奈良市の今朝の最低気温は3.8℃、昼の最高気温は14.4℃、五條市の今朝の最低気温は0.4℃、昼の最高気温は13.2℃でした。今朝は通勤途上で真正面からくる朝日に目が眩むほどお日様が輝いていましたが、程なく雲がワラワラと現れて空を覆い、日中はひんやりとした空気に包まれたくもり空の一日でした。ただ、分厚い雲になってきてこれはまた降るのかと思いきや、昨日と違い結局雨は降らずに済みました。明日もどうやらあまりはっきりしない天気のようです。雨が降らないことを祈るばかりです。
さて、日本テレビの中国地方の系列局「日本海テレビ」の経営戦略局長という幹部職員が「24時間テレビ」の寄付金など264万円と、会社の売掛金853万円を着服、そのお金をパチスロや飲み代に使っていました。朝の通勤途中ラジオで聞いた話によると、税務署の調査で不正が発覚するのを恐れ、罪の軽減を狙って自分から会社に横領の件を自白した上で横領した全額の変換を申し出たそうですが、会社側は即日懲戒免職に処したとのことです。寄付金は一旦会社に持ち帰った後振込手続きを取るのを悪用し、振込前にお金を抜き取っていたそうですが、会社の売掛金も同じように抜き取っていたんでしょうか? 何れにせよ、単なる金銭横領という話では済まないのが24時間テレビの寄付金というもので、いずれ発覚することは避けられないのに、局の幹部職員が庶民の浄財に手を付けて遊興に浪費してしまったというのがなんとも救いようのない話です。24時間テレビで集められたのは44年間で400億円を超えるそうですが、こうなってみると他に同じような「中ヌキ」は発生していないのかが気になるところです。このとんでもないおっさんが一人トチ狂っただけというのならまだしもですが、24時間テレビの偽善性は以前から話題になっていますし、そもそもテレビ業界そのものが以前と比べその倫理観や正当性に疑念を持たれる事が多くなっており、他にもやっているに違いないという決めつけが発生するのも致し方ないところかもとは思います。つまり、もはや一地方テレビ局の問題では片付けられず、日本テレビ本局、更にはテレビ業界全体へ飛び火して、燎原の炎と化して業界を焼き払う羽目にならないとも限りません。一罰百戒で身を律するよう望みたいものですが、相変わらずNHKも不祥事が相次いでいますし、なかなか難しい問題かもしれません。