつつある岸田政権ですが、ここへ来ての燃料費の高騰はひょっとしたら命取りになるかもしれないですね。15年前にも同じくらいの金額になっていたのを乗り越えラ得たから大丈夫とでも思っているんでしょうか? 支持率を上げたいなら補助金延長なんていうわかりにくいことを議論するより、一声減税するのが一番手っ取り早く効果的でしょう。補助金は4兆円突っ込んで1兆円無駄遣いしたそうですが、減税なら無駄遣いも生じませんし、効果が一目瞭然で誰にでもわかりやすい。史上最高の税収との話がある中でなぜそれをしないのか正直理解に苦しみます。