かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

池田大作氏逝去の報は特に関心はなかったのですが、岸田首相の弔問には驚かされました。

2023-11-21 20:03:58 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3.5℃、昼の最高気温は16.9℃、五條市の今朝の最低気温は0.9℃、昼の最高気温は16.5℃でした。今朝の冷え込みはこれまでに増して強烈でした。車のフロントガラスはすっかり曇ってしまいましたし、出会うカーブミラーも軒並み凍りついていました。11月後半としてはさほど珍しくない現象ではありますが、今年はとにかく暖かかったために唐突な感じが拭えないという、困った年になっています。その分昼間は絶好の晴天に恵まれ気温も一気に上がりました。それでも昨日より数字的には低めなのですが、遮るもののない快晴の青空から降り注ぐこの季節としては強めな陽光のために、日向では気温以上にポカポカとした陽気で朝の厳重に固めた防寒具がじゃまになってしょうがない日中になりました。明日明後日と更に上天気が続いて気温も季節外れな暖かさまで上がってくるようです。一体いつ「冬」になるんでしょうね?

 さて、創価学会の池田大作名誉会長が逝去、享年95歳、との報道に、個人的な感想としては「まだ生きていたの?」という疑問が一番大きくてそれ以上のものは特に浮かばなかったのですが、岸田首相が弔問に創価学会本部を訪れたという報道には、驚かされました。第一感は「そこまで追い詰められているのか」、第2感は「まだ諦めない執念」や「なりふり構わなくなったな」という捨て身感で、そんなに逆境敗勢を意識されているのならもっと国民受けする政策を打ち出せばいいようにも思うのですが、減税がほとんど受けなかったために、何をしても駄目、と絶望感を募らせてしまわれたのかも知れません。それはそれで政治家としてはどうなの? という気も致しますが、このままで今後支持率が回復することはまずありえないでしょうし、最強の集票マシン創価学会に改めて頼りたくなるのもしょうがないかもしれません。
 それにしても、消費税減税やガソリンのトリガー条項発動を決断されていれば結構容易に支持率回復したんじゃないかと思うのです。それをやらずに支持離れも辞さずとしたのは、経団連会長がのたまうように首相として安易な大衆迎合をせずに必要な施策を選んで頑張っていると観る向きもあるのでしょう。でも、補助金に投じた税金があればトリガー条項は余裕で発動できたでしょうし無駄になった税金も節約できたはずですし、消費税減税は、一発限りの給付金よりも、より直截的に低所得者層にも恩恵を実感させることができたでしょう。それを選ばなかった(選べなかった?)時点で岸田首相の賞味期限はついに切れたという感じなのですが、創価学会に頼ることで敗勢挽回できるんでしょうか? 創価学会員の方々の、岸田首相を支持するや否やの意見を聞いてみたいですが、マスコミにその仕事ができるとも思いませんし、結局次の選挙で創価学会の真価が問われることになったりするのかな、と思ったりもします。

コメント
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