奈良市の今朝の最低気温は11.2℃、昼の最高気温は16.1℃、五條市の今朝の最低気温は10.1℃、昼の最高気温は114.1℃でした。今日は未明から雨が降ってきました。たまたま午前3時に目が醒めてトイレに立ったのですが、そのときは盛大に雨音が外から響いてきていました。その雨は夜が明けても止まず、9時を回ったくらいからようやく止んで、その後時折パラパラと降る時間がありましたが、昼にはすっかり上がって青空も見えていました。それが夕方17時前から再び降り始め、その後は降ったり止んだりが続いています。明日も午前中を中心に雨模様の天気のようで、しかも明日の最高気温は奈良市の予想が9℃とついに10℃を割り込むという、寒波が来てないときの1,2月の気温相当とあって、明日は冷たくて寒い一日になりそうです。
さて、ネットニュースを見てましたら、高速道路での逆走が、全国で2日に1回以上発生していると書いてありました。しかもネクスコ中日本のヒトによると、逆走しているヒトの3割は逆走していることに気づいていないとのこと。映像でも高速出口から逆侵入してきた車がそのまま片道3車線の高速道路を逆走し、トラックと正面衝突する事故を起こしたとありました。逆走車の7割は65歳以上の高齢者ドライバーともありますが、中には運転が仕事のトラックが逆走している事例もあるとのことです。いくら全国津々浦々に高速道路網が伸び、総延長1万キロ超の長さを誇ると言っても、それで年間200回近く逆走が起きるというのは、いくらなんでも問題がありすぎるのではないでしょうか? 例えば出口から高速道路に逆侵入できてしまうなど、そもそも致命的な構造的欠陥があるのではないかという気がします。自分が逆走していると気づかないというのも大問題ですが、気づきながら逆走しているヒトも居るという風に解釈できる話の内容なのがまた新たなショックを与えてくれます。誤って侵入してしまって戻ることも出来ずに、にっちもさっちも行かなくなって結局そのまま逆走することを決断するなど本来あっていいはずがありませんが、逆走で侵入される可能性がかくも明瞭にありながらその対策がなされていないというのはさすがに高速道路会社の不備ではないかと思うのです。これまで色々なことが若い健常者を基準に決められてきましたが、今や高齢者のほうが圧倒的に多い時代になった以上、その高齢者に準じた設計で作られないといけない時代に入ったのでしょう。自動運転が実現すればそのような心配も激減するでしょうが、それまでのつなぎとしてまずは逆からの侵入を阻止する仕組みを早急に考えて配備すべきでしょう。さすがに侵入しなければ逆走もないでしょうから。