奈良市の今朝の最低気温は10.4℃、昼の最高気温は24.2℃、五條市の今朝の最低気温は7.2℃、昼の最高気温は24.2℃でした。今日もよく晴れて暖かくなりました。11月でこんな気温が高かったのはあまり記憶にありませんが、この分ではとてもではないですが紅葉は期待できそうにありません。12月にならないと無理なのか、はたまた今年は紅葉を拝むことなく葉が散ってしまうのか、とにかく気温が下がってこないとどうしようもないので、今はただ見守るだけです。
さて、臨時国会で政府が首相・閣僚らの給与を上げる法案こと「特別職の職員の給与に関する法律」改正案を提出し、国民から非難殺到しているそうです。成立すれば首相は月額6千円、閣僚は4千円アップし、岸田首相はボーナス込みで46万円アップすることになるのだとか。なんでその数字で46万円アップになるのか計算がいまいちよく判らないのですが、それはともかくとして給与アップは間違いないようです。これに対し日本維新の会の政調会長も、経済対策の給付金よりも多い金額をお手盛りアップするなんて国民の理解は得られないと批判されているそうですが、まあ確かにこの不景気と給料が上がらない中、理解するのは難しい気も致します。とはいえ、元々首相の月給は200万円越えてたと思いますし、それでも他国の元首と比べると随分低い方だという話も聞いた気がします。それからしたら、わずか月6千円程度のアップ位認めるのもやぶさかではない気もします。堀江貴文氏がXで 「首相の報酬がこの程度なので、官僚の給与は上がらないわけで、民間企業で高額報酬もらってる優秀な奴が政府にこないのでやばいってことがアホには理解できないんだろうな」と述べているように、首相だって公務員ですから、公務員たる官僚の給料を上げるなら、首相の給料も上がっても不思議ではありません。それでも若手に厚くして年寄ほど引き上げ額を下げたりもして傾斜配分はされているはずなので、トップの首相が6千円程度の少額アップにとどまっているとも言えるんじゃないでしょうか。かつては花形だった霞が関官僚の就職事情が今やあまりのブラックぶりと低評価・低収入が嫌われて優秀な人ほど選ばなくなっているようにも聞きます。行政改革の名のもとに公務員をいじめすぎたということなのではないかとも思いますが、財務省の残念ぶりをみても、相当この国の官僚機構は弱体化していると言わざるを得ず、本当に優秀な人材を政府・行政に集めないとどうしようもない未来しか待ってない気がします。